公開日 2018/09/04 18:22
JBL、1970年代のスピーカー“L100 Century”を最新技術で復刻した「L100 Classic」
ブラック/オレンジ/ダークブルーのフロントグリルを用意
ハーマンインターナショナル(株)は、同社が取り扱うJBLから、1970年代に登場した“L100 Century”をモチーフに新開発した、ミドルサイズ・ブックシェルフ型スピーカー「L100 Classic(エル100クラシック)」を11月に発売する。価格は228,000円(税抜/1本)。専用スタンド「L100 STAND」も同時に発売され、価格は58,000円(税抜/ペア)。
本製品は、スタジオモニター品質の家庭用スピーカーとして設計された“L100 Century”を復刻した3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー。JBLは「最新技術と音響設計を惜しみなく投入し、単純な復刻モデルに留まらない新世代のスピーカーシステムを目指した」としている。
新開発の300mm低音域用ウーファー・ユニット「JW300PW-8」は、スタジオモニター「4428」「4429」や「4312SE」などに用いられた同サイズの「1200FE系ユニット」をベースに、更なる低歪化を目指したもの。磁気回路の各構成部品を見直し、最適化することで効率を上げ、誘導インダクタンスを減少させ動作の非直線性を改善。JBL独自のSFG磁気回路を構成するショートリングにも最新の解析技術を利用し最適化、より厳密な対象磁界の形成を図っている。
ダンパーには新設計の大口径ダンパーを採用。1200FE採用のデュアルダンパーよりも、大振幅時での動作の対称性を維持するという。またリード線の引き出し位置を見直して大振幅時の錦糸線の動きを最適化、さらにユニットの耐久性も大幅に向上したとする。コーンには新設計のピュアパルプ・コーンを採用。アクアプラス・コーティングを行ったことで、剛性アップとダンピング向上を図っている。
ミッドレンジ・ユニットには、「4312E」「4312SE」にも搭載された125mm中音域用ユニット「105H-1」を搭載。コーン紙裏面外周部にダンピングを施した軽量パルプコーンを採用しており、オリジナルの“L100 Century”などに搭載されていた「LE5系ユニット」を受け継ぐボーカルレンジユニットとして、明瞭かつナチュラルで、歪みを抑えたボーカル再生が可能としている。
耐熱性に優れる「Kaptonボイスコイルボビン」を採用した25mm径コッパーボイスコイルと、大型フェライト・マグネットを採用の磁気回路を搭載。スクエアクル(変四角形)フランジ構造のアルミダイキャスト・フレームにより、強力な磁気回路を支えながらバッフルと強固に一体化させることで、優れたダイナミックレンジとレスポンスを実現するとのこと。
トゥイーターは25mmピュアチタン・ドームトゥイーター「JT025Ti-4」を採用した。1980年代中旬よりJBLで多く使われているというユニットの最新バージョンで、アコーディオン・クロスエッジを使用するミッドレンジとのスムーズなつながりを果たすクロスエッジを採用。緩やかなカーブのフェースプレートは指向性のコントロール、ミッドレンジとのクロスオーバー帯域におけるエネルギー改善も図っている。
ウォールナット突板仕上げを施したキャビネットは、25mm厚のMDFボードと内部V字ブレーシングにより高い剛性を確保。バスレフポートのキャビネット内外の開口部には大きなフレアーを設け、大振幅時における風切音(ポートノイズ)を抑制する。また、ポートチューニングに伴うQの急激な上昇を抑え、低域の強調感を和らげるスリップストリーム・ポートも採用されている。
フロントグリルには、耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用した。カラーは、ブラック(BLK)、オレンジ(ORG)、ダークブルー(BLU)の3色展開。
別売で専用のスチール製スタンドも用意。仰角を付けることでトゥイーターの指向性軸をリスニング・ポジションに向け、周波数レスポンスと音像、音場の再現性を最適化できるとしている。
外形寸法は、390W×637H×372Dmm(グリル含む)で、質量は26.7kg。再生周波数帯域は40Hz - 40kHzで、クロスオーバー周波数は450Hz、3.5kHz。またインピーダンスは4Ω、出力音圧レベルは90dBとなる。
本製品は、スタジオモニター品質の家庭用スピーカーとして設計された“L100 Century”を復刻した3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー。JBLは「最新技術と音響設計を惜しみなく投入し、単純な復刻モデルに留まらない新世代のスピーカーシステムを目指した」としている。
新開発の300mm低音域用ウーファー・ユニット「JW300PW-8」は、スタジオモニター「4428」「4429」や「4312SE」などに用いられた同サイズの「1200FE系ユニット」をベースに、更なる低歪化を目指したもの。磁気回路の各構成部品を見直し、最適化することで効率を上げ、誘導インダクタンスを減少させ動作の非直線性を改善。JBL独自のSFG磁気回路を構成するショートリングにも最新の解析技術を利用し最適化、より厳密な対象磁界の形成を図っている。
ダンパーには新設計の大口径ダンパーを採用。1200FE採用のデュアルダンパーよりも、大振幅時での動作の対称性を維持するという。またリード線の引き出し位置を見直して大振幅時の錦糸線の動きを最適化、さらにユニットの耐久性も大幅に向上したとする。コーンには新設計のピュアパルプ・コーンを採用。アクアプラス・コーティングを行ったことで、剛性アップとダンピング向上を図っている。
ミッドレンジ・ユニットには、「4312E」「4312SE」にも搭載された125mm中音域用ユニット「105H-1」を搭載。コーン紙裏面外周部にダンピングを施した軽量パルプコーンを採用しており、オリジナルの“L100 Century”などに搭載されていた「LE5系ユニット」を受け継ぐボーカルレンジユニットとして、明瞭かつナチュラルで、歪みを抑えたボーカル再生が可能としている。
耐熱性に優れる「Kaptonボイスコイルボビン」を採用した25mm径コッパーボイスコイルと、大型フェライト・マグネットを採用の磁気回路を搭載。スクエアクル(変四角形)フランジ構造のアルミダイキャスト・フレームにより、強力な磁気回路を支えながらバッフルと強固に一体化させることで、優れたダイナミックレンジとレスポンスを実現するとのこと。
トゥイーターは25mmピュアチタン・ドームトゥイーター「JT025Ti-4」を採用した。1980年代中旬よりJBLで多く使われているというユニットの最新バージョンで、アコーディオン・クロスエッジを使用するミッドレンジとのスムーズなつながりを果たすクロスエッジを採用。緩やかなカーブのフェースプレートは指向性のコントロール、ミッドレンジとのクロスオーバー帯域におけるエネルギー改善も図っている。
ウォールナット突板仕上げを施したキャビネットは、25mm厚のMDFボードと内部V字ブレーシングにより高い剛性を確保。バスレフポートのキャビネット内外の開口部には大きなフレアーを設け、大振幅時における風切音(ポートノイズ)を抑制する。また、ポートチューニングに伴うQの急激な上昇を抑え、低域の強調感を和らげるスリップストリーム・ポートも採用されている。
フロントグリルには、耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用した。カラーは、ブラック(BLK)、オレンジ(ORG)、ダークブルー(BLU)の3色展開。
別売で専用のスチール製スタンドも用意。仰角を付けることでトゥイーターの指向性軸をリスニング・ポジションに向け、周波数レスポンスと音像、音場の再現性を最適化できるとしている。
外形寸法は、390W×637H×372Dmm(グリル含む)で、質量は26.7kg。再生周波数帯域は40Hz - 40kHzで、クロスオーバー周波数は450Hz、3.5kHz。またインピーダンスは4Ω、出力音圧レベルは90dBとなる。