公開日 2014/04/24 17:34
ウェイン・ショーター・カルテット 迫力の来日公演の模様をレポート
80歳のアニバーサリーライヴ
4月14日、15日の二日間に渡り、サックス・プレーヤーの大御所、ウェイン・ショーターの来日公演が開催された。
場所は渋谷の文化村オーチャードホール、「JAZZ WEEK TOKYO2014」の最後を飾るプログラムとして企画されたものである。4月14日(月)の初日の模様をレポートする。
ともに舞台に立ったのは、ベースのジョン・パティトゥイッチ、ピアノのダニロ・ペレス、ドラムスのブライアン・ブレイドの3人。ウェイン・ショーター・カルテットという名の通り、非常に息の合った、しかし緊張感も失わない息もつかせぬライヴパフォーマンスが繰り広げられた。
ライヴ開始は19時を少し回ったあたり。照明が落ち、観客の期待が最高潮に高まったタイミングで、ショーターを含む4人がステージ上に登場。思い思いの体勢で楽器を手にし、いかにもリラックスした雰囲気でライヴがスタートした。
決まったストーリーがあるというよりも、自由な即興演奏で楽しみながら演奏している雰囲気がひしひしと伝わってきた。曲を先導するのはウェイン・ショーターのことが多いが、かと言ってみながショーターに追随する、という雰囲気ではなく、それぞれの個性が痛烈にぶつかり合った結果、必然的に生まれてくる自由さ、という印象を受けた。
特にブライアン・ブレイドのドラムスは素晴らしく、一音一音の爆発力が半端なく突き刺さる。ちょうど座席が彼の正面位置にあったこともあり、手さばきから表情までつぶさに伝わってきて、このパフォーマンスを観れただけでも価値があった! と思える演奏だった。
また、ベースのパティトゥイッチが、締めるところはきっちり締めていたところも印象に残った。もちろん、ショーターのプレイも80歳とはとても思えないパワーと繊細さを持ちあわせており、この夜、ここでしか見られない特別な時間となった。
セットリストはfacebookにて公開されているが、曲のタイトルが何々、ということよりも、その場で生み出される即興のパワーに圧倒される90分間だった。
1. Zero Gravity
2. Smilin' Through
3. Orbits
4. Prometheus Unbound
5. Plaza Real
6. Joy Ryder
7. Adventures Aboard The Golden Mean
最後は満場のスタンディングオベーションで、熱い夜が締めくくられた。
場所は渋谷の文化村オーチャードホール、「JAZZ WEEK TOKYO2014」の最後を飾るプログラムとして企画されたものである。4月14日(月)の初日の模様をレポートする。
ともに舞台に立ったのは、ベースのジョン・パティトゥイッチ、ピアノのダニロ・ペレス、ドラムスのブライアン・ブレイドの3人。ウェイン・ショーター・カルテットという名の通り、非常に息の合った、しかし緊張感も失わない息もつかせぬライヴパフォーマンスが繰り広げられた。
ライヴ開始は19時を少し回ったあたり。照明が落ち、観客の期待が最高潮に高まったタイミングで、ショーターを含む4人がステージ上に登場。思い思いの体勢で楽器を手にし、いかにもリラックスした雰囲気でライヴがスタートした。
決まったストーリーがあるというよりも、自由な即興演奏で楽しみながら演奏している雰囲気がひしひしと伝わってきた。曲を先導するのはウェイン・ショーターのことが多いが、かと言ってみながショーターに追随する、という雰囲気ではなく、それぞれの個性が痛烈にぶつかり合った結果、必然的に生まれてくる自由さ、という印象を受けた。
特にブライアン・ブレイドのドラムスは素晴らしく、一音一音の爆発力が半端なく突き刺さる。ちょうど座席が彼の正面位置にあったこともあり、手さばきから表情までつぶさに伝わってきて、このパフォーマンスを観れただけでも価値があった! と思える演奏だった。
また、ベースのパティトゥイッチが、締めるところはきっちり締めていたところも印象に残った。もちろん、ショーターのプレイも80歳とはとても思えないパワーと繊細さを持ちあわせており、この夜、ここでしか見られない特別な時間となった。
セットリストはfacebookにて公開されているが、曲のタイトルが何々、ということよりも、その場で生み出される即興のパワーに圧倒される90分間だった。
1. Zero Gravity
2. Smilin' Through
3. Orbits
4. Prometheus Unbound
5. Plaza Real
6. Joy Ryder
7. Adventures Aboard The Golden Mean
最後は満場のスタンディングオベーションで、熱い夜が締めくくられた。