A&Vフェスタで『camomile Best Audio』を藤田恵美さんが語る、歌う！

2月23日〜25日に開催されるA&Vフェスタにて、音元出版・季刊オーディオアクセサリー、analog編集部が企画する24日のセミナーに、歌手の藤田恵美さんが出演する。

藤田恵美さんは、元ル・クプルのボーカリスト。「ひだまりの詩」で180万枚のヒットを記録したことで日本では馴染み深いが、近年、香港や台湾などアジアのオーディオファンから大きな人気を集め、「アジアのHifiクィーン」と呼ばれている。

昨年10月に発売したSACD/CDハイブリッド盤『カモミール・ベスト・オーディオ』が、Amazonトップセラーチャート1位を記録するなど日本でも大きなヒットを記録しており、日本のオーディオファンにも人気が高まっている恵美さん。今回、A&Vフェスタでセミナーではそんな恵美さんのミニライブとともに、『カモミール・ベスト・オーディオ』のデモンストレーションが行われることになっている。

このSACDは、恵美さんのCD『カモミール・クラシックス』を聴いてその声に惚れ込んだ金井隆氏が、一オーディオファンの視点から「音にこだわったSACDにしよう」と声を上げ、氏が中心となってCD『カモミール』3部作を元の24トラック音源まで遡って入念にリミックスして作り上げたものだ。SACDマルチと2ch、さらにCD層にも収められたハイブリッド盤だが、最大の魅力はその音の良さと、マルチchでの「新立体音コンセプト」である。ポピュラー音楽では前例のない、高い位置からも音が聴こえ、独特の音世界が広がる。

セミナーでは、藤田恵美さんご本人の他、このSACDのサウンドクオリティアドバイザーである金井隆氏と、本プロジェクトのきっかけを作ったオーディオ評論家の林正儀氏を迎えてSACDのデモを交えてのトークショーを行う。そして最後に恵美さんが、ギターとのデュオで歌を披露するという内容。

100名以上のリスナーが集まる大会場で行われるため、狙いどおりの「新立体音」を体験できるかは条件のよい席に座れるかによると思われるが、画期的な音楽ソフトがオーディオ業界からのアプローチで制作されている様子を肌で感じ取っていただきたい。また、恵美さんご本人によるトークと生ライブは何よりの聴きどころとなろう。

24日当日、整理券は10時30分からセミナー会場前で配られ、11時15分に開場、11時30分よりセミナーがスタートする。

会場前にてCDの販売も行うが、会場でCDを購入された方は、セミナー終了後、サイン会に参加できる（先着順／レシートをご持参ください）。

今注目を浴びているアーティストの生の声を聴けるこのチャンスに、興味のある方はぜひ足を運んできてほしい。

（季刊・オーディオアクセサリー編集部）

＜音元出版オーディオアクセサリー、analog編集部によるセミナー＞
■ セミナーの日時：2月24日(日)　11：30〜13：30
■ セミナーの会場：カンファレンスセンター３階「セミナー会場」
■整理券：当日10：30よりセミナー会場前にて配布
■問い合わせ：日本オーディオ協会　TEL:03-3546-1206

＜A&Vフェスタ＞
■会期 ：２００８年２月２３日(土)〜２５日(月) ＜３日間＞
■会場：神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
パシフィコ横浜 (横浜国際平和会議場)・カンファレンスセンター
■問い合わせ：日本オーディオ協会　TEL:03-3546-1206