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公開日 2002/01/23 18:15
三洋電機・桑野社長が会見「新規事業育成」を強調
●三洋電機は23日、新年社長会見を行い、桑野幸徳社長をはじめとする各カンパニーの社長が、同社の今年度の取り組み概要や2002年度の事業計画等について説明を行った。
桑野社長は、「日本経済が厳しい状況にあるなかで、この状況から脱出を図るためにも新製品、新規事業が大切」と、新規事業育成の重要性を強調。100〜500億円規模の事業を3〜5年で約10件成立するという新規事業育成の目標を掲げた。
昨年示した中期計画「チャレンジ21」の経営方針に則り、同社は現在、ビジネスモデルの変革や製造力・開発力の効率化など、6つの改革の取り組んでいる。桑野社長は「日本の構造改革についてはどうしてもやらなければならない。高コストの社会システムをやり変えていく。製造業も、技術を中心とした新しい事業を起こしていくその気構えを、2002年からは実現に移していかなければならない。新規事業育成の目標実現へ向け、果敢にチャレンジしていきたい」と、2002年へ向けての豊富と意欲を示した。
一方、同社マルチメディアカンパニー・壽英司社長は、2003年度連結売上で「1兆円カンパニーへの挑戦」を目標として掲げ、液晶プロジェクター、デジタルカメラ、携帯電話、光ピックアップの4つを同カンパニーのコア事業として挙げた。さらに育成事業として、PDP、DVDローダー、導光板の3つをを挙げた。
「デジタル時代になり、我が社にも勝ち組で展開していける商品が出てきました。また、お客様も、いいものなら買っていただける環境になってきた」と市場環境の変化に言及し、同社に追い風が吹きつつあると分析した。お客様第一主義をさらに徹底させ、「1兆円を目指し、まだまだ多くの課題はありますが、頑張っていきたい」と、力強い言葉で締めくくった。(Senka21編集部)
桑野社長は、「日本経済が厳しい状況にあるなかで、この状況から脱出を図るためにも新製品、新規事業が大切」と、新規事業育成の重要性を強調。100〜500億円規模の事業を3〜5年で約10件成立するという新規事業育成の目標を掲げた。
昨年示した中期計画「チャレンジ21」の経営方針に則り、同社は現在、ビジネスモデルの変革や製造力・開発力の効率化など、6つの改革の取り組んでいる。桑野社長は「日本の構造改革についてはどうしてもやらなければならない。高コストの社会システムをやり変えていく。製造業も、技術を中心とした新しい事業を起こしていくその気構えを、2002年からは実現に移していかなければならない。新規事業育成の目標実現へ向け、果敢にチャレンジしていきたい」と、2002年へ向けての豊富と意欲を示した。
一方、同社マルチメディアカンパニー・壽英司社長は、2003年度連結売上で「1兆円カンパニーへの挑戦」を目標として掲げ、液晶プロジェクター、デジタルカメラ、携帯電話、光ピックアップの4つを同カンパニーのコア事業として挙げた。さらに育成事業として、PDP、DVDローダー、導光板の3つをを挙げた。
「デジタル時代になり、我が社にも勝ち組で展開していける商品が出てきました。また、お客様も、いいものなら買っていただける環境になってきた」と市場環境の変化に言及し、同社に追い風が吹きつつあると分析した。お客様第一主義をさらに徹底させ、「1兆円を目指し、まだまだ多くの課題はありますが、頑張っていきたい」と、力強い言葉で締めくくった。(Senka21編集部)