• ブランド
    特設サイト
公開日 2003/11/12 17:49

カノープス、A/Dコンバーター、HDプレーヤーなど新製品9モデルを一挙発表

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>カノープス(株)製品企画部の有富氏 <右>同プロフェッショナルビデオ事業戦略室 室長の伊藤氏
●カノープス(株)は、アナログ-DVコンバーター、MPEG編集ツール、ファイルコンバーター、HD対応プレーヤーなど9製品を11月下旬より順次発売する。本日、同社東京ビデオサロンにて記者発表会が開催された。

各製品の製品名、価格、発売日は以下の通り。
デジタル・スクリーン・キャプチャーユニット「TwinPact 100」\59,800 12月上旬
ADコンバーター「ADVC-300」\59,800 12月上旬
ADコンバーター「ADVC-1000」\298,800 12月上旬
ノートPC向けリアルタイム編集システム「ACEDV Mobile」\39,800 12月上旬
マルチフォーマットファイルコンバーター「ProCoder Express」\8,800 11月下旬
3Dトランジションエフェクト・プラグイン「VideoFX Transitions」\5,800 11月下旬
DVDオーサリング機能付きMPEGツール「MpegCraft DVD」\7,800 11月下旬
HDプレーヤー「HDSS-P100」\OPEN 12月上旬
ビデオプレゼンテーションツール「PRESENPAD」\598,000 11月下旬

上記のうち、主にコンシューマ向けとなるモデルの特徴を紹介していこう。

「TwinPact 100」は、ハードウアで静止画や動画のキャプチャーを行う製品。PCのCPUにほとんど負担をかけずにキャプチャーが行える。音声も同時にキャプチャーできるので、PCで動画を再生し、その模様を取り込むことが可能だ。3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクション、TBCなどを搭載しており、アナログ入力の映像をデジタル化することもできる。MacとWindowsに対応している。

ADコンバーター「ADVC-300」は、大ヒットモデル「ADVC-100」の上位機種として開発されたモデル。3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクションを装備し、同時に使用することもできる。アナログ-アナログ変換での画質補正も行える。また、D1出力端子を装備しているので、より高画質での出力が可能になった。

「ACEDV Mobile」は、ノートPC向けのリアルタイム編集システム。PCカードタイプの専用キャプチャーカードと、編集ソフト「Let's EDIT RT」のセットになる。10トラックまでタイトルとオーディオを設定できるほか、リアルタイムビデオフィルターなども使用できる。

「ProCoder Express」は、同社の「ProCoder」エンジンを搭載したマルチフォーマットファイルコンバーターソフトウェア。高速変換と高画質を同時に実現したという。NTSCとPALの相互変換も行える。

「MpegCraft DVD」は、「MpegCraft」にDVDオーサリング機能を追加した上位製品。MPEGが苦手とするフレーム単位での編集が可能。必要最低限の処理により画質劣化を抑え、処理時間を短縮する「セグメントエンコード方式」を採用している。従来のMpegCraftからのアップグレード版も用意されており、こちらの価格は3,000円となる。

業務用機器となるが、HDプレーヤー「HDSS-P100」にも注目したい。主にイベントやミュージアム、店頭ディスプレイ用途などを想定したもので、DVコーデックをベースとした同社独自のフレーム内圧縮コーデック「Canopus HD Codec」を採用。MPEG2より高画質なHD映像をハードディスクに蓄え、再生することができる。スケジューラーによる児童再生システムやタッチパネル・リモコン操作のシステムなど、様々な用途への応用が可能だ。

「HDSS-P100」は同社のプロフェッショナルビデオ事業戦略室が開発を担当しているが、同戦略室の質量である伊藤祐二氏は、カノープスのHD戦略について語り、DVテープを使用したハイビジョン規格「HDV」にも積極的に参加していくと表明。当面は業務用途での展開となるが、「DVStormのHDV対応も遠くない」とした。


【問い合わせ先】
カノープス(株)
カスタマーサポート
TEL/078-992-5846

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドCANOPUS
  • 型番上記参照
  • 発売日11月下旬より順次
  • 価格上記参照
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX