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公開日 2002/04/24 20:05
デオデオ、エイデンの共同持株会社「株式会社エディオン」設立記念式典が開催!
●広島を本拠地とするデオデオと、名古屋に拠点を構えるエイデンの二つの家電量販店が、共同持株会社「株式会社エディオン」をこの3月29日に設立し、経営統合を進めていることはご存知の方も多いだろう。エディオンの傘下にデオデオとエイデンが加わるというかたちをとり、両店合わせて4,400億円を超える売上げを管理する会社だ。
本日、都内にて「株式会社エディオン」の設立記念式典が開かれ、同社の代表取締役会長である久保允誉氏が経営統合の意義、今後の方向性などについて説明を行った。
それによると、ディスカウント系/カメラ系のチェーンが急速に拡大しているのが統合に至った理由と説明。統合によるスケールメリットを創出し、なおかつ経営戦略や商品仕入れ、販促方法などの共有化をはかることにより、大幅なコストダウンが見込めるとした。
ただし同氏は、統合により低価格主義を進めることはないと言明し、あくまで、今まで両社が進めてきた「お客様第一主義」「地域密着型の事業展開」を継続し、「サービス型小売業」を徹底的に追求することで明確な差別化を図っていくとした。
さらに同氏は、エディオンとベスト電器、ジョーシン、ミドリ電化の業務提携についても説明。プライベートブランド商品の開発などを中心に、すでに具体的な委員会を開催しているとし、今秋には500ほどの製品を店舗に投入できると語った。
経営統合1年目はシステム面の統合、資産圧縮などに使い、2〜5年目には新規店舗の出店など、統合の具体的な成果を生みだしていくという。また、現在はデオデオとエイデンの店名は変わっていないが、CIの変更などをするならこの時期、という。
我々消費者にとっては、激安価格の店舗があるのはありがたいが、きめ細かいサービスや安心感を提供するお店も必要なことは明らかだ。経営統合による成果が享受できるよう期待したい。(Phile-web編集部)
本日、都内にて「株式会社エディオン」の設立記念式典が開かれ、同社の代表取締役会長である久保允誉氏が経営統合の意義、今後の方向性などについて説明を行った。
それによると、ディスカウント系/カメラ系のチェーンが急速に拡大しているのが統合に至った理由と説明。統合によるスケールメリットを創出し、なおかつ経営戦略や商品仕入れ、販促方法などの共有化をはかることにより、大幅なコストダウンが見込めるとした。
ただし同氏は、統合により低価格主義を進めることはないと言明し、あくまで、今まで両社が進めてきた「お客様第一主義」「地域密着型の事業展開」を継続し、「サービス型小売業」を徹底的に追求することで明確な差別化を図っていくとした。
さらに同氏は、エディオンとベスト電器、ジョーシン、ミドリ電化の業務提携についても説明。プライベートブランド商品の開発などを中心に、すでに具体的な委員会を開催しているとし、今秋には500ほどの製品を店舗に投入できると語った。
経営統合1年目はシステム面の統合、資産圧縮などに使い、2〜5年目には新規店舗の出店など、統合の具体的な成果を生みだしていくという。また、現在はデオデオとエイデンの店名は変わっていないが、CIの変更などをするならこの時期、という。
我々消費者にとっては、激安価格の店舗があるのはありがたいが、きめ細かいサービスや安心感を提供するお店も必要なことは明らかだ。経営統合による成果が享受できるよう期待したい。(Phile-web編集部)