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公開日 2001/08/23 22:47
ソニー、「メモリースティック」スロット搭載のBSデジタルハイビジョンテレビ発売
左よりKD-36HD800,KD-32HD800、KD-28HD800 |
『HD800シリーズ』では、デジタルハイビジョン映像をより忠実に再現する超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」のラインアップを拡充し、従来の36/32型に加えて28型を投入。
また、デジタルハイビジョンの30MHzの広帯域映像に対応する映像出力回路や、独自の高画質回路「DRC-MF V1」「D.D.C.ハイビジョンシステム」などにより、BSデジタルの各フォーマット(1125i、750p、525p、525i)に加え、地上波放送も高精度なデジタル信号処理を行い、高画質に再現する。
「メモリースティック」スロットを装備し、メモリースティックに撮った静止画を手軽に高画質に再生できることも魅力のひとつ。MP3やATRAC3などの音声再生には対応していない。
音質面では、「3ウェイ6スピーカー&マルチアンプシステム」やバーチャルサラウンド「TruSurround DIGITAL 5.1CH」システムを採用。
機能面では、好みのチャンネルやジャンルを登録して選局や番組選択を簡単にできる「MYプラス」機能や、デジタルハイビジョン映像を高画質に録画/再生可能なi.LINK端子、BSデジタル放送の録画予約が簡単にできるAVマウスを搭載している。光デジタル(角型/TOS)出力端子は今回、PCMとAAC5.1chの両信号の切り換えができる。
i.LINK端子は昨年モデルへの搭載が見送られたため、BSデジタルチューナー内蔵テレビとして同社初になる。また先日発表された「MICROMV」フォーマット入力にも対応、前面i.LINK端子からMICROMVのカムコーダーをデジタル接続して楽しめる。
デザイン面では、『HD700シリーズ』で好評の「フローティングスクリーン」デザインと高光沢塗装を採用。
ソニーマーケティングは、BSデジタル本放送開始後、高画質、高音質、データ放送、多チャンネルなどの特徴が徐々に認知されてきているいま、BSデジタル放送のコンテンツを存分に楽しめるデジタルテレビとして本格的普及を推進するとのこと。(ホームシアターファイル編集部)
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- ブランドSONY
- 型番KD-36HD800
- 発売日2001.10.15
- 価格¥OPEN(40万円前後)
【SPEC】●対応信号:1125i,750p,525p,525i ●ブラウン管:スーパーファインピッチFDトリニトロン管102度偏向36型(16対9) ●映像入力:コンポジット×4、S映像×4、D4映像×1、コンポーネント×1、AVマルチ(RGB/Y色差)×1 ●音声入力:5.1ch入力、光デジタル ●iLink端子×3 ●外形寸法:99.4W×62.2H×59.2Dmm ●質量:97.2kg
- ブランドSONY
- 型番KD-32HD800
- 発売日2001.10.15
- 価格¥OPEN(35万円前後)
●対応信号:1125i,750p,525p,525i ●ブラウン管:スーパーファインピッチFDトリニトロン管102度偏向32型(16対9) ●映像入力:コンポジット×4、S映像×4、D4映像×1、コンポーネント×1、AVマルチ(RGB/Y色差)×1 ●音声入力:5.1ch入力、光デジタル ●iLink端子×3 ●外形寸法:89.8W×57.6H×56.4Dmm ●質量:76.2kg
- ブランドSONY
- 型番KD-28HD800
- 発売日2001.10.15
- 価格¥OPEN(30万円前後)
●対応信号:1125i,750p,525p,525i ●ブラウン管:スーパーファインピッチFDトリニトロン管102度偏向28型(16対9) ●映像入力:コンポジット×4、S映像×4、D4映像×1、コンポーネント×1、AVマルチ(RGB/Y色差)×1 ●音声入力:5.1ch入力、光デジタル ●iLink端子×3 ●外形寸法:80.4W×51.4H×56.4Dmm ●質量:57.9kg