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公開日 2001/05/25 17:36
三菱電機がメモリースティックへのデジタルコンテンツ暗号化保存方式を開発
●三菱電機株式会社は、長年にわたって蓄積した暗号技術の経験を生かして、携帯電話をはじめとするモバイル機器向けに配信されるデジタルコンテンツを、リムーバブルメディア内に安全かつ高速に保存するための暗号化保存方式を開発した。
次世代携帯電話向けデータ配信サービスに代表されるデジタルコンテンツ配信ビジネスでは、大容量のデジタルコンテンツデータの配信が予定されている。これに対応し、モバイル機器には大容量のリムーバブルメディアが必要とされるが、デジタルコンテンツデータの保存に際しては、不正コピーによる違法な二次利用の防止など配信事業者の権利を守るための技術が必要となる。
今回三菱電機では、ネットワークメディアとして既に1000万枚以上の出荷実績を有するメモリースティックに、当社の高度なセキュリティ技術(暗号化アルゴリズム:MISTY)を融合させることにより、デジタルコンテンツデータを安全かつ高速に保存する技術を開発したもの。
データをモバイル機器内の個人に固有な番号(ID)に関連付けることにより、デジタルコンテンツデータを特定のID向けに配信されたデータとしてメモリースティックへ暗号化保存することを可能とする。メモリースティックのメディアIDにデジタルコンテンツデータを関連付けるソニー株式会社開発の(1)MagicGate方式と、三菱電機が今回開発した(2)暗号化保存方式を使い分けることにより、メモリースティックは、データの二次利用を想定していないデジタルコンテンツ配信ビジネスに対しても、配信事業者の要求に適した方法で権利を守りながら対応することが可能となる。
今回の技術は、携帯電話などモバイル機器を端末とする音楽配信システムや、端末内の個人情報管理などに役立てられるもの。本件に関してソニー(株)は、「ライセンシーからのご提案は、共にメモリースティックが提案する"繋がる世界"を目指すパートナーとして大変喜ばしく思います。ライセンシー間での交流を深め、"繋がる世界"の一層の充実に繋げることができるものと確信しております。」 (ソニー(株)CNCメモリースティック事業部 矢永雅治事業部長)とコメントしている。(Phile-web編集部)
次世代携帯電話向けデータ配信サービスに代表されるデジタルコンテンツ配信ビジネスでは、大容量のデジタルコンテンツデータの配信が予定されている。これに対応し、モバイル機器には大容量のリムーバブルメディアが必要とされるが、デジタルコンテンツデータの保存に際しては、不正コピーによる違法な二次利用の防止など配信事業者の権利を守るための技術が必要となる。
今回三菱電機では、ネットワークメディアとして既に1000万枚以上の出荷実績を有するメモリースティックに、当社の高度なセキュリティ技術(暗号化アルゴリズム:MISTY)を融合させることにより、デジタルコンテンツデータを安全かつ高速に保存する技術を開発したもの。
データをモバイル機器内の個人に固有な番号(ID)に関連付けることにより、デジタルコンテンツデータを特定のID向けに配信されたデータとしてメモリースティックへ暗号化保存することを可能とする。メモリースティックのメディアIDにデジタルコンテンツデータを関連付けるソニー株式会社開発の(1)MagicGate方式と、三菱電機が今回開発した(2)暗号化保存方式を使い分けることにより、メモリースティックは、データの二次利用を想定していないデジタルコンテンツ配信ビジネスに対しても、配信事業者の要求に適した方法で権利を守りながら対応することが可能となる。
今回の技術は、携帯電話などモバイル機器を端末とする音楽配信システムや、端末内の個人情報管理などに役立てられるもの。本件に関してソニー(株)は、「ライセンシーからのご提案は、共にメモリースティックが提案する"繋がる世界"を目指すパートナーとして大変喜ばしく思います。ライセンシー間での交流を深め、"繋がる世界"の一層の充実に繋げることができるものと確信しております。」 (ソニー(株)CNCメモリースティック事業部 矢永雅治事業部長)とコメントしている。(Phile-web編集部)