公開日 2020/02/22 14:18
<オーディオフェスタ・イン・名古屋>ティアック「PE-505」やPro-Ject新カートリッジなどアナログ関連が盛況
Amazon music HDも音楽ソースに
2月22日より開幕した東海地区最大規模のオーディオショウ、「第38回オーディオフェスタ・イン・名古屋」。本稿ではティアック、ディーアンドエムホールディングス、アイレックスのブースの模様をレポートする。
ティアックからは、フォノイコライザー「PE-505」が初登場。505シリーズのラインナップに加わるもので、ティアックのこだわりである忠実な「記録と再生」を目指したモデルとなっている。価格は160,000円程度で、発売は春頃を想定。新たに開発したNF型EQアンプ回路により、リア偏差±0.05以下を実現。バランス入力も搭載しており、アナログ再生へのバランス入力はいま大きなトピックになっていることを感じさせる。
手前の左ノブでインピーダンスの切り替えと、右ノブでRIAA、DECCA、COLUMBIAのカーブ切り替えができる。アーティストやエンジニアの意図した音を再現できることを目標に開発されたという。デモではヤマハの「GT-5000」にカートリッジはDENONの「DL-103」を組み合わせた。
ディーアンドエムホールディングスは2ブースを用意。マランツとB&Wを中心としたブースと、DENONとPro-Jectを中心としたブース2部屋を展開。マランツサイドのブースでは、HDMI入力対応の「NR1200」を使い、Amazon music HDから再生。Amazonサイドともサービスのスタート前から情報交換を行い、マランツは国内でいち早くハイレゾストリーミングに対応している。
谷村新司の「昴」といった日本の名曲から、チャイコフスキーまで幅広い楽曲を、手元のアプリひとつで高品質に再生できるのがAmazon music HDの魅力。また、昨年のインターナショナルオーディオショウでも登場した、白河工場生産のCLASSEのプリ&パワーアンプや「PM-12」「SA-12」のOSEモデルも来場者の関心を集めていた。
DENONサイドのブースでは、「DCD-SX1 LIMITED」と「PMA-SX1 LIMITED」を中心にデモ。情報量の緻密さはやはりSX-1 LIMITEDの実力を感じさせ、さまざまな音楽ソースで豊かなオーディオ世界を展開していた。
また、Pro-JectのアナログプレーヤーXTENSION 9TAに、本国から届いたばかりというPro-Jectの新カートリッジ「PICK IT DS2」との組み合わせも登場。予定価格100,000円程度ということで、密度の濃いPro-Jectのプレーヤーをさらに引き立てるサウンドを実現していた。さらにMUSIC TOOLSのラックが名古屋初登場のほか、Pro-Jectのバキュームクリーナー「VC-2S」も登場。こちらも期待したい。
アイレックスのブースではアルベドの新スピーカー「APTICA MKII」にカナダのLUNA CABLEと、日本初登場の製品が多数登場。APTICA MKIIは、アルベドの特徴であるトランスミッションラインを搭載した2ウェイ・フロアスタンディングスピーカー。価格はペア1,610,000円。オールセラミックドライバーで、これまで導入されていた「ACCRALA」に比べるとかなり小ぶりだが、非常に豊かな低音と広いサウンドステージを描き出していた。
アナログプレーヤーにはReedの「1C」と「3C」を使い、カートリッジにはTEDESKAの新製品、Lacote Seriesの「DST201uc」も初登場。ネオジムマグネットを採用し、カンチレバーはボロン。価格は730,000円(税抜)と高価だが、製作者がギタリストということもあり、アコースティック楽器の繊細な表現力には非常に優れていることを感じさせた。LUNA CABLEは今年に入り輸入をスタートしたカナダのブランド。非常に色鮮やかなケーブルカラーが特徴で、色ごとにランクが異なっている。
ティアックからは、フォノイコライザー「PE-505」が初登場。505シリーズのラインナップに加わるもので、ティアックのこだわりである忠実な「記録と再生」を目指したモデルとなっている。価格は160,000円程度で、発売は春頃を想定。新たに開発したNF型EQアンプ回路により、リア偏差±0.05以下を実現。バランス入力も搭載しており、アナログ再生へのバランス入力はいま大きなトピックになっていることを感じさせる。
手前の左ノブでインピーダンスの切り替えと、右ノブでRIAA、DECCA、COLUMBIAのカーブ切り替えができる。アーティストやエンジニアの意図した音を再現できることを目標に開発されたという。デモではヤマハの「GT-5000」にカートリッジはDENONの「DL-103」を組み合わせた。
ディーアンドエムホールディングスは2ブースを用意。マランツとB&Wを中心としたブースと、DENONとPro-Jectを中心としたブース2部屋を展開。マランツサイドのブースでは、HDMI入力対応の「NR1200」を使い、Amazon music HDから再生。Amazonサイドともサービスのスタート前から情報交換を行い、マランツは国内でいち早くハイレゾストリーミングに対応している。
谷村新司の「昴」といった日本の名曲から、チャイコフスキーまで幅広い楽曲を、手元のアプリひとつで高品質に再生できるのがAmazon music HDの魅力。また、昨年のインターナショナルオーディオショウでも登場した、白河工場生産のCLASSEのプリ&パワーアンプや「PM-12」「SA-12」のOSEモデルも来場者の関心を集めていた。
DENONサイドのブースでは、「DCD-SX1 LIMITED」と「PMA-SX1 LIMITED」を中心にデモ。情報量の緻密さはやはりSX-1 LIMITEDの実力を感じさせ、さまざまな音楽ソースで豊かなオーディオ世界を展開していた。
また、Pro-JectのアナログプレーヤーXTENSION 9TAに、本国から届いたばかりというPro-Jectの新カートリッジ「PICK IT DS2」との組み合わせも登場。予定価格100,000円程度ということで、密度の濃いPro-Jectのプレーヤーをさらに引き立てるサウンドを実現していた。さらにMUSIC TOOLSのラックが名古屋初登場のほか、Pro-Jectのバキュームクリーナー「VC-2S」も登場。こちらも期待したい。
アイレックスのブースではアルベドの新スピーカー「APTICA MKII」にカナダのLUNA CABLEと、日本初登場の製品が多数登場。APTICA MKIIは、アルベドの特徴であるトランスミッションラインを搭載した2ウェイ・フロアスタンディングスピーカー。価格はペア1,610,000円。オールセラミックドライバーで、これまで導入されていた「ACCRALA」に比べるとかなり小ぶりだが、非常に豊かな低音と広いサウンドステージを描き出していた。
アナログプレーヤーにはReedの「1C」と「3C」を使い、カートリッジにはTEDESKAの新製品、Lacote Seriesの「DST201uc」も初登場。ネオジムマグネットを採用し、カンチレバーはボロン。価格は730,000円(税抜)と高価だが、製作者がギタリストということもあり、アコースティック楽器の繊細な表現力には非常に優れていることを感じさせた。LUNA CABLEは今年に入り輸入をスタートしたカナダのブランド。非常に色鮮やかなケーブルカラーが特徴で、色ごとにランクが異なっている。