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公開日 2003/10/02 16:22
ビクター、高画質テレビ「EXE」「1500i」シリーズの強化ラインナップを発売
左)プラズマテレビ「EXE」シリーズの新製品 右)日本ビクター(株)藤崎陽一氏 |
■地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ
・「PD-50DH4」(50V型)/110万円/11月中旬発売
・「PD-42DH4」(42V型)/90万円/11月上旬発売
■液晶ワイドテレビ
・「LT-32LA4」(32V型)/\OPEN(予想実売価格45万円前後)/12月上旬
・「LT-23LA4」(23V型)/\OPEN(予想実売価格23万円前後)/12月上旬
・「LT-17LA4」(17V型)/\OPEN(予想実売価格12万円前後)/12月上旬
※好評発売中の液晶ワイドテレビ「LT-26LC4」のシルバーモデルも10月中旬より発売される
■地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ
・「HD-36DZ4」(36型)/\OPEN(予想実売価格30万円前後)/11月上旬
・「HD-32DZ4」(32型)/\OPEN(予想実売価格25万円前後)/11月上旬
■地上・BS・100度CSデジタルチューナー
・「TU-MDS50」/\OPEN(予想実売価格7万円前後)/11月上旬
本日都内の施設において新製品発表会が行われた。同社AV&マルチメディアカンパニー、ディスプレイカテゴリー長である藤崎陽一氏が挨拶と今後の事業戦略を述べた。同社では現在急激な伸張を続けるプラズマ、液晶テレビの事業分野に継続して力を傾けていく考えが藤崎氏より示された。今回の製品では同社が製品開発において掲げるテーマである“The Perfect Experience”のもとに、「お客様に大いに感動を味わってもらえる、高品位な製品が完成しました。」という藤崎氏だ。今回映像と音の品質、デザインともに従来製品にいっそう磨きをかけ、各シリーズのラインナップを大幅に拡充することに成功した同社は、今後もさらなるシェア獲得に向けて強気の攻めを展開していくという。以下に新製品の特徴を、それぞれのカテゴリー別に紹介していこう。
<地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ>
今回の新しいプラズマ「EXE」シリーズでは50インチ、42インチのモデルを発売する。それぞれに地上デジタル放送にも対応した三波共用のデジタルハイビジョンチューナーをレシーバー部に備える。パネルの画素数は50インチモデルが1,365×768(W-XGA)、42インチモデルが1,024×768(XGA)となる。パネルは新開発の「ハイビジョン純白パネル」が搭載された。
いっそうの高画質を実現するため、同社独自の映像回路「DET」をさらに進化させた「新DET」を搭載。様々な映像ソースを最適処理する「新ip変換回路」、いっそうの輪郭補正と暗部ノイズの低減を実現する「新DSD(デジタルスーパーディティール)」、肌色の表現力をより豊かにする「DCC(DETカラークリエーション)」が優れた高精細画質を再現する。
従来製品にも搭載された「DDスピーカー」は「新DDスピーカーシステム」へと進化し、本機ではパネル底部に一体化させた。デザインも高級感あふれるクリスタルブラック仕上げのフレームにより、高精細な画面をより引き立たせる。レシーバーも薄さ70mmのコンパクトサイズを実現した。生活情報ネットワークサービス「Tナビ」にも対応し、ブロードバンド対応機能を楽しむこともできる。
<液晶ワイドテレビ>
液晶「EXE」シリーズには新しく3モデルを追加した。リビングやホームシアターで楽しめる32インチモデルから、パーソナルルームでPCなどとも接続して楽しめる23インチ、17インチのコンパクトなモデルが加わる。
32インチモデルはW-XGAハイビジョンパネルを搭載。独自のオーバードライブ回路により、動画の表示も鮮やかに再現する。各製品には「DET」を液晶テレビ向けにカスタマイズされた同社独自の高画質技術が活かされている。「海の青」、「森の緑」、「肌の色」など、繊細な表現を要求される映像にも、それぞれに影響を与えることなく独立して補正できる「DCC」が搭載された。また音声については同社独自開発のオブリコーンスピーカーの採用により、迫力ある再現力を獲得している。
23インチ、17インチモデルにも高精細なW-XGAパネルを採用。パソコンデータも高精細に表示する高輝度を実現し、PC入力端子も装備する。3モデルともに、画面の美しさとスタイリッシュなデザインをより際立たせる、クリスタルブラック仕上げのピクチャーフレームデザインを採用している。
<地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ>
CRTテレビ「1500i」シリーズは36インチ、32インチの2モデルが登場する。どちらも地上・BS・100度CSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵している。「新DET」の採用は、より高品位な映像再生に結びついている。様々な映像入力ソースを総走査線数1,500本にアップコンバートし、高精細映像を表示。「新DSD」の搭載により、微細な映像表現の力も増している。ブラウン管には周辺フォーカスとコントラストをさらに向上させた新開発の「リアルフォーカス・ファインピッチブラウン管」を採用している。そのほか「Tナビ」サービスにも対応する。
<地上・BS・110度CSデジタルチューナー>
本機を手持ちのハイビジョンテレビなどに接続し、各種デジタル放送を手軽に楽しむことができる。D4出力端子のほか、同社のD-VHSデジタルハイビジョンビデオ製品とi.Link端子で接続し、ハイビジョン放送を余すところなく楽しめる。「Tナビ」サービスにも対応する。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
トピック
- ブランドVICTOR
- 型番本文を参照
- 発売日本文を参照
- 価格本文を参照
【PD-50DH4のおもな仕様】
<ディスプレイ部>
●画面サイズ:50V型/1107W×622H mm
●アスペクト比:16対9
●表示画素数:<W-XGA>水平1,365×垂直768ドット
●外形寸法:1350W×834H×110D mm
●質量:51.0kg
<レシーバー部>
●入出力端子:コンポジット×4、D4×2、コンポーネント×1、Sビデオ×1、PC入力×1、モニター&BS・110度CS録画出力×1、イーサーネット端子、i.Link入出力端子
●消費電力:38W
●外形寸法:435W×70H×313D mm
●質量:4.3kg
【LT-32LA4のおもな仕様】
●画面サイズ:32V型/687W×412Hmm
●アスペクト比:15対9
●表示画素数:<XGA>水平1,280×垂直768ドット
●画面視野角:上下左右170度
●輝度:450カンデラ
●入出力端子:コンポジット×3、D4×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2
●外形寸法:833W×687H×97D mm
●質量:25kg
<ディスプレイ部>
●画面サイズ:50V型/1107W×622H mm
●アスペクト比:16対9
●表示画素数:<W-XGA>水平1,365×垂直768ドット
●外形寸法:1350W×834H×110D mm
●質量:51.0kg
<レシーバー部>
●入出力端子:コンポジット×4、D4×2、コンポーネント×1、Sビデオ×1、PC入力×1、モニター&BS・110度CS録画出力×1、イーサーネット端子、i.Link入出力端子
●消費電力:38W
●外形寸法:435W×70H×313D mm
●質量:4.3kg
【LT-32LA4のおもな仕様】
●画面サイズ:32V型/687W×412Hmm
●アスペクト比:15対9
●表示画素数:<XGA>水平1,280×垂直768ドット
●画面視野角:上下左右170度
●輝度:450カンデラ
●入出力端子:コンポジット×3、D4×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2
●外形寸法:833W×687H×97D mm
●質量:25kg