公開日 2010/09/09 21:08
パイオニアカーサウンドコンテスト、参加車両の音を今年も聴いた!
一般ユーザーにも話を訊く
9月7日(火)、8日(水)の2日間にわたり行われた第14回パイオニアカーサウンドコンテスト。205台という過去最多のエントリー車が幕張メッセに集まり、カーオーディオの音質を競い合った。
今回のコンテストでは6月に新製品として登場したばかりの、カロッツェリアのプロセッサー「RS-P99X」とパワーアンプ「RS-A99X」を採用して音作りする車両が多かった。過去最多のエントリー車があったのも、この新製品を試して最高の音作りをしようという意図をもって入賞を狙う方が多かったものと思われる。
1日目であった7日はディーラーカー部門の審査(関連ニュース)が、2日目の8日はユーザーカー部門の審査が行われた。一台一台、審査員が課題CD(本年の課題曲はヒラリー・コールとコパチンスカヤ)を再生して審査していったのだが、審査員が聴いた後の車両では、取材陣もその音を聴くことができる。
8日に会場を訪ねると、この日は一般開放もされており、前日に表彰されたディーラーカー部門の上位入賞車両には、その音を体験する列が並んでいた。
記者もその列に並び、ディーラーカー部門カロッツェリアXシステムクラスで優勝したサウンドステーション ガレージショウエイのフィットの音を聴いた。まさにハイエンドオーディオというべき解像度の高い音で、まったく誇張感のない自然な聴こえが印象的である。
他の入賞車両の音にも興味が沸き、ディーラーカー部門カロッツェリアXシステムクラスで8位入賞したサウンドフリークスのトヨタセルシオの音も聴いてみると、こちらは、リスナーに迫ってくるような臨場感のある躍動的な音作りだった。一台一台、音作りが異なるのも、カーオーディオの醍醐味である。
2日目は一般の方も場内に来ていたため、そのおひとりに感想を聞いてみた。お話しいただいたのは、ユーザー部門に出場している荒居裕幸さん(山梨のフィールのお客様)。
「パイオニアのこのコンテストには、自分が作った音の実力を知りたい、という動機でエントリーしてみました。自分は内蔵アンプユニットのDEH-P01にスピーカーを2ウェイで組んだだけの(TS-T10RSとTS-M10RS)たいへんシンプルなシステムですが、これだけの音が鳴るんですよ、という気持ちがあります。
ホームオーディオだったら大きな音を出せないかもしれませんが、カーオーディオは音量に制限なく楽しめますし、自分の音作りを人に聴かせられるところもいいですね。通勤などのちょっとした時間に好きな音で好きな音楽を聴けることはとても贅沢なことです。
パイオニアはカーオーディオにおいてトップにあるメーカーですが、今年は新製品を出しました。最高のレベルにあるメーカーが、これまでの最高の製品の、さらに上をいくものを自社内で作ったということですから、当然、カーオーディオファンは注目しています。パイオニアのカーオーディオ製品は、車の環境に合わせた作り方をしていて、常に技術を追究する姿勢が素晴らしいと感じています」
各カーオーディオの音作りを審査し、評価を与えるこのパイオニアカーサウンドコンテストは、このようなユーザーの声からも非常に有意義なものであることが理解できる。
なお、8日夕方に発表されたユーザー部門の審査結果は次のとおり。上記の荒居さんは、ユーザー部門内蔵アンプシステムクラスで見事9位を獲得しておられた。
■カロッツェリアXシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:サウンドステーション ガレージショウエイ 石川 一也/(車種)ホンダ アコード ツアラー
2位:サウンドステーション アンティフォン 村上 二郎/(車種) フォルクスワーゲン ボーラ
3位:CarAudioProShop エモーション 板井敏美/(車種)スバル レガシィワゴン
4位:BASIS 太田貴志/(車種)トヨタ ハリアー
5位:サウンド フリークス 菊地一也/(車種)BMW 320iツーリング
6位:サウンドステーション AV Kansai 堺 米田清隆/(車種)メルセデスベンツ C63
7位:サウンドステーション ガレージショウエイ 前川修寛/(車種)トヨタ ボクシー
8位:サウンドウェーブ 安藤正法/(車種)スバル レガシー
9位:サウンドステーション アンティフォン 村上二郎/(車種)ニッサン ムラーノ
10位:カーオーディオサポート コルノ 酒井政敏/(車種)ホンダ インテグラ
