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公開日 2002/07/31 18:34

ソニー、230万画素CCDを搭載したMICROMVビデオカメラを発売

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スペースシャトルを思わせる個性的なデザインを採用している
●ソニーマーケティング(株)は、MICROMV方式のビデオカメラ『DCR-IP220K』を9月10日より発売する。価格はオープンだが、20万円前後での販売が予想される。 

本機はMICROMV"方式による小型カセット・メカデッキの特長を生かし、98W×75.5H×136Dmmの小型化と約520gという軽量化を実現した。さらに、業界初の総画素数211万画素 1/3.6型CCDを搭載。水平解像度530本の高画質動画記録と1600×1200ドットの高精細静止画記録が可能となっている。レンズはカール ツァイスレンズ<バリオゾナーT*>を搭載し、被写体のディテールや色再現性などに優れる。

同社独自の高速度画像処理システムの向上により、有効画素数は動画時108万画素、静止画時192万画素を実現。静止画は1600×1200ドットのUXGAサイズで撮影できる。

同社のDVカメラとカールツァイスレンズの組み合わせはおなじみのものだが、本機のレンズは"カールツァイス"の中で最も進んだ光学多層コーティングであるT*(ティースター)コーティングを採用し、不要な反射を抑え、より忠実な色再現性を実現する。

操作面では、ハイエンドビデオカメラや一眼レフカメラなどに採用されているズームリング機能が目を引く。レンズ部のリングを動かすことにより、ズームイン、アウトの操作が可能。高速から低速まで微妙なタッチでズーム速度を調整できる。また、スイッチの切り替えによりマニュアルフォーカスリングとしても機能する。

本機の愛称は“ネットワークハンディカムIP”。Bluetooth機能によるワイヤレスインターネット接続に加え、本機では別売りのハンディカム専用USB-PDCアダプターにより、携帯電話(PDC方式)でもインターネットに接続可能となった。また、USB接続によるストリーミング機能も装備している。

デザインも目新しい。被写体をとらえる目線の延長上にレンズの軸、ファインダー、液晶モニター部を構成するインラインレイアウトを採用。撮影者の目がとらえているシーンとカメラのとらえるシーンがほぼ同一線上に並び、撮影者のイメージに忠実な撮影が可能となる。本体のホールディング部分が傾斜しているので、カメラを安定して構えられるのも利点となる。(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドSONY
  • 型番DCR-IP220K
  • 発売日9月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20万円前後)
【SPEC】●規格:MICROMV方式 ●使用カセット:MICROMVカセット ●録画時間:60分(MGR60使用時) ●最大連続撮影時間:130分(『NP-FF70』でビューファインダー使用時) ●手振れ補正方式:新アクティブイメージエリア方式 ●CCD撮像素子:1/3.6型総画素数211万/有効画素数108万(動画)192万(静止画) ●レンズ:F1.8〜2.1、f=4.5〜45mm(35ミリ換算値 カメラモードf=52〜520mm、メモリーモードf=39〜390mm) ●フィルター径:37mm ●ズーム倍率:光学10倍/デジタル120倍 ●シャッタースピード:オート,1/4〜1/4000(プログラムAE使用時) ●液晶モニター:2.5型 (21万ドット) ●外形寸法(最大突起部含まず): 98W×75.5H×136Dmm ●本体質量:約520g
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