ビクター、DVDと15型液晶テレビを一体化した“シアターアオシス”を発売

「LL-15DV1」。右は側面から撮影したもの

●日本ビクター（株）は、DVDプレーヤーとプログレッシブ15インチ液晶カラーテレビを一体化し、広い音場空間と明快な音像定位を実現した着脱可能な「DDスピーカー」を搭載したパーソナルDVDテレビシステム「LT-15DV1」を9月21日より発売する。価格は275,000円。本機は「aosis」シリーズの新ラインアップとなる。

本機は、DVDプレーヤーと15インチ液晶カラーテレビをコンパクトに一体化。面倒な接続をすることなく、手軽にDVD／CD／テレビが楽しめる。

液晶テレビはプログレッシブ方式で、2-3プルダウンのほか、ビデオ映像の3次元処理によるプログレッシブ化にも対応。業界最速クラス16msの液晶応答速度により、残像の少ないクリアな映像を実現した。視野角も広く、左右160゜、上下140゜となっている。D4入力端子を搭載し、コンプレッション表示とはなるが、1125i、750pの映像も受け入れることができる。

メインスピーカーには、同社が独自に開発した、広い音場空間と明快な音像定位を実現する着脱可能な「DDスピーカー」を、ビジュアル商品として初めて搭載。キャビネットに、内部定在波を抑え自然な音圧バランスを実現する円筒形アルミ押出し材を採用。定位感を失わず幅広いリスニングエリアを確保し、置き場所や聴く場所を選ばない新しいリスニングスタイルを可能にした。

本体に内蔵したウーハーは、エッジワイズ6層巻ボイスコイル採用の11cmユニット2個を、ウーハー専用の2chアンプで駆動するツインドライブ方式と、同社独自の“エクステンデッド・スーパーバス回路”採用により、40Hzまでの重低音を豊かに再現。コンパクトながら躍動感にあふれ、小音量時でも充実した再現力を発揮する。（Phile-web編集部）