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公開日 2001/12/04 18:43
日立、デジタルインフォメーションLCDリアプロジェクタを発売
(左から)40型天吊タイプ 横4面マルチ LSV40-1421C、40型天吊タイプ 単面 LSV40-1121C 、40型マルチディスプレイタイプ縦2段横3面マルチ LSV40-2321M、40型マルチディスプレイタイプ単面 LSV40-1121M |
近年のブロードバンドネットワークの普及により、案内や広告を始めとした多くの情報をリアルタイムに配信できるようになったことに伴い、従来の案内板や看板に変わる新しい情報の表現媒体が求められている。
新製品のデジタルインフォメーションLCDリアプロジェクタは、ブロードバンドネットワークで送られた情報を効果的に表示する、ネットワーク型情報表示システム端末としての利用をターゲットに開発された製品であり、飲食業・流通業・金融機関等の店舗や、交通機関、イベント会場等への活用を想定されている。
本製品は、従来このような情報表示媒体の一つとして利用されているLEDディスプレイと比べ、高精細で視認性が高く、写真や動画を用いたアイキャッチ性の高い表現が可能。またCRTディスプレイを始めとした直視型ディスプレイは、店舗の照明の映りこみや、焼きつきといった課題があったが、本製品はこれらの課題を解決しており、更に複数の画面をシームレスに繋ぎ合わせ大画面を構築できるというメリットを持っている。店舗等で日々手軽に快適に使用できるよう、メンテナンス性の向上や、耐環境性の強化などが図られている。
天吊タイプは天吊・壁掛設置により、人の目に付きやすく注目度の高い頭上からの情報提供が可能。横方向へのマルチ画面化により、多くの情報を更に高いアイキャッチ性で表現できる。マルチディスプレイタイプは縦・横にマルチ画面化することで、40cmという極めて薄型での大画面化が可能であり、スペースの制限される店舗での利用にも最とされる。 (Phile-web編集部)
「LSV40−1121C」
40型SVGA(800×600ドット)表示 天吊・壁掛設置、横マルチ画面対応
オープン価格(作業費、部材費、調整費などのぞく単面での想定価格は\100万円前後)
2002年3月上旬発売
「LSV40−1121M」
40型SVGA(800×600ドット)表示 縦・横マルチ画面対応
オープン価格(作業費、部材費、調整費などのぞく単面での想定価格は\100万円前後)
2002年3月上旬発売
関連リンク
- ブランドHITACHI
- 型番上記参照
- 発売日上記参照
- 価格上記参照
【SPEC】●画面サイズ:40型(800×600mm) ●解像度(ドット数):SVGA(800×600) ●アスペクト比:4:3 ●表示方式:液晶3板投写方式 ●液晶パネル:サイズ0.7型×3枚 駆動方式ポリシリコンTFTアクティブマトリクス ●輝度(全白):600cd/平方m(TYPICAL) ●コントラスト比:350:1(TYPICAL) ●適視範囲:水平120度p-p 垂直50度p-p ●RGB入力:アナログR.G.B.H.V[BNC] デジタルTMDS方式[MDR20ピン] ●入力周波数:水平15~80kHz 垂直40~120Hz ●最大入力解像度:SXGA(1,280×1,024)(最大ドットクロック:110MHz) ●ビデオ入力:<オプション>コンポジット[BNC]、コンポジット[BNC]/S端子選択 ●制御端子:RS-232C[D-sub9ピン]、RS-485入力(RS-232Cと共用)、RS485出力[D-sub9ピン] ●光源(ランプ):100W超高圧水銀ランプ(平均寿命8,000時間) ●主な内蔵機能:スキャンコンバータ(拡大/縮小機能)、内蔵画面登録機能(オプション) ●電源:AC100V 50/60Hz(アース付電源プラグ使用) ●消費電力:160W(ビデオ入力無しの場合) ●マルチ画面構成:横マルチ画面(LSV40-1121C) 横・縦マルチ画面(LSV40-1121M) ●外形寸法:800W×675H×550D(上面),372D(底面)mm(LSV40-1121C) 800W×805H×400Dmm(LSV40-1121M) ●質量:約30kg(LSV40-1121C) 約35kg(LSV40-1121M) ●製品使用環境:温度5~35℃ 湿度20~80%