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公開日 2015/05/20 10:54

「フォルクスワーゲン フェスト 2015 」開催レポート − プロドライバーとの同乗体験やキッズ向けイベントも

イベント会場で新型「Golf R Variant」も発表
季刊analog編集部
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フォルクスワーゲン グループ ジャパン (以下VGJ)は 5月16日(土)と17日(日)の2日間、東京・お台場の特設会場で、国内インポーター最大級のカスタマーイベント「フォルクスワーゲン フェスト 2015 (VW Fest)」を開催した。今年で第8回目を迎えるVW Festだが、アクセスに優れた東京・お台場に会場を移すことで、過去最高の24,000人を超える来場者が参加し、会場は常に賑わいをみせた。

広い会場内の様子。フォルクスワーゲンの現在のラインアップと共にビンテージカーも置かれていた

このイベントは2000年から始まり、今回、初めて会場を都心部のお台場に変更。催事内容も「体験型」から「ライフスタイル型」と幅広くフォルクスワーゲンの魅力を体感できるさまざまなアトラクションが展開された。

例えば、同乗体験プログラムとしては、プロドライバーが運転する走行で体験できる「Golf R パワースライド・エクスペリエンス」「GTIジムカーナ」「Touareg ラフロード・エクスペリエンス」や走行体験プログラムとして「Sharan バランス・ドライビング」「ペーパードライバー・レッスン」「フルラインアップ・テストドライブ」「The Beetle Cabriolet ベイサイドドライブ」と実際に走行を体験できるものを用意。

同乗体験プログラム「GTIジムカーナ」では、プロドライバーが運転する走行を体験。タイヤのスライド音が、会場に鳴り響いていた


「Touareg ラフロード・エクスペリエンス」では、過去ダカール・ラリー総合優勝で3連覇を果した本格SUVの真価を体感。最大登坂能力45度を誇るTouaregで、Festオリジナルオフロードコースの傾斜や急斜面を制覇する。プロドライバーの運転に同乗し、間近で本格オフロード性能を体験できた

子供たちが車体へ自由にペイント

また、「Golf Variant 荷物積み込みチャレンジ」「Think Blue. キッズプログラム」「ラジコントライアル」「ゴキゲンバーベキュー」など、子供も含めたファミリーで楽しめるコーナーも用意していた。

「Golf Variant 荷物積み込みチャレンジ」「Think Blue. キッズプログラム」「ラジコントライアル」「ゴキゲンバーベキュー」も含め、子供たちが楽しめるアトラクションも数多く用意され、子供たちが休日のイベントを楽しんでいた



メインステージでは、 16日(土)の12時50分から、本イベントの総合プロデューサーであるピストン西沢氏と VGJ代表取締役社長の庄司 茂氏により、「ゴルフ」のステーションワゴンとしては 史上最強となる「Golf R Variant(ゴルフ アール ヴァリアント)」と導入記念限定車「Golf R Variant Launch Edition(ローンチ エディション:100台)」が同時に発表された。

メインステージで行われた新車発表会の様子。右が「Golf R Variant」で左か限定車「Golf R Variant Launch Edition」

「Golf R Variant」の前に立つ、ピストン西沢氏と VGJ代表取締役社長庄司 茂氏

今回導入される「Golf R Variant」も「Golf R」と同じく、フォルクスワーゲンのスポーツモデルなどを一手に手掛ける 「Volkswagen R GmbH」によるもの。バランスのとれた「R」シリーズが持つ「非日常の卓越した走行性能」と「日常での使いやすさ」は、「GTI」シリーズなどのスポーツモデルを創出し続けてきたフォルクスワーゲンだからこそ成し得る、絶妙なチューニング テクノロジーの結晶と言えるだろう。また、4輪駆動システムの採用によるラゲッジスペースへの影響は皆無で、通常のゴルフ ヴァリアント同様、605リットルから最大で1,620リットルもの積載量を確保するなど、ステーションワゴンとしての積載性・機能性も高次元で両立している。

「Golf R Variant」にも「Golf R」譲りの280psの最大出力と380Nmの巨大トルクを発生するパワフルな2リッターTSI エンジンとフルタイム四輪駆動システムの4MOTION、20mmローダウンした「R」専用スポーツサスペンションなど、“R”の名に恥じないパワートレインとサスペンションを採用。

また、「R」専用デザインの前後バンパーやリヤスポイラー、ディフューザー、専用レザーシートなどの内外装を装備するほか、プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”などの安全装備を備えている。

さらに今回の「Golf R Variant」には、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)やリヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)を「Golf」シリーズとして初めて採用。また「Launch Edition」には、カーボン調の2トーン(モダングレー&ブラック)ナパレザーシートと、足元を引き締めるブラックペイントの19インチアルミホイール(リム部に“R”のロゴとブルーのストライプ入り)を専用装備することで、さらなる特別感を引き出している。

このように「Golf R Variant」は、走行性能だけでなく、さらに高められた先進安全装備を数多く装着するなど、スポーティな走りとデザイン、高品質さを求めるファンに高次元で応えることができ、最近の同社のキャッチである「ゴキゲン♪ワーゲン」で象徴するステーションワゴンの登場といえるだろう。価格は「Golf R Variant」が559万円(税込)、「Golf R Variant Launch Edition」が581万8000円(税込)で6月から順次納車される。

また発表会場で、庄司社長は、今年は走りの楽しさを体感できる話題の新車を順次発売していくということを明言した。

新車発表会の後に参加者と共に「ゴキゲン♪ワーゲン」

さらに、このメインステージでは、16日にはDef Techのミニライブが開催されたり、17日には川畑 要さんのミニライヴや、空冷フォルクスワーゲンを2台所有する人気タレントのテリー伊藤さんがトークショーを行うなど、会場を盛り上げていた。

16日にはDef Techのミニライヴが開催され、目の前で行われるパフォーマンスにファンが大喜び!

このように最新モデルによるデモンストレーション走行や展示、参加者自身による試乗、オリジナルグッズの物販に加え新車発表も行い、フォルクスワーゲンライフをエンジョイでき、車への関心を高める総合的なイベントとなったといえるだろう。

もちろん屋台の出展もあり、常に列ができるほどの人気であった

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