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公開日 2003/11/19 18:38
[Inter BEE 2003]ビクターが「HDV」再生対応の据え置き型HDプレーヤーを発表!
HDプレーヤーの正面と背面。ほぼこのままでの製品化が予想される |
中でも注目を集めていたのは、ミニDVに記録したHD映像が再生できるポータブルプレーヤーだ。参考出品だが、1月頃の発売を予定しており、価格は20万円程度になりそうだ。本機はHDVの再生に対応しており、720/30PのHD映像と480/60PのSD映像が再生できる。HDVでは1080iも規格に含まれているが、本機では再生できない。
3.5型液晶モニターを搭載し、電源はAC電源のほか、バッテリー駆動にも対応する。このため、外出先での使用にも対応できる。なお、液晶モニターの画素数は20万程度、バッテリー駆動時間は1時間程度とのこと。
映像出力端子はBNCコンポーネント、RCAビデオ、Sビデオを搭載。さらにi.Link端子を備え、PCやカメラ、D-VHSデッキ等と組み合わせることで、映像をデジタルコピーできる。ソニーのBlu-rayディスクレコーダーとの組み合わせは「検証をしていないが、接続できる可能性はある」とのことだ。
同社では上記のHDプレーヤーのほか、「HDTV MPEG2 コーデックシステム」や業務用DVDレコーダーなどを展示。DVDレコーダーはHDD搭載の「BD-X200H」と非搭載の「BD-X200」を用意。オーサリングからメニューの作成まで、オリジナルDVD作成を1台で実現する。特徴的なのは「DVエミュレーション機能」で、DVビデオをサポートするノンリニア編集システムとの接続が可能となっている。
(Phile-web編集部)