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公開日 2004/02/03 17:33
アイリバー、HDDメディアプレーヤーなど新製品10モデルを一挙発表
<左>PMP-100 <右>IMP-1100 |
今回の目玉となる製品は、HDDメディアプレーヤーの「PMC-100」と「PMP-100」。ともにHDDと3.5インチ液晶ディスプレイを装備し、映像を再生できる。いずれも5月から6月の販売を予定している。価格はまだ未定だが、「20GBモデルで6万円前後になるのではないか(同社)とのことだ。
「PMC-100」はマイクロソフトのポータブルメディアセンターOSを採用。MP3/WMA/WMV/MPEG4の再生が行える。リチウムイオン充電池を内蔵し、最大約5時間の連続再生が可能。PCからのデータ転送にはUSB2.0を使用する。ハードディスクの容量は20GBとなる。
「PMP-100」は、20GBと40GBのモデルが用意される。再生できるコーデックは上記PMC-100と異なり、MP3/WMA/JPG/AVIに対応する。本機には専用のゲームソフトも供給される予定で、本体前面左側には十字キーが、右側には4つのボタンが装備されている。ゲームのタイトルなどは未定とのこと。本機また、USB OTG機能を搭載し、デジカメ画像などの外部ストレージとしても活用できる。PCとの接続はUSB2.0。リチウムイオン充電池の搭載もPMC-100と同じだ。
ポータブルCDプレーヤーの新機種は2つ。本体に2インチの液晶ディスプレイを搭載した「iMP-1100」は、 世界で初めてDivXファイルの再生に対応しMポータブルCDプレーヤーながら動画を表示できる。再生できるコーデックはMP3/WMA/ASF/CD-DA/DivX/MPEG4。リチウムイオン充電池を採用し、映像を再生した場合は5時間、音声のみの場合は15時間の連続再生が可能。コンポジットビデオ出力も装備し、テレビで映像を楽しむこともできる。液晶ディスプレイ非搭載の「iMP-1000」もDivXファイルの再生に対応。本体のみでは映像の表示は行えないが、ビデオ出力を備えているので、ディスプレイを用意すれば映像再生が可能となる。再生可能なコーデックはiMP-1100と同じ。両機種とも4月末から5月にかけての販売が予定されているが、価格は未定。
HDDオーディオプレーヤー「iHP-300」は、現行の「iHP-100」の後継機種。液晶がカラー化されたことが一番の変更点で、価格はiHPより若干高くなる見込み。ハードディスク容量は20GBと40GBのモデルが用意される。電池はリチウムポリマー充電池。MP3/WMA/WAV/OGGの再生に対応している。
記録媒体にフラッシュメモリーを使ったオーディオプレーヤーは合計5機種。現行のiFP-300シリーズの後継的な位置づけの「iFP-700」「iFP-800」両シリーズは、アルカリ単3電池1本で最大50時間の連続再生が可能。iFP-300シリーズでは最大25時間だった。ダイレクトMP3レコーディング機能やボイスレコーディング機能等はiFP-300を踏襲している。本シリーズには1GBモデルも用意される予定。「iFP-700」「iFP-800」の違いはデザインのみで、機能は変わらない。価格はiFP-300シリーズと同程度、発売は3月を予定している。
「iFP-900」は、iFP-500シリーズの後継機となる。1.2インチのカラー液晶パネルを搭載し、カラー画面を使ったグラフィカルなユーザーインターフェースが特徴。また、ディスプレイに静止画を表示することもできる。またUSB OTG機能を搭載し、外部ストレージとしても利用可能。この製品にも1GBモデルが用意される。価格はiFP-500シリーズと同程度、発売は3月末から4月を予定している。
「iFP-1000」は、オーディオプレーヤー機能に加えて30万画素のCMOSデジタルカメラを内蔵したモデル。ディスプレイは1.2インチのカラー液晶。本機は国内での販売は未定となっている。
「iFP-1100」はスタイリッシュなデザインが特徴的なモデル。イヤホン一体型のネックバンドに、プレーヤー部をぶら下げるスタイルだ。プレーヤー部はワンタッチで脱着が可能で、取り外した本体をPCのUSB端子に直接差し込むことができる。ディスプレイ部は有機ELを採用し、表示内容も非常にシンプル。バッテリーはリチウムポリマー充電池で、最大約20時間の連続再生が可能。
なお、本ページで紹介した新製品については、後日詳細な製品仕様等が発表される見込み。Phile-webでも情報が届き次第ご紹介していく。
【問い合わせ先】
アイリバー・ジャパン カスタマーサービスセンター
TEL/03-5282-5160
(Phile-web編集部)