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公開日 2001/09/28 18:33
パイオニアからDVDオーディオ/ビデオプレーヤー2機種新発売
DV‐S747A(左)、DV‐S646A(右) |
「DV−S747A」はDVDオーディオ/ビデオプレーヤーとしては業界初のスーパーオーディオCDマルチチャンネルにも対応しながら、10万円を切る価格を実現。「DV−S646A」プログレッシブスキャンを搭載したハイCPモデル。特長は次の通り。
まずは「DV−S747A」「DV−S646A」2機種共通の主な特長から。
DVDオーディオのフルスペックである"192kHz/24bit 2チャンネル"から、 96kHz/24bitマルチチャンネルまで高品位に再生。CDやDVDの音声信号をDVDオーディオの最高フォーマットである、176.4kHz、192kHzまでアップサンプリング処理し、再生周波数帯域を伸ばすことにより、よりなめらかな音とワイドレンジ再生を実現する。加えて、CDやDVDの16bit、20bitのデジタル信号を24bitへ再量子化し、原音の滑らかな波形を再現し、ダイナミックレンジの拡大、量子化ノイズの低減を図る。
画質面のクオリティもスゴい。新開発ビデオクオリティエンハンサー「VQE7」を搭載。これにより、ソフトの映像情報に欠落がある場合などでも、フィルム素材とビデオ素材を問わず2−3プルダウン方式処理と3次元動き適応処理のいずれかの方法で自動的に処理を行い、オリジナル映像に迫る鮮明なプログレッシブ映像を再現することができるという優れもの。
また、映像信号プロセスの最終段階であるD/A(デジタル/アナログ)変換を新開発のアナログビデオフィルターにより処理。映像のノイズを低減させることで、映像の細かなディテールまで正確に再生することができる。さらに、新開発のデジタルフィルターにより、水平解像度540本の高精細映像を実現。プログレッシブ映像を一層高品位に仕上げている。
この他、ビデオモードと、標準/マニュアルモードで録画したDVD−RWディスクの両方を高画質・高音質に再生可能。MP3フォーマットで記録された、CD−R/RWディスクの再生も可能である。また、2本のスピーカーでも本格サラウンドが楽しめる"SRS TruSurround"を搭載している。
「DV−S747A」はDVDオーディオ/ビデオ再生に加え、スーパーオーディオCDのマルチチャンネルディスク再生を実現。また、業界の最高水準である最新の13bit/108MHz映像DACを搭載し、オーバーサンプリング処理によって、従来のD/A(デジタル/アナログ)処理で生じていた信号の劣化や、折り返しノイズを大幅に抑制し、映像のレベルを高めた。(ホームシアターファイル編集部)
【SPEC】●再生可能メディア:DVDオーディオ、DVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-R/DVD-RW(ビデオモード)、SACD、CD-R/RW、ビデオCD、音楽CD、CDV(オーディオパートのみ)、DTS-CD、MP3フォーマットで記録されたCD-R/RW ●映像特性:水平解像度DVD 540本 ●出力端子:コンポーネント映像出力(Y、CB、CR)1系統、D2/D1端子1系統、S2/S1映像出力端子2系統、映像出力端子2系統、光デジタル出力端子1系統、同軸デジタル出力端子1系統、アナログ音声出力端子2系統、アナログマルチチャネル音声出力端子1系統 ●外形寸法:420W×97.5H×278Dmm ●質量:4.5kg ●消費電力:14W
【SPEC】●再生可能メディア:DVDオーディオ、DVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-R/DVD-RW(ビデオモード)、SACD、CD-R/RW、ビデオCD、音楽CD、CDV(オーディオパートのみ)、DTS-CD、MP3フォーマットで記録されたCD-R/RW ●映像特性:水平解像度DVD 540本 ●出力端子:コンポーネント映像出力(Y、CB、CR)1系統、D2/D1端子1系統、S2/S1映像出力端子2系統、映像出力端子2系統、光デジタル出力端子1系統、同軸デジタル出力端子1系統、アナログ音声出力端子2系統、アナログマルチチャネル音声出力端子1系統 ●外形寸法:420W×95.5H×277Dmm ●質量:2.9kg ●消費電力:13W