• ブランド
    特設サイト
公開日 2001/08/30 17:39

日立、32V型に続いて37V型BSデジタルハイビジョンプラズマテレビを世界初製品化

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
左:W42−PDH2100 右:W37−PDH2100
●日立製作所 デジタルメディアグループは、世界初37V型BSデジタルハイビジョンプラズマテレビ「W37−PDH2100」を9月20日から発売する。あわせて42V型BSデジタルハイビジョンプラズマテレビ「W42−PDH2100」を9月20日、37V型ハイビジョン対応プラズマテレビ「W37−PD2100」を10月22日に発売する。

日立では、本年4月に発売を開始した32V型2機種に、今回発売する3機種を加えることにより、プラズマテレビのラインアップを強化し、画面サイズの選択の幅を広げる。また、新シリーズネーミングとして「ハイビジョンプラズマテレビ WOOO」を採用し、積極的な販売活動を行なっていく。「Wooo」は、“Wonder−驚きがある。World standard−世界の新しい基準である。Worthwhile−高い価値がある。”の3つのoを表している。

日立では、今後プラズマテレビの家庭内への本格的な普及を図るために、ユーザーがニーズに合わせて自由に画面サイズを選択できるよう、サイズ展開によるラインアップの拡充が必須と考えている。そして今回、本年4月に発売を開始した32V型2機種のユーザーカードなどをもとに、世界で初めて37V型のBSデジタルハイビジョンプラズマテレビを製品化を実現した。

新製品に採用したハイビジョンプラズマディスプレイパネル(以下ハイビジョンPDP)は、ALIS( Alternate Lighting of Surfaces Method )方式。水平方向 1,024画素、垂直方向1,024画素の高精細ハイビジョン表示は、これまで42V型より小さなPDPでは困難とされてきたが、民生品として業界最小となる0.81mm×0.45mmの画素ピッチを実現したことにより、初めて37V型で可能にした。そのため、37V型でも、デジタルハイビジョンのきめ細かな美しい映像を高品位なまま楽しむことが出来る。

さらに、より自由度の高いレイアウトを実現するため、スピーカー部に着脱が可能なセパレート構造を採用。スピーカーは、迫力ある中低音を再生するウーハーユニットを2個揃えた「Twin Drive方式」、シルク素材を使用し、きめ細かな高音を再生する「シルクドームツィーター」を採用している。さらに、1bitΔΣ変調方式デジタルアンプと、低音を補うTruBassシステムを採用し、デジタル高音質を実現している。そのほか、画面を左右に20度ずつ動かすことのできるスイーベル(回転)機構を付属卓上スタンドに採用、見る位置に合わせて画面の向きを簡単に変えることができるようにした。

42V型BSデジタルハイビジョンプラズマテレビには、42V型の従来機種(W42−PD2000)からパネル輝度を25%向上したALIS方式のハイビジョンPDPを採用し、明るくメリハリのある映像を再現する。

