公開日 2009/05/22 19:49
<ハイエンド2009春>Sound Fidelityのネットワークオーディオプレーヤー/管球アンプ&スピーカー新製品
高音質音楽配信のデモも出現
本項ではハイエンドショウ2009スプリング会場「Cルーム」に出展されたブースより、注目の製品とデモンストレーションの内容をご紹介する。
■EMT
同社のオーディオブランド、Sound Fidelityのネットワークオーディオプレーヤーを出展、デモを行っている。プレーヤーは既発売の「Model-1」、並びにプロトタイプの「Model-2」が紹介されている。
同社のネットワークオーディオプレーヤーは、本体にDVD/CDからのデータリッピングが可能なドライブとソフト、並びにストレージを内蔵しており、筐体にもアルミフレームや制振対策を施しピュア・オーディオグレードを訴求している。
プロトタイプの「Model-2」は本会場でも音出しが行われており、発売時期や価格については「近く正式なアナウンスを予定している」(展示説明員)とのことであるが、既に高い仕上がり具合を感じさせる製品となっていた。Model-1ではストレージにHDDが採用されていたが、Model-2は計192GBのSSDをストレージに採用。ゼロスピンドル&ファンレス設計とし、完全無音化を実現している。
CDのリッピングは同社独自開発のアプリケーション「SDAPコントロール」で高精度に行える。本体にも徹底したノイズ・振動対策が施されており、ピュアな再生が楽しめるという。本体にはLAN端子を搭載し、高音質音楽配信のデータを本機で直接ダウンロードして、保存・管理・再生することも可能だ。本体サイズは440W×96H×350Dmmと、Model-1よりも薄型スリム化を実現している。
今回のイベントでは、「CDリッピングデータによる再生」をはじめ、「LPレコードから録音した192kHz/24bitのデジタルデータ化音源」の再生、ならびにReference Recordings社の高音質音源やクリプトンが6月より開始する予定の「KRIPTON HQM(High Quality Music)データ配信サービス」(関連ニュース)の96kHz/24bitソースの再生、さらに「ベルリンフィルハーモニー・オンデマンドデジタルコンサートホール」の映像付デモなどを展開し、話題を集めている。
本体にはアナログ&デジタルオーディオ出力を備え、オーディオアンプやDAコンバーターにつないでHiFiオーディオ再生環境で楽しむことができる。また、LAN&USB経由で外部HDDを増設ストレージとしてつなぐことも可能だ。
【問い合わせ先】
イー・エム・ティー
TEL/03-5700-4013
■六本木工学研究所
六本木工学研究所はオリジナルスピーカーシリーズ製品のデモを中心に展開している。「RIT-HE15EX」はseas社の最高級ユニット“EXCELシリーズ”を採用した、容積15リットルのブックシェルフ。マグネシウム素材のドームトゥイーター(T29MF001)、コーンウーファー(W18EX001)を搭載する。エンクロージャーは20mm厚の高密度MDF。クロスオーバーネットワークはコンピューターを使った実測と設計シュミレーションを行い、精度の高い仕上がりとしている。スピーカーターミナルは金メッキ仕様のバイワイヤリング対応。完成品の直販価格はペアで税込213,000円となる。
ミドルクラスの「RIT-HE07EX2」はseas社“EXCELシリーズ”よりソフトドームトゥイーター(T25C002)、マグネシウムコーンウーファー(W15CY001)を搭載した容積7リットルのブックシェルフ。完成品のナチュラルカラーモデルはペアで税込163,000円にて直販されている。エントリーモデルの「RIT-HE07LU」はドイツLPG社のチタンドームトゥイーター(26T)と、米USHER AUDIO社の防磁型ポリプロピレンウーファー(KSW2-5029R)を搭載したブックシェルフ。同社の創業7周年記念モデルとして販売されており、完成品の直販価格はペアで税込39,800円。
【問い合わせ先】
六本木工学研究所
TEL/03-3402-5567
■逸品館
AIRBOWの新製品「DV60/Ultimate」「X05/Ultimate」をメインにSACD/DVD/CDなどディスクメディアによる音の違いをデモで紹介している。店舗で取り扱うHiFiスピーカーを一堂に取り揃えたデモは人気が高い。
