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公開日 2002/06/12 18:12
ソニー、エコロジーなウォークマンを商品化へ
●ソニー(株)は植物原料プラスチックを筐体に採用したウォークマンを商品化、この秋には第一弾商品を発売する予定であると発表した。
今回同社のウォークマンに採用されることになった植物原料プラスチックは、トウモロコシやジャガイモなどのデンプンや糖類を乳酸菌で発酵させ、さらに 化学的に結合して作られるプラスチックだ。従来は電子機器の筐体のような耐久消費財には不向きであったポリ乳酸に更に改良を加え、筐体の9割以上に採用していく見込みである。
植物原料プラスチックは、毎年生産できる植物資源を主原料としているので、石油から作られる通常のプラスチックに比べて枯渇性資源の節約を図ることができるとしている。廃棄後の処理についても、微生物や酵素による分解処理や焼却処理においてもダイオキシンを発生させずに効果的なリサイクルが期待できるとのことだ。
また植物原料プラスチックについては、透明シートを熱成形することで製品の包装材にも応用が可能で、7月より小型ラジオのパッケージにも採用していくということである。
(Phile-web編集部)
今回同社のウォークマンに採用されることになった植物原料プラスチックは、トウモロコシやジャガイモなどのデンプンや糖類を乳酸菌で発酵させ、さらに 化学的に結合して作られるプラスチックだ。従来は電子機器の筐体のような耐久消費財には不向きであったポリ乳酸に更に改良を加え、筐体の9割以上に採用していく見込みである。
植物原料プラスチックは、毎年生産できる植物資源を主原料としているので、石油から作られる通常のプラスチックに比べて枯渇性資源の節約を図ることができるとしている。廃棄後の処理についても、微生物や酵素による分解処理や焼却処理においてもダイオキシンを発生させずに効果的なリサイクルが期待できるとのことだ。
また植物原料プラスチックについては、透明シートを熱成形することで製品の包装材にも応用が可能で、7月より小型ラジオのパッケージにも採用していくということである。
(Phile-web編集部)