第7回パイオニアカーサウンドコンテストが開催中！

審査の模様。エンジン音による音質への影響を無くすため、バッテリーに直接電源をつなぎ試聴を行っている

●9月3日より、静岡県のつま恋を舞台に、第7回パイオニアカーサウンドコンテストが行われている。

このイベントは、全国のカーサウンドショップが製作したクルマを「ピュアデジタルクラス」「デジアナクラス」「DVDカーシアタークラス」の3カテゴリーに分け、それぞれの聴感をオーディオ評論家が審査。それぞれ上位のクルマを決定し、表彰するというもの。今年も100台以上の趣向を凝らしたクルマが集結し、活況を呈している。

審査の内容も本格的で、事前に各審査員が課題曲を指定し、そのディスクを丹念に聴き込むことで音の良し悪しを決定する。ちなみに、今年から審査員に加わった吉田伊織氏は、DVDに「フォッシー」、CDは「オーケストラ・リベラ・クラシカ」をチョイスした。

審査を終えたクルマは報道陣にも公開され、実際に試聴することができた。低音と高音を際立たせた音作り、中域に厚みを持たせた聴き疲れしない音作りなど、一台一台が強い個性を持っており、作り手の思想や好みが反映されているのはホームオーディオ以上。特に限られたスペースでサラウンドを実現するDVDカーシアタークラスは、スピーカーの配置一つをとっても工夫が凝らされており、試聴が非常に楽しく感じられた。

本日（4日）の午後7時より表彰式が行われ、各カテゴリーの上位入賞車が発表される。この表彰式の模様を含め、来週には当サイトにくわしいイベントレポートを掲載する予定。お楽しみに！

（Phile-web編集部）