もう一つの見所となるプログラムは、AIRBOWのAVプリアンプ「AV8003/Special」を使い、DLNA対応のサーバー内に保存されているWAVロスレスフォーマットや96kHz/24bitの音源を、PCでコントロールして再生するデモとなる。こちらではオーディオクエストのLANケーブル「RJ45-G」と、通常のPCグレードのLANケーブルによる音質の違いにも迫り、高音質音楽配信ソースの魅力にもスポットが当てられている。
【問い合わせ先】
逸品館
TEL/06-6644-9101
■カインラボラトリージャパン
カインラボラトリージャパンのブースにも同社取り扱いブランドの注目機が並ぶ。豊富なラインアップを持つ真空管アンプブランド、オーディオスペースからはプリアンプ「Reference-2S」(523,950円・税込)、CDプレーヤー「CDP-8A」(129,990円・税込)を出展。EATの重量級ターンテーブル「Forte」(1,290,000円・税込/IKEDAアームモデル)や、オーディオスペースのものアンプ「Reference-1 SE」との組み合わせによるサウンドを披露している。
スピーカーは英ロジャースの「LS3/5a BBC Monitor Speaker」を出展。英国放送協会(BBC)にて再度ライセンスを取得し、元来のサウンドに現代の音楽にマッチした特性を加え、広帯域な再生能力を持たせているという復刻版モデルだ。
【問い合わせ先】
カインラボラトリージャパン
TEL/03-5298-7735
■オーディオデザイン
同社の新製品パワーアンプ「PCPW-100」(283,500円・税込)、プリアンプ「DCP-EF105」(34接点アッテネータ&イコライザアンプ付/274,000円・税込)をメインにデモを展開している。
目玉となるパワーアンプ「PCPW-100」は80W×2(8Ω)の最大出力を備えるステレオパワーアンプ。SN比は130dB、入力インピーダンスは47KΩ。入力端子はRCAを採用する。プリアンプとの組み合わせにより奏でられるサウンドは、リアルかつ低域のしまったサウンドを特徴としており、中高域は豊富な情報量を備えているという(展示説明員)。今回のイベントではジャズの音源を中心にデモを行っている。なお、同社ではWebサイトでの直販を中心に販売を展開しており、有償のデモ機貸し出しサービスも行っている。
【問い合わせ先】
オーディオデザイン
TEL/03-5498-0734
■EMT
同社のオーディオブランド、Sound Fidelityのネットワークオーディオプレーヤーを出展、デモを行っている。プレーヤーは既発売の「Model-1」、並びにプロトタイプの「Model-2」が紹介されている。
同社のネットワークオーディオプレーヤーは、本体にDVD/CDからのデータリッピングが可能なドライブとソフト、並びにストレージを内蔵しており、筐体にもアルミフレームや制振対策を施しピュア・オーディオグレードを訴求している。
プロトタイプの「Model-2」は本会場でも音出しが行われており、発売時期や価格については「近く正式なアナウンスを予定している」(展示説明員)とのことであるが、既に高い仕上がり具合を感じさせる製品となっていた。Model-1ではストレージにHDDが採用されていたが、Model-2は計192GBのSSDをストレージに採用。ゼロスピンドル&ファンレス設計とし、完全無音化を実現している。
CDのリッピングは同社独自開発のアプリケーション「SDAPコントロール」で高精度に行える。本体にも徹底したノイズ・振動対策が施されており、ピュアな再生が楽しめるという。本体にはLAN端子を搭載し、高音質音楽配信のデータを本機で直接ダウンロードして、保存・管理・再生することも可能だ。本体サイズは440W×96H×350Dmmと、Model-1よりも薄型スリム化を実現している。
今回のイベントでは、「CDリッピングデータによる再生」をはじめ、「LPレコードから録音した192kHz/24bitのデジタルデータ化音源」の再生、ならびにReference Recordings社の高音質音源やクリプトンが6月より開始する予定の「KRIPTON HQM(High Quality Music)データ配信サービス」(関連ニュース)の96kHz/24bitソースの再生、さらに「ベルリンフィルハーモニー・オンデマンドデジタルコンサートホール」の映像付デモなどを展開し、話題を集めている。