11位:RISE Audio Visual 勝部剛生/(車種)ニッサン ムラーノ
12位:car artist Ace 古曳正樹/(車種)ホンダ オデッセイ
13位:RISE Audio Visual 原 克佳/(車種)トヨタ ソアラ
14位:カーサウンドショップ シンワ 山本 寿一/(車種)スバル アウトバック
15位:サウンドステーション AV Kansai 神戸 竹上延也/(車種)BMW 530i
16位:サウンドハウスジャパン・コール松本 袖山将史/(車種)ホンダ インスパイア
17位:カーオーディオサポート コルノ 清島彰/(車種)ホンダ ステップワゴン
18位:ウェイブトゥポート 高橋直也/(車種)スバル レガシィ
19位:ポケット 越田剛洋/(車種)トヨタ アルファード
20位:コルトレーン 佐藤昌哉/(車種)トヨタ カローラワゴン
▼カーシアターシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:サウンドエナジー 由浅充崇/(車種)マツダ アテンザワゴン
2位:サウンドステーション QUANTUM 草間好弘/(車種)インフィニティ EX35
3位:サウンドカーペンター 矢野晋一/(車種)トヨタ アレックス
4位:Sound Evolution LOG-ON 石戸良和/(車種)スバル レガシー
5位:サウンドステーション AV Kansai 堺 森本 健/(車種)ダッジ マグナム
■内蔵アンプシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:スーパーオートバックスかわさき 高柳嗣臣/(車種)トヨタ ランドクルーザー
2位:Stecs 建部 裕/(車種)スバル フォレスター
3位:ingraph 鈴木洋介/(車種)トヨタ レクサス IS250
4位:サウンドステーション QUANTUM 我孫子大蔵/(車種)ニッサン スカイライン クーペ
5位:マイスター水野央道/(車種)トヨタ ハリアー
6位:Sound Evolution ZEROBIT 吉岡哲男/(車種)トヨタ ヴィッツ
7位:car artist Ace 川崎祐子/(車種)ホンダ フィット
8位:サウンド フリークス 佐藤宏行/(車種)プジョー 406
9位:フィール 荒居裕幸/(車種)BMW 130
10位:サウンドガレージ浜松 中村尚貴/(車種)マツダ アクセラ スポーツ
今回のコンテストでは6月に新製品として登場したばかりの、カロッツェリアのプロセッサー「RS-P99X」とパワーアンプ「RS-A99X」を採用して音作りする車両が多かった。過去最多のエントリー車があったのも、この新製品を試して最高の音作りをしようという意図をもって入賞を狙う方が多かったものと思われる。
1日目であった7日はディーラーカー部門の審査(関連ニュース)が、2日目の8日はユーザーカー部門の審査が行われた。一台一台、審査員が課題CD(本年の課題曲はヒラリー・コールとコパチンスカヤ)を再生して審査していったのだが、審査員が聴いた後の車両では、取材陣もその音を聴くことができる。
8日に会場を訪ねると、この日は一般開放もされており、前日に表彰されたディーラーカー部門の上位入賞車両には、その音を体験する列が並んでいた。
記者もその列に並び、ディーラーカー部門カロッツェリアXシステムクラスで優勝したサウンドステーション ガレージショウエイのフィットの音を聴いた。まさにハイエンドオーディオというべき解像度の高い音で、まったく誇張感のない自然な聴こえが印象的である。
他の入賞車両の音にも興味が沸き、ディーラーカー部門カロッツェリアXシステムクラスで8位入賞したサウンドフリークスのトヨタセルシオの音も聴いてみると、こちらは、リスナーに迫ってくるような臨場感のある躍動的な音作りだった。一台一台、音作りが異なるのも、カーオーディオの醍醐味である。
2日目は一般の方も場内に来ていたため、そのおひとりに感想を聞いてみた。お話しいただいたのは、ユーザー部門に出場している荒居裕幸さん(山梨のフィールのお客様)。
「パイオニアのこのコンテストには、自分が作った音の実力を知りたい、という動機でエントリーしてみました。自分は内蔵アンプユニットのDEH-P01にスピーカーを2ウェイで組んだだけの(TS-T10RSとTS-M10RS)たいへんシンプルなシステムですが、これだけの音が鳴るんですよ、という気持ちがあります。
