• ブランド
    特設サイト
公開日 2002/08/01 18:50

松下電器と吉本興業が双方向エンタテインメントを共同推進

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(左)合意の握手をする松下電器の専務取締役田中宰氏と吉本興業鰍フ代表取締役社長林裕章氏。(右)パナソニックセンター
●本日、松下電器鰍ニ吉本興業鰍ヘブロードバンド時代に向けた双方向エンタテインメントを共同で推進することに合意をした。今年の9月に東京都江東区に開設する「パナソニックセンター有明スタジオ」で、新しいサービスとシステムソリューションの開発、および幅広いコラボレーションによる実験プロジェクトの推進に取り組む予定だ。

両社が目指すのは、放送・通信・ライブエンタテインメントの融合による、新しい参加型の双方向サービス。具体的にいうと、講演会やコンサート・番組等を中継しながら、ITを導入した地域ホールに発信し、(例えば大画面で)出演者(タレント等)と離れた参加者との映像によるダイレクトコミュニケーションを可能にする双方向エンタテインメントのこと。もちろんFTTH環境で、お茶の間から視聴者参加できるシステムも可能だ。

こうしたIT技術により、物理的な「距離」の問題を解決。出演者がわざわざ出向かなくても、各ホールや会場での公演や催しものを同時発信し、シェアの確保とよりリーズナブルな提案ができるようになる。また、出演者のスケジュール等による「時間」の問題については、「追っかけ再生」の機能を駆使し、ライブ感を演出するなど工夫を考えている。

また、このシステムを活用すれば、様々なエンタテインメントへの利用が考えられる。たとえば講演会(医療・教育・文化・スポーツなどのセミナー)や音楽番組(音楽ライブ・トークライブ等)、カルチャー(料理・英会話等)、劇場中継(スポーツやコンサートイベント等)、デジタル映画配信などが、幅広いホールネットワーク双方向サービスで展開する可能性を秘めているのだ。

サービス・コンテンツの開発に当たっては、最新デジタル設備による本格収録スタジオを備え、ブロードバンド向けサービスの実証実験ができる「パナソニックセンター」を活用し、松下電器のソリューション力と吉本興業のコンテンツ製作力を結集、さらに幅広いビジネスパートナー(現在実験プロジェクトに参加予定の企業は、エイベックス梶E鞄d通・潟Lャスティ・ピーディディ梶jの参画を募り、早期の商品化を図るつもりだ。

今後両社に加え、通信事業者を始めサービス・コンテンツ関連企業などのビジネスパートナーとのコラボレーションを行い、2003年から具体的な地域ホールに向けた先行サービスの実施・実験プロジェクトの推進を計画している。また、両社は今回の双方向エンタテインメントの共同推進に加え、「パナソニックセンター有明スタジオ」の運営会社も共同で設立する予定だ(AVレビュー編集部)。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX