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公開日 2003/11/20 18:50
サイバーリンク、DVDレコーダーとの連携性を強めた映像編集ソフト&オーサリングソフトを発表
サイバーリンク(株)代表取締役の吉田宣也氏/本日発表された2製品のパッケージ |
■「PowerDirector 3」12月5日発売
通常盤 \14,800 アップグレード/乗り換え版 \8,000 アカデミック版 \6,980
■「PowerProducer 2 Gold」12月19日発売
通常盤 \9,800 アップグレード/乗り換え版 \6,800
本日、都内にて行われた両製品の発表会には同社代表取締役の吉田宣也氏が出席したほか、インテル(株)のプロダクトマネージャー 荒木義満氏、松下電器産業(株)の記録型DVD開発センター所長 岡崎之則氏も同席した。
発表会の冒頭に吉田氏は、映像関連ソフトウェアのメーカーがジャンルごとに棲み分けしていた時代が終わり、各メーカーが再生ソフト/TVアプリケーション/編集/オーサリングなどの全てを手掛ける「マルチメディアソフト・ボーダレス期」が近づいているということを強調した。そして、DVDによってパソコンとテレビが繋がりを持つようになった今、今回の新製品は有用なソフトウェアとなると述べた。
前バージョン「2.5」から大きくグレードアップした「PowerDirector 3」は、新たにタイムライン方式を採用した映像編集ソフトウェアだ。全面的なユーザー・インターフェースの変更を行い、各種機能が大幅に追加された。画面のディスプレイサイズへの自動調節や、シンプルかつ使いやすく洗練された作業画面など、ユーザビリティが向上。また、Intel HT(ハイパー・スレッティング)テクノロジーに最適化されたMPEGエンコーダーを搭載することで、高速かつ高画質な動画のエンコードが可能となった。
DVDオーサリングソフト「PowerProducer 2 Gold」は、民生機との互換性を最重要項目として開発されており、DVD-RAM/±RWメディアにVR/+VRモードでの書き込みが可能となった。発表会では、あらかじめDVDレコーダーで録画済みのDVD-RAMに本ソフトで編集を加え、DVDレコーダーに戻して再生するというデモンストレーションが行われた。
松下電器産業(株)の岡崎氏は、2004年にはDVDレコーダーの出荷台数がVHSデッキを上回るという予測を示した上で、PCとAV家電の連携をスムーズにする両ソフトウェアの有用性を高く評価した。
(Phile-web編集部)
- ブランドCYBERLINK
- 型番PowerDirector 3
- 発売日2003年12月5日
- 価格\14,800(通常盤)/\8,000(アップグレード/乗り換え版)
- ブランドCYBERLINK
- 型番PowerProducer 2 Gold
- 発売日2003年12月19日
- 価格\9,800(通常盤)/ \6,800(アップグレード/乗り換え版)