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公開日 2002/11/11 18:10
ソニー、ノンリニア制作システムとHDCAMコンパクトプレーヤーを発売
HDCAMコンパクトプレーヤー『J-H1』 |
Ver5.0では、従来XPRI本体で処理されていたレンダリング作業(描画のための演算処理)を、イーサネットにより接続した複数台のパソコンで処理させることができるようになった。これによりレンダリング時間の大幅な短縮を実現し、またレンダリング中においてもXPRI本体で並行して編集作業を続行することができる。
同社では、「2003年の地上波のデジタル化によりドラマ・番組のHD制作がますます増えていくなか、HD制作全体のワークフローの改善・効率化を目指し、個々のニーズに適したシステム構築にも対応していく」としている。
また同社は、HDCAMフォーマット素材の再生確認などに使用できるHDCAMコンパクトプレーヤー『J-H1』を2003年3月より発売する。価格は150万円。
『J-H1』は、専用スタンドを使って縦置きも可能な小型・軽量サイズで、置き場所をとらないのが魅力。HDビデオ信号出力とダウンコンバーター機能によるNTSC 信号の出力が可能なほか、新たに搭載したXGA出力端子により、コンピューターディスプレーや各種プロジェクターを使った素材確認やプレゼンテーション用途にも利用できる。(Phile-web編集部)