• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/05/12 19:41

【ヘッドホン祭】パイオニアの新ヘッドホンが先行登場/AKG、旗艦NC機「K495NC」や3ウェイハイブリッド「K3003」

ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭 2012」が本日開催された。本稿ではパイオニアとハーマンインターナショナルのブースをレポートする。

■パイオニア


パイオニアのブース
パイオニアのブースでは、9日に発表されたばかりの新ヘッドホン「SE-MJ591」「SE-MJ751」「SE-MJ721」などを早速試聴することができた。

「SE-MJ591」は6月中旬に発売される密閉ダイナミック型のハイエンドモデル。厚さ35μの「アルミ合金製キャップ」を採用した40mm口径のユニットを搭載し、ユニットのエッジ部には高内部損失素材を使用した特殊フィルムを採用。歪みの少ない中低域再生を図っている。

SE-MJ591

ヘッドバンドのサイドにヘアライン仕上げを施すなど高級感を演出している


持ち運びに便利なキャリングケース付き
出力音圧レベルは108dBで、再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。インピーダンスは32Ω。最大入力は1,000mW。

「SE-MJ751」は5月中旬に発売されるモデルで、低音再生用の40mmユニットと中高域再生用の30mmユニットを組み合わせた2ウェイスピーカーユニットを搭載している。

SE-MJ751

ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載

ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載しているのが大きな特徴。自分好みの低音バランスで音楽を楽しむことができる。

また、DJ用機器に強いパイオニアは、DJ向けヘッドホンでも高い評価を得ているとのこと。「高音から低音までしっかりと再生できること、そしてタイトな再生音が受けているのではと思う」(同社説明員)。著名プロDJにも愛用者は多いとのことだ。

DJ向けモデルも多数揃えていた。こちらは「HDJ-2000」

■ハーマンインターナショナル

ハーマンインターナショナルは、同社が取り扱うAKGのヘッドホンを出展していた。

注目のひとつは、5月発売予定のノイズキャンセリングヘッドホン「K495NC」と「K490NC」。「K495NC」は消音性能の高い「フィードバック方式」を採用したノイズキャンセリングモデルのフラグシップで、消音性能と音質を両立させているのが特徴。「フィードバック方式」は、より鼓膜に近いドライバーユニットの内側で集音した環境騒音から生成した精度の高いノイズキャンセル信号で騒音を打ち消すことができるという。また、低域から高域まで均一なエネルギーバランスのプレミアムサウンドを実現するとのこと。

デザインにもこだわっており、ハウジング部はフロントが革のような質感。ソリッドな金属のハウジングサイドを回すことでノイズキャンセル機能のON/OFFを行うところも洒落たつくりとなっている。

K495NCのハウジング部はフロントが革のような質感

ハウジングサイドを回すことでノイズキャンセル機能のON/OFFを行う

「K490NC」は「フィードフォワード方式」のノイズキャンセル機構を採用しており、ドライバーユニットの外側にマイクを配置し、集音した環境騒音をもとに独自設計のNC回路で消音を図る。音質への影響が少ないとともに、本体を小型化できるメリットもあるとのこと。ヌケが良くAKGらしさのある音再生を実現するという。

また会場で注目を集めていたのは、3ウェイハイブリッドイヤホン「K3003」だ。こちらはAKG60年以上の歴史で培った技術を駆使したフラグシップ機で、価格は実売14万円前後。高域、中域、低域をそれぞれ別のドライバーユニットで再生する3ウェイ方式を採用し、しかも高域と中域にはそれぞれ独立したバランスド・アーマチュア型ドライバー、低域にはダイナミック型ドライバーを備えた「3ウェイ・ハイブリッド・テクノロジー」を採用したことが最大の特徴だ。

いまだに高い注目を集めている3ウェイハイブリッドイヤホン「K3003」

昨年発売したモデルながら、今回のヘッドフォン祭りでも試聴を待つ列ができており、いまだ高い注目を集めていることが感じられた。

その他の人気モデルも用意。こちらはK550。

こちらはクインシー・ジョーンズとコラボしたQ701

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX