HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2003/04/16 12:16
デンマーク「DALI」社のテクニカルディレクター、ラルス・ウォーレ氏が弊社を訪問
デンマークDALI社テクニカルディレクター、Mr.Lars Worre |
そのDALI社のテクニカル・ディレクター、Lars Worre(ラルス・ウォーレ)氏が、本日弊社を訪問し、同社製品の魅力について語ってくれた。先日の発表会で同氏は「DALIの音はどんな音だ、と言われると返答に窮してしまいます。音はあくまでソフトの中に入っていて、それをそのまま引き出すのが我々の仕事です」と語り、同社スピーカーのニュートラルな特性についてアピールしていた。
同社製品には、独自の技術が多く盛り込まれている。たとえばEuphoniaシリーズのフラグシップモデル「MS 5」は、新開発の低損失ミッドレンジ/ウーファーユニットと、ソフトドームとリボンの利点をあわせもつ、ハイブリッドツイーター・モジュールを搭載している。また、厳選したパーツを直接ハンダ付けしたクロスオーバー、22mm厚のリアルウッドキャビネット、各ユニットごとに独立したチェンバーなど、高音質を実現するための技術的なチャレンジは枚挙に暇がない。
Dali社は1983年、デンマークに現会長のピーター・リンドルフ氏により設立された。同社は北欧を代表するAudio Nordグループのスピーカー製造・販売部門で、北欧の恵まれた木工技術を背景に、入念に仕上げられた高級ブランド家具を彷彿させる外観と、厳選された電気部品のクオリティーを最大限発揮する独自の技術で、欧米ではハイエンドスピーカーブランドとして確固たる地位を築いている。
(Phile-web編集部)