公開日 2018/11/09 15:08
CHORD、「Hugo TT 2」を64万円/「Hugo M Scaler」を66万円で12月発売
価格と発売日が正式決定
タイムロードは、英CHORD ElectronicsのDAC/プリ・ヘッドホンアンプ「Hugo TT 2」と、“アップスケーラー”「Hugo M Scaler」を12月より発売する。
・「Hugo TT 2」 640,000円(税抜)
・「Hugo M Scaler」 660,000円(税抜)
いずれも今年7月に開催された内覧会にて先行して披露されていた製品で(関連ニュース)、今回発売日と価格がアナウンスされたかたちだ。
「Hugo TT 2」は、据え置き型のUSB-DAC/プリ・ヘッドホンアンプ。2015年に発売された「Hugo TT」の後継モデルとなる。「TT」は “Table Top” の意味で、デスクトップ用途を意識したコンパクトなモデルとなる。
Hugo TT 2のWTAフィルターのタップ長は98,304タップで、従来のHugo TTの26,368タップから大幅な性能向上を果たした。またこのタップ長は、フラグシップである「DAVE」の164,000に迫るものとなる。DACについては、片chあたり10 エレメントのパルスアレイDACを搭載する。
USB入力は最大768kHz/32bit、DSD512に対応。他にも192kHz/24bit対応の光デジタル入力(2系統)、Hugo M Scalerなどから768kHz/24bitを入力できるデュアル同軸BNCデジタル入力を搭載。将来的なデュアル出力に対応する2系統のBNCデジタル出力も備える。aptX対応のBluetooth入力も内蔵している。
アナログ出力はバランスXLRとアンバランスRCAを1系統ずつ搭載。ヘッドホン出力は6.4mmステレオ標準端子を2系統、3.5mmステレオミニ端子を1系統備える。
従来モデルにはなかったDACモード/プリモードの切替も用意。ボリューム固定出力も行える。筐体はアルミニウム削り出しによる高剛性シャーシを採用。ボリュームノブの位置の位置が変更されるなどデザインも刷新された。外形寸法は235W×46H×223Dmm。
Hugo M Scalerは、同社の旗艦CDトランスポート「Blu MKII」で開発・採用されたアップサンプリング技術「WTA M Scaler」を単体コンポーネント化した製品。Blu MkIIでも使用されたFPGA「Xilinx XC7A200T」を搭載し、FPGA上に構築されたM ScalerもBlu MK2と同じもので、同様に1,015,808タップのWTAフィルターによるアップサンプリングを行うことができる。
同社製のD/Aコンバーターと組み合わせて利用が可能で、Hugo TT 2をはじめDAVEやQutestにも搭載されているデュアルBNC端子経由で接続することで、最大768kHzの音楽信号を出力できる。
出力サンプリングレートの変更およびパススルー機能、フィルター特性変更機能も搭載。将来的な拡張機能としてボリューム機能も備えている。筐体はやはりアルミ削り出しで、Hugo TT 2とサイズが揃えられている。
入力はUSB×1、BNC×2、光デジタル×2を搭載。出力はシングルBNCとデュアルBNCを備える。外形寸法は235W×40.5H×236Dmm、質量は2.55kg。
本製品は11月16日から開幕する東京インターナショナルオーディオショウ2018にて、タイムロードブースでデモンストレーションが行われるとのことだ。
・「Hugo TT 2」 640,000円(税抜)
・「Hugo M Scaler」 660,000円(税抜)
いずれも今年7月に開催された内覧会にて先行して披露されていた製品で(関連ニュース)、今回発売日と価格がアナウンスされたかたちだ。
「Hugo TT 2」は、据え置き型のUSB-DAC/プリ・ヘッドホンアンプ。2015年に発売された「Hugo TT」の後継モデルとなる。「TT」は “Table Top” の意味で、デスクトップ用途を意識したコンパクトなモデルとなる。
Hugo TT 2のWTAフィルターのタップ長は98,304タップで、従来のHugo TTの26,368タップから大幅な性能向上を果たした。またこのタップ長は、フラグシップである「DAVE」の164,000に迫るものとなる。DACについては、片chあたり10 エレメントのパルスアレイDACを搭載する。
USB入力は最大768kHz/32bit、DSD512に対応。他にも192kHz/24bit対応の光デジタル入力(2系統)、Hugo M Scalerなどから768kHz/24bitを入力できるデュアル同軸BNCデジタル入力を搭載。将来的なデュアル出力に対応する2系統のBNCデジタル出力も備える。aptX対応のBluetooth入力も内蔵している。
アナログ出力はバランスXLRとアンバランスRCAを1系統ずつ搭載。ヘッドホン出力は6.4mmステレオ標準端子を2系統、3.5mmステレオミニ端子を1系統備える。
従来モデルにはなかったDACモード/プリモードの切替も用意。ボリューム固定出力も行える。筐体はアルミニウム削り出しによる高剛性シャーシを採用。ボリュームノブの位置の位置が変更されるなどデザインも刷新された。外形寸法は235W×46H×223Dmm。
Hugo M Scalerは、同社の旗艦CDトランスポート「Blu MKII」で開発・採用されたアップサンプリング技術「WTA M Scaler」を単体コンポーネント化した製品。Blu MkIIでも使用されたFPGA「Xilinx XC7A200T」を搭載し、FPGA上に構築されたM ScalerもBlu MK2と同じもので、同様に1,015,808タップのWTAフィルターによるアップサンプリングを行うことができる。
同社製のD/Aコンバーターと組み合わせて利用が可能で、Hugo TT 2をはじめDAVEやQutestにも搭載されているデュアルBNC端子経由で接続することで、最大768kHzの音楽信号を出力できる。
出力サンプリングレートの変更およびパススルー機能、フィルター特性変更機能も搭載。将来的な拡張機能としてボリューム機能も備えている。筐体はやはりアルミ削り出しで、Hugo TT 2とサイズが揃えられている。
入力はUSB×1、BNC×2、光デジタル×2を搭載。出力はシングルBNCとデュアルBNCを備える。外形寸法は235W×40.5H×236Dmm、質量は2.55kg。
本製品は11月16日から開幕する東京インターナショナルオーディオショウ2018にて、タイムロードブースでデモンストレーションが行われるとのことだ。