本体にはアナログ&デジタルオーディオ出力を備え、オーディオアンプやDAコンバーターにつないでHiFiオーディオ再生環境で楽しむことができる。また、LAN&USB経由で外部HDDを増設ストレージとしてつなぐことも可能だ。
【問い合わせ先】
イー・エム・ティー
TEL/03-5700-4013
■六本木工学研究所
六本木工学研究所はオリジナルスピーカーシリーズ製品のデモを中心に展開している。「RIT-HE15EX」はseas社の最高級ユニット“EXCELシリーズ”を採用した、容積15リットルのブックシェルフ。マグネシウム素材のドームトゥイーター(T29MF001)、コーンウーファー(W18EX001)を搭載する。エンクロージャーは20mm厚の高密度MDF。クロスオーバーネットワークはコンピューターを使った実測と設計シュミレーションを行い、精度の高い仕上がりとしている。スピーカーターミナルは金メッキ仕様のバイワイヤリング対応。完成品の直販価格はペアで税込213,000円となる。
ミドルクラスの「RIT-HE07EX2」はseas社“EXCELシリーズ”よりソフトドームトゥイーター(T25C002)、マグネシウムコーンウーファー(W15CY001)を搭載した容積7リットルのブックシェルフ。完成品のナチュラルカラーモデルはペアで税込163,000円にて直販されている。エントリーモデルの「RIT-HE07LU」はドイツLPG社のチタンドームトゥイーター(26T)と、米USHER AUDIO社の防磁型ポリプロピレンウーファー(KSW2-5029R)を搭載したブックシェルフ。同社の創業7周年記念モデルとして販売されており、完成品の直販価格はペアで税込39,800円。
【問い合わせ先】
六本木工学研究所
TEL/03-3402-5567
■逸品館
AIRBOWの新製品「DV60/Ultimate」「X05/Ultimate」をメインにSACD/DVD/CDなどディスクメディアによる音の違いをデモで紹介している。店舗で取り扱うHiFiスピーカーを一堂に取り揃えたデモは人気が高い。
もう一つの見所となるプログラムは、AIRBOWのAVプリアンプ「AV8003/Special」を使い、DLNA対応のサーバー内に保存されているWAVロスレスフォーマットや96kHz/24bitの音源を、PCでコントロールして再生するデモとなる。こちらではオーディオクエストのLANケーブル「RJ45-G」と、通常のPCグレードのLANケーブルによる音質の違いにも迫り、高音質音楽配信ソースの魅力にもスポットが当てられている。
【問い合わせ先】
逸品館
TEL/06-6644-9101
■カインラボラトリージャパン
カインラボラトリージャパンのブースにも同社取り扱いブランドの注目機が並ぶ。豊富なラインアップを持つ真空管アンプブランド、オーディオスペースからはプリアンプ「Reference-2S」(523,950円・税込)、CDプレーヤー「CDP-8A」(129,990円・税込)を出展。EATの重量級ターンテーブル「Forte」(1,290,000円・税込/IKEDAアームモデル)や、オーディオスペースのものアンプ「Reference-1 SE」との組み合わせによるサウンドを披露している。
スピーカーは英ロジャースの「LS3/5a BBC Monitor Speaker」を出展。英国放送協会(BBC)にて再度ライセンスを取得し、元来のサウンドに現代の音楽にマッチした特性を加え、広帯域な再生能力を持たせているという復刻版モデルだ。
【問い合わせ先】
カインラボラトリージャパン
TEL/03-5298-7735
■オーディオデザイン
同社の新製品パワーアンプ「PCPW-100」(283,500円・税込)、プリアンプ「DCP-EF105」(34接点アッテネータ&イコライザアンプ付/274,000円・税込)をメインにデモを展開している。
目玉となるパワーアンプ「PCPW-100」は80W×2(8Ω)の最大出力を備えるステレオパワーアンプ。SN比は130dB、入力インピーダンスは47KΩ。入力端子はRCAを採用する。プリアンプとの組み合わせにより奏でられるサウンドは、リアルかつ低域のしまったサウンドを特徴としており、中高域は豊富な情報量を備えているという(展示説明員)。今回のイベントではジャズの音源を中心にデモを行っている。なお、同社ではWebサイトでの直販を中心に販売を展開しており、有償のデモ機貸し出しサービスも行っている。
【問い合わせ先】
オーディオデザイン
TEL/03-5498-0734