公開日 2024/04/30 11:24
ラ・フォル・ジュルネに花を添える「Apple Music Classical」トークイベントをレポート
トロンボーン奏者中川英二郎さんの特別パフォーマンスも
5月3日(金)から5日(日)まで、東京国際フォーラムを中心に開催されるクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」。そのイベントの盛り上げに花を添えるべく、クラシック専門ストリーミングサービスApple Music Classicalの魅力を語るイベントが、丸の内のApple Storeにて開催された。トロンボーン奏者の中川英二郎さんと、音楽ジャーナリストの田中 泰さんが登壇し、アプリの魅力とクラシック音楽の楽しさについて語った。
今回のラ・フォル・ジュルネのテーマは「ORIGINES」(オリジン)。音楽誕生の起源、あるいは好きな音楽との最初の出会いのきっかけなどさまざまな解釈が可能な言葉だが、今回のトークテーマも「音楽の起源と進化する楽しみ方」。中川さん、田中さんの音楽との出会いから、Apple Music Classicalの使いこなしまでさまざまなテーマが語られた。
田中さんは自身がクラシックに目覚めたきっかけについて、「高校生の時、近所の方がオーディオで聴かせてくれたポリーニが弾くショパンのエチュードに衝撃をうけたんです」と自身がクラシック音楽にのめり込んだきっかけを振り返る。
さらに、田中さんはラジオ番組やJALの機内クラシックチャンネルの選曲なども担当しているというが、やはり選曲の際はApple Music Classicalが非常に便利だという。自宅には2万枚以上のCDを所有しているという田中さんだが、アプリではアーティスト名、作曲者名、指揮者はもちろん、曲の長さでもソートすることもできる。キュレーションの目的に合わせて曲を探すことができるので、仕事においても大いに活用している。
一方の中川さんは、Apple Music Classicalを車の中で楽しむほか、子供たちとのコミュニケーションにも活用しているという。「最初はうちの子どもたちがいつでも聴けるように私がプレイリストを作っていたのですが、だんだん自分でも作れるようになっていきますよね。たとえば『カルメン』という曲をプレイリストにいれておくと、レコメンドでいろんなミュージシャンが演奏した『カルメン』が出てきます。そのことで、いろんなジャンル、スタイル、速さの楽曲があることが分かります」と披露し、「いろんなジャンルの音楽を好きになるきっかけになりますよね」とアプリならではの楽しみ方を語る。
イベント会場では、中川さんのトロンボーンパフォーマンスも披露。クラシックからジャズ、ファンクから民族音楽的な要素までひとつのジャンルにとらわれない自由な音楽の広がりは、まさにApple Music Classicalが提示する世界そのもの。
パフォーマンスでは、サンプラーを使って1人多重演奏をする「ブート・シティ」、アップルストアのスタッフによるトランペットとの二重奏「ロデオ・クラウン」、ハンガリーの民族音楽であるモンティの「チャールディッシュ」と3曲を披露。哀愁のメロディから、踊り出したくなるようなハッピーなリズムまで、トロンボーンが織りなす色彩豊かな世界に引き込まれてしまう。
田中さんによると、ラ・フォル・ジュルネは、朝から晩まで各地でコンサートが開催されており、散歩しながら、あるいはワインを飲みながらと自由なスタイルで音楽を楽しむことができることが大きな魅力だと語る。「美術館を巡るようにしてコンサートを巡ってください」とイベントへの来場を呼びかけた。
今回のラ・フォル・ジュルネのテーマは「ORIGINES」(オリジン)。音楽誕生の起源、あるいは好きな音楽との最初の出会いのきっかけなどさまざまな解釈が可能な言葉だが、今回のトークテーマも「音楽の起源と進化する楽しみ方」。中川さん、田中さんの音楽との出会いから、Apple Music Classicalの使いこなしまでさまざまなテーマが語られた。
田中さんは自身がクラシックに目覚めたきっかけについて、「高校生の時、近所の方がオーディオで聴かせてくれたポリーニが弾くショパンのエチュードに衝撃をうけたんです」と自身がクラシック音楽にのめり込んだきっかけを振り返る。
さらに、田中さんはラジオ番組やJALの機内クラシックチャンネルの選曲なども担当しているというが、やはり選曲の際はApple Music Classicalが非常に便利だという。自宅には2万枚以上のCDを所有しているという田中さんだが、アプリではアーティスト名、作曲者名、指揮者はもちろん、曲の長さでもソートすることもできる。キュレーションの目的に合わせて曲を探すことができるので、仕事においても大いに活用している。
一方の中川さんは、Apple Music Classicalを車の中で楽しむほか、子供たちとのコミュニケーションにも活用しているという。「最初はうちの子どもたちがいつでも聴けるように私がプレイリストを作っていたのですが、だんだん自分でも作れるようになっていきますよね。たとえば『カルメン』という曲をプレイリストにいれておくと、レコメンドでいろんなミュージシャンが演奏した『カルメン』が出てきます。そのことで、いろんなジャンル、スタイル、速さの楽曲があることが分かります」と披露し、「いろんなジャンルの音楽を好きになるきっかけになりますよね」とアプリならではの楽しみ方を語る。
イベント会場では、中川さんのトロンボーンパフォーマンスも披露。クラシックからジャズ、ファンクから民族音楽的な要素までひとつのジャンルにとらわれない自由な音楽の広がりは、まさにApple Music Classicalが提示する世界そのもの。
パフォーマンスでは、サンプラーを使って1人多重演奏をする「ブート・シティ」、アップルストアのスタッフによるトランペットとの二重奏「ロデオ・クラウン」、ハンガリーの民族音楽であるモンティの「チャールディッシュ」と3曲を披露。哀愁のメロディから、踊り出したくなるようなハッピーなリズムまで、トロンボーンが織りなす色彩豊かな世界に引き込まれてしまう。
田中さんによると、ラ・フォル・ジュルネは、朝から晩まで各地でコンサートが開催されており、散歩しながら、あるいはワインを飲みながらと自由なスタイルで音楽を楽しむことができることが大きな魅力だと語る。「美術館を巡るようにしてコンサートを巡ってください」とイベントへの来場を呼びかけた。