本日東京国際フォーラムにて開催された本新製品発表会席上での、質議応答の模様を付記しておく。
Q. 市場での想定価格は。またプラズマの寿命、消費電力量はどれくらいか
A. 市場で想定できる価格は、42V型で90万円前後、37V型BSチューナー内蔵タイプで80万円前後、37V型BSチューナー対応タイプで70万円前後。プラズマの寿命はブラウン管ワイドテレビと同等、消費電力は同型のブラウン管テレビに比べ100Wほど高い。今後は省電力化を考慮していく。
Q. 「メディアコントロール機能」について、他社製品もコントロール可能か。
A. 可能である。
Q. プラズマ製品ごとの月産台数の割合は。日立の今後のプラズマの展開は。
A. 月産台数の割合は、32V型 60%、37V型 30%、42V型 10%。日立では、家庭用のテレビをすべてプラズマに置き換えていくべく、マーケット拡大に励む。そういった展開の中で、新しいサイズ提案も検討していく。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ブランドHITACHI
  • 型番W42-PDH2100
  • 発売日2001年9月20日
  • 価格オープン価格(市場想定価格\900,000前後)
【SPEC】<モニター部>●有効画面寸法:922(縦)×522(横)mm 対角106cm ●画素数:水平1,024×垂直1,024画素 ●アスペクト比:16:9 ●画素ピッチ:0.90(横)×0.51(縦)mm ●表示色(階調数):1,677万色(256階調) ●輝度:750cd/平方m標準(白ピーク、パネル単位) ●視野角:160度以上 ●高音質回路:1bitΔΣ変調方式デジタルアンプ Twin Drive方式 サラウンド機能 ●音声出力端子:スピーカー端子(左、右) サブウーハー出力端子 ●消費電力:360W ●待機消費電力:2.0W ●本体外形寸法:1030W×636H×89Dmm ●質量:29.8kg <AVCステーション部>●高画質化回路:アドバンスド・プログレッシブ ニューマルチスキャンコンバーター 4メガ10bit3次元Y/C分離回路 デジタルゴーストリダクション回路 ●チューナー及び受信チャンネル:VHF/UHF/CATV×2(VHF:1~12ch,UHF:13~62ch,CATV:c13~c38ch) BSデジタル(000~999)×1 ●マルチウインドウ:2画面/4画面(525i,525p,1125i,750p入力可) ●メディアチェック機能:あり ●ワイド機能:ジャスピタッ・フルオートワイド ●ビデオ入力:3系統3端子 ●S2ビデオ入力:3系統3端子 ●モニター出力:1系統1端子 ●コンポーネントビデオ入力:Y,PB/CB,PR/CR なし D入力 2系統2端子(D4端子) ●光伝送受信入力:1系統1端子 ●RGB入力:1系統1端子 ●光デジタル音声出力:1系統1端子 ●i.LINK端子:2端子 ●電話回線接続端子:1端子 ●ビデオコントローラー端子:1端子 ●メディアコントローラー端子:1端子 ●その他の端子:ヘッドホン出力 ●消費電力:65.0W ●待機消費電力:3.0W ●外形寸法:430W×121H×280Dmm ●質量:6.5kg <スピーカー部>●スピーカー:8cm×2、2.5cm×1+8cm×2、2.5cm×1 ●音声最大実用出力:12W+12W(JEITA) ●外形寸法:101W×636H×88Dmm ●質量:2.2kg <スタンド>●外形寸法:770W×77H×300Dmm ●質量:4.2kg 
  • ブランドHITACHI
  • 型番W37-PDH2100
  • 発売日2001年9月20日
  • 価格オープン価格(想定価格\800,000前後)
<モニター部>●有効画面寸法:829(縦)×461(横)mm 対角95cm ●画素数:水平1,024×垂直1,024画素 ●アスペクト比:16:9 ●画素ピッチ:0.81(横)×0.45(縦)mm ●表示色(階調数):1,677万色(256階調) ●輝度:650cd/平方m標準(白ピーク、パネル単位) ●視野角:160度以上 ●高音質回路:1bitΔΣ変調方式デジタルアンプ Twin Drive方式 サラウンド機能 ●音声出力端子:スピーカー端子(左、右) サブウーハー出力端子 ●消費電力:315W ●待機消費電力:2.0W ●本体外形寸法:940W×573H×91Dmm ●質量:26.1kg <AVCステーション部>●高画質化回路:アドバンスド・プログレッシブ ニューマルチスキャンコンバーター 4メガ10bit3次元Y/C分離回路 デジタルゴーストリダクション回路●チューナー及び受信チャンネル:VHF/UHF/CATV×2(VHF:1~12ch,UHF:13~62ch,CATV:c13~c38ch) BSデジタル(000~999)×1 ●マルチウインドウ:2画面/4画面(525i,525p,1125i,750p入力可) ●メディアチェック機能:あり ●ワイド機能:ジャスピタッ・フルオートワイド ●ビデオ入力:3系統3端子 ●S2ビデオ入力:3系統3端子 ●モニター出力:1系統1端子 ●コンポーネントビデオ入力:Y,PB/CB,PR/CR なし D入力 2系統2端子(D4端子) ●光伝送受信入力:1系統1端子 ●RGB入力:1系統1端子 ●光デジタル音声出力:1系統1端子 ●i.LINK端子:2端子 ●電話回線接続端子:1端子 ●ビデオコントローラー端子:1端子 ●メディアコントローラー端子:1端子 ●その他の端子:ヘッドホン出力 ●消費電力:65.0W ●待機消費電力:3.0W ●外形寸法:430W×121H×280Dmm ●質量:6.5kg <スピーカー部>●スピーカー:8cm×2、2.5cm×1+8cm×2、2.5cm×1 ●音声最大実用出力:12W+12W(JEITA) ●外形寸法:101W×573H×91Dmm ●質量:2.1kg <スタンド>●外形寸法:560W×78H×254Dmm ●質量:3.6kg 
  • ブランドHITACHI
  • 型番W37-PD2100
  • 発売日2001年10月22日
  • 価格オープン価格(想定価格\700,000前後)
<モニター部>●有効画面寸法:829(縦)×461(横)mm 対角95cm ●画素数:水平1,024×垂直1,024画素 ●アスペクト比:16:9 ●画素ピッチ:0.81(横)×0.45(縦)mm ●表示色(階調数):1,677万色(256階調) ●輝度:650cd/平方m標準(白ピーク、パネル単位) ●視野角:160度以上 ●高音質回路:1bitΔΣ変調方式デジタルアンプ Twin Drive方式 サラウンド機能 ●音声出力端子:スピーカー端子(左、右) サブウーハー出力端子 ●消費電力:315W ●待機消費電力:2.0W ●本体外形寸法:940W×573H×91Dmm ●質量:26.1kg <AVCステーション部>●高画質化回路:アドバンスド・プログレッシブ ニューマルチスキャンコンバーター 4メガ10bit3次元Y/C分離回路 デジタルゴーストリダクション回路 ●チューナー及び受信チャンネル:VHF/UHF/CATV×2(VHF:1~12ch,UHF:13~62ch,CATV:c13~c38ch) ●マルチウインドウ:2画面/4画面(525i,525p,1125i,750p入力可) ●メディアチェック機能:なし ●ワイド機能:ジャスピタッ・フルオートワイド ●ビデオ入力:4系統4端子 ●S2ビデオ入力:3系統3端子 ●モニター出力:1系統1端子 ●コンポーネントビデオ入力:Y,PB/CB,PR/CR 1系統1端子 D入力 2系統2端子(D4端子) ●光伝送受信入力:1系統1端子 ●RGB入力:1系統1端子 ●光デジタル音声出力:なし ●i.LINK端子:なし ●電話回線接続端子:なし ●ビデオコントローラー端子:なし ●メディアコントローラー端子:なし ●その他の端子:ヘッドホン出力 ●消費電力:37.0W ●待機消費電力:5.0W ●外形寸法:430W×121H×280Dmm ●質量:5.1kg <スピーカー部>●スピーカー:8cm×2、2.5cm×1+8cm×2、2.5cm×1 ●音声最大実用出力:12W+12W(JEITA) ●外形寸法:101W×573H×91Dmm ●質量:2.1kg <スタンド>●外形寸法:560W×78H×254Dmm ●質量:3.6kg 
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX