公開日 2018/07/20 10:00
Rega、コイル改良などで音質向上させたMMカートリッジ「Bias 2」
ワイヤー全体の短縮で音楽信号ロス減少に成功
完実電気は、コイルのワイヤリング技術改良による音楽信号ロス減少などで音質向上を図った英国RegaのMMカートリッジ「Bias 2」を7月26日に発売する。価格は14,000円(税抜)。
コイルはL/R 独立設計で、ワイヤリング技術を改良。オリジナルモデルの「Bias」よりもワイヤーの全体の長さを33%以上短くすることに成功した。これにより音楽信号のロスが少なくなり、楽器の細やかな表現が向上したほか、さらに音場の広がりとアナログならではの低域の音圧や歪が改善されたという。
また、カスタム仕様のマグネットを開発。「エネルギー感に溢れたサウンドと、歪みの少ない、ダイナミック感に優れた音場を再現する」としている。
生産はイングランドの工場にて1台ずつ熟練工の手によって行われているとのこと。また、優れたチャンネルセパレーションと音場を実現できるよう、左右の出力差を±0.6mVまで調整しているという。そのほか、出荷もしくはプレーヤーに搭載する前に、2日以上の厳密な品質検査を実施しているという。
出力は6.8mV-7.2mVで、針圧は1.75g、カートリッジ自重が4.5g、高さは13mm、抵抗は47kΩ。本体交換により針交換を実施し、針交換価格は10,000円(税別)。
なお、RegaのカートリッジはMM型であっても、あえて一体成型とし、原料に車載や業務用照明機材で採用されているPocan材を採用。Pocan材は、熱に強く、剛性に優れ、欠けにも強いポリプロピレン系の原料で、アルミニウムよりも高い剛性を持っている。
また、一体型成を採用したことにより、通常のMMカートリッジであれば、5-6ヶ所はある接合部がなくなったため、Pocan材の剛性とあいまって内部損失が限りなく少なくなるとのこと。これにより、音楽信号の持つエネルギー感のロス、特に高域のロスが最小限になっているという。
MMカートリッジは、通常、針先を着脱式とするため、マグネットとポールピースの間を0.7mmとするが、Regaは一体成型のため、最大0.25mmまで詰められている。
コイルはL/R 独立設計で、ワイヤリング技術を改良。オリジナルモデルの「Bias」よりもワイヤーの全体の長さを33%以上短くすることに成功した。これにより音楽信号のロスが少なくなり、楽器の細やかな表現が向上したほか、さらに音場の広がりとアナログならではの低域の音圧や歪が改善されたという。
また、カスタム仕様のマグネットを開発。「エネルギー感に溢れたサウンドと、歪みの少ない、ダイナミック感に優れた音場を再現する」としている。
生産はイングランドの工場にて1台ずつ熟練工の手によって行われているとのこと。また、優れたチャンネルセパレーションと音場を実現できるよう、左右の出力差を±0.6mVまで調整しているという。そのほか、出荷もしくはプレーヤーに搭載する前に、2日以上の厳密な品質検査を実施しているという。
出力は6.8mV-7.2mVで、針圧は1.75g、カートリッジ自重が4.5g、高さは13mm、抵抗は47kΩ。本体交換により針交換を実施し、針交換価格は10,000円(税別)。
なお、RegaのカートリッジはMM型であっても、あえて一体成型とし、原料に車載や業務用照明機材で採用されているPocan材を採用。Pocan材は、熱に強く、剛性に優れ、欠けにも強いポリプロピレン系の原料で、アルミニウムよりも高い剛性を持っている。
また、一体型成を採用したことにより、通常のMMカートリッジであれば、5-6ヶ所はある接合部がなくなったため、Pocan材の剛性とあいまって内部損失が限りなく少なくなるとのこと。これにより、音楽信号の持つエネルギー感のロス、特に高域のロスが最小限になっているという。
MMカートリッジは、通常、針先を着脱式とするため、マグネットとポールピースの間を0.7mmとするが、Regaは一体成型のため、最大0.25mmまで詰められている。