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公開日 2003/10/29 19:06
フジフイルム、「スーパーCCDハニカム」を搭載した携帯電話向けカメラモジュールを開発
FM42000 |
同社では携帯電話市場において「よりクオリティの高い写真」を希求するユーザーの声がますます高まる中で、昨年より、デジタルカメラ「FinePix」で定評のある独自の「スーパーCCDハニカム」を携帯電話向けに最適化し、携帯電話機メーカーに供給してきた。 今回、供給を開始するカメラモジュール「FM42000」は、携帯電話に適するように 小型化、高画質化を実現した有効画素数100万画素、最大記録画素数1632×1224(200万画素)の「スーパーCCDハニカム」を搭載し、超小型、高感度、低ノイズなどを実現したものであるという。また同社の製品として定評の高いFUJINONレンズを搭載し、隅々まで歪み無くクリアでシャープな画像を実現している。さらに、デジタルカメラ「FinePix」シリーズで実績のある「高密度実装・高精度組み立て技術」を駆使し、 超高画質と超小型サイズを達成した。
同社では今後プリント時にも高画質を楽しめる、高機能なカメラモジュールを携帯電話や携帯情報端末向けに開発・供給して行く考えである。
●撮像素子:1/3.8型スーパーCCDハニカム
●有効画素数:100万画素
●記録画素数:1632×1224画素(200万画素)
●レンズ:FUJINONレンズ
●構成:3群3枚
●焦点距離:3.9mm(35mm換算36mm)
●F値:F4.0
●マクロ機能:あり(ピント位置7cm)
●フレームレート:10フレーム/秒(全画素モード、12MHz時)
●最低被写体照度:2ルクス (全画素モード時)
●消費電力:210mW
●電源電圧: 3.2〜5.5V
●質 量:約3g
【問い合わせ先】
富士写真フイルム(株)
電子映像事業部
TEL/03-6418-9286
(Phile-web編集部)