ホームオーディオだったら大きな音を出せないかもしれませんが、カーオーディオは音量に制限なく楽しめますし、自分の音作りを人に聴かせられるところもいいですね。通勤などのちょっとした時間に好きな音で好きな音楽を聴けることはとても贅沢なことです。
パイオニアはカーオーディオにおいてトップにあるメーカーですが、今年は新製品を出しました。最高のレベルにあるメーカーが、これまでの最高の製品の、さらに上をいくものを自社内で作ったということですから、当然、カーオーディオファンは注目しています。パイオニアのカーオーディオ製品は、車の環境に合わせた作り方をしていて、常に技術を追究する姿勢が素晴らしいと感じています」
各カーオーディオの音作りを審査し、評価を与えるこのパイオニアカーサウンドコンテストは、このようなユーザーの声からも非常に有意義なものであることが理解できる。
なお、8日夕方に発表されたユーザー部門の審査結果は次のとおり。上記の荒居さんは、ユーザー部門内蔵アンプシステムクラスで見事9位を獲得しておられた。
■カロッツェリアXシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:サウンドステーション ガレージショウエイ 石川 一也/(車種)ホンダ アコード ツアラー
2位:サウンドステーション アンティフォン 村上 二郎/(車種) フォルクスワーゲン ボーラ
3位:CarAudioProShop エモーション 板井敏美/(車種)スバル レガシィワゴン
4位:BASIS 太田貴志/(車種)トヨタ ハリアー
5位:サウンド フリークス 菊地一也/(車種)BMW 320iツーリング
6位:サウンドステーション AV Kansai 堺 米田清隆/(車種)メルセデスベンツ C63
7位:サウンドステーション ガレージショウエイ 前川修寛/(車種)トヨタ ボクシー
8位:サウンドウェーブ 安藤正法/(車種)スバル レガシー
9位:サウンドステーション アンティフォン 村上二郎/(車種)ニッサン ムラーノ
10位:カーオーディオサポート コルノ 酒井政敏/(車種)ホンダ インテグラ
11位:RISE Audio Visual 勝部剛生/(車種)ニッサン ムラーノ
12位:car artist Ace 古曳正樹/(車種)ホンダ オデッセイ
13位:RISE Audio Visual 原 克佳/(車種)トヨタ ソアラ
14位:カーサウンドショップ シンワ 山本 寿一/(車種)スバル アウトバック
15位:サウンドステーション AV Kansai 神戸 竹上延也/(車種)BMW 530i
16位:サウンドハウスジャパン・コール松本 袖山将史/(車種)ホンダ インスパイア
17位:カーオーディオサポート コルノ 清島彰/(車種)ホンダ ステップワゴン
18位:ウェイブトゥポート 高橋直也/(車種)スバル レガシィ
19位:ポケット 越田剛洋/(車種)トヨタ アルファード
20位:コルトレーン 佐藤昌哉/(車種)トヨタ カローラワゴン
▼カーシアターシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:サウンドエナジー 由浅充崇/(車種)マツダ アテンザワゴン
2位:サウンドステーション QUANTUM 草間好弘/(車種)インフィニティ EX35
3位:サウンドカーペンター 矢野晋一/(車種)トヨタ アレックス
4位:Sound Evolution LOG-ON 石戸良和/(車種)スバル レガシー
5位:サウンドステーション AV Kansai 堺 森本 健/(車種)ダッジ マグナム
■内蔵アンプシステムクラス(ユーザーカー部門)
1位:スーパーオートバックスかわさき 高柳嗣臣/(車種)トヨタ ランドクルーザー
2位:Stecs 建部 裕/(車種)スバル フォレスター
3位:ingraph 鈴木洋介/(車種)トヨタ レクサス IS250
4位:サウンドステーション QUANTUM 我孫子大蔵/(車種)ニッサン スカイライン クーペ
5位:マイスター水野央道/(車種)トヨタ ハリアー
6位:Sound Evolution ZEROBIT 吉岡哲男/(車種)トヨタ ヴィッツ
7位:car artist Ace 川崎祐子/(車種)ホンダ フィット
8位:サウンド フリークス 佐藤宏行/(車種)プジョー 406
9位:フィール 荒居裕幸/(車種)BMW 130
10位:サウンドガレージ浜松 中村尚貴/(車種)マツダ アクセラ スポーツ