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公開日 2002/09/20 20:05
ムラウチが年商100億を目指したEコマース事業の抜本強化を発表
●(株)ムラウチは平成16年3月期を直近としたJASDAQへの株式公開を目指し、今後同社におけるEコマース事業拡大を宣言した。
平成10年11月より開始された同社のEコマース事業は、現在では前年度比2倍の売り上げを達成し、急速なる成長を遂げるに至っているという。今回は他社との差別化をさらに図ることを目的とし、平成15年3月期における売り上げ45億円、平成16年3月期には100億円を目指し、来年平成15年1月にシステムを大規模に刷新すると発表した。
同社は今回の再構築に3つの目的を掲げる。1つ目はユーザに対するサービスレベルの向上だ。商品選定に必要なカタログ情報充実と高速かつ拡張性の高い検索手段の提供を目指し、また商品を購入したユーザへの商品発送のスピードアップにもレベルアップを図っていく。また、日本信販(株)と提携し、従来のクレジットカード決済に加えてショッピングローンが利用できるようにするなど、決済手段を大幅に充実させる予定であるという。
2つ目は、システムのパフォーマンスを大幅に向上である。同社は現在、Eコマース事業の急速な拡大によってアクセス数や商品数が大幅に増大し、現状のシステムで処理するには困難な状況になっているという。今回再構築するシステムでは、メインフレーム超のIBM エンタープライズUNIXサーバpSeries670を採用する。これにより、pSeries670では、「論理パーティショニング」機能による運用の柔軟性を確保できるほか、高パフォーマンスかつ高信頼性を実現するということだ。
最後に、先進のテクノロジーを適用し、スケーラビリティと柔軟性の高いシステムを構築していく。スケーラビリティの高いシステムの基盤となるJava、 XML技術、マルチベンダ、マルチプラットフォームに対応した幅広いシステム開発技術が必要となり、同社は今回のシステム構築にあたり、日立ソフトウェアエンジニアリング(株)に開発・運用を全面委託するということだ。
同社は今回再構築するシステムをビジネスの基盤に据えて、Eコマース事業をさらに大きく発展・拡大させていく考えだ。
(Phile-web編集部)
平成10年11月より開始された同社のEコマース事業は、現在では前年度比2倍の売り上げを達成し、急速なる成長を遂げるに至っているという。今回は他社との差別化をさらに図ることを目的とし、平成15年3月期における売り上げ45億円、平成16年3月期には100億円を目指し、来年平成15年1月にシステムを大規模に刷新すると発表した。
同社は今回の再構築に3つの目的を掲げる。1つ目はユーザに対するサービスレベルの向上だ。商品選定に必要なカタログ情報充実と高速かつ拡張性の高い検索手段の提供を目指し、また商品を購入したユーザへの商品発送のスピードアップにもレベルアップを図っていく。また、日本信販(株)と提携し、従来のクレジットカード決済に加えてショッピングローンが利用できるようにするなど、決済手段を大幅に充実させる予定であるという。
2つ目は、システムのパフォーマンスを大幅に向上である。同社は現在、Eコマース事業の急速な拡大によってアクセス数や商品数が大幅に増大し、現状のシステムで処理するには困難な状況になっているという。今回再構築するシステムでは、メインフレーム超のIBM エンタープライズUNIXサーバpSeries670を採用する。これにより、pSeries670では、「論理パーティショニング」機能による運用の柔軟性を確保できるほか、高パフォーマンスかつ高信頼性を実現するということだ。
最後に、先進のテクノロジーを適用し、スケーラビリティと柔軟性の高いシステムを構築していく。スケーラビリティの高いシステムの基盤となるJava、 XML技術、マルチベンダ、マルチプラットフォームに対応した幅広いシステム開発技術が必要となり、同社は今回のシステム構築にあたり、日立ソフトウェアエンジニアリング(株)に開発・運用を全面委託するということだ。
同社は今回再構築するシステムをビジネスの基盤に据えて、Eコマース事業をさらに大きく発展・拡大させていく考えだ。
(Phile-web編集部)