キヤノン、新デザイン採用の小型・軽量DVカメラ「IXY DV 3」を発売

IXY DV 3（液晶モニターを開いた状態、閉じた状態）

●キヤノンは、小型・軽量のデジタルビデオカメラ「IXY DV」シリーズの新モデルとして、シルバー色の金属外装ボディにブルーのアクセントを施した新デザイン採用の「IXY DV 3」を5月下旬に発売する。価格はオープンだが、13万円前後での販売が予想される。

アクセサリーキットは別売りで「AK-210」が用意されている。「AK-210」の内容は、電源アダプター、バッテリーパック、充電器、SDメモリーカード（8MB）、インターフェースケーブル、ソフトウェアCD-ROMとなっており、2万8千円で販売する。もちろん、発売は本体と同時だ。

本機は、シルバー色の金属外装ボディにブルーのアクセントを施した新デザインを採用。高級感がうまく演出されている。

「IXY DV 2」からCCDも変更された。1/6型68万画素（有効画素数：テープ記録時約34万、カード記録時約63万）CCDを採用し、動画撮影はもちろん、XGAサイズ（1,024×768 pixel）までの静止画撮影も行える。

さらに、カメラ信号処理LSIに新開発のものを採用した。動画記録時にはTVモニターでの再生に適した色信号処理を行う一方、静止画のカード記録時には、キヤノンのデジタルカメラと同様にプリントアウトを前提とした信号処理を行う。これにより、動画・静止画ともに自然な色再現性を実現した。

カード記録はSDメモリーカードとMMCに対応。アクセサリーキットに付属のUSBケーブルでパソコンに取り込む。さらに、カードフォトプリンター「CP-10」（別売）にも対応し、パソコンを使わずに直接プリントアウトすることもできる。

このほか、今回新たにMotion JPEGによる動画のカード記録が可能になった。これにより、動画のパソコンへの取り込みやメールによる送信が容易に行える。（Phile-web編集部）