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公開日 2004/03/11 19:25
フィリップス、DVD+Rメディアへの2層記録・最大16倍速記録を可能にする半導体リファレンスデザインを発表
●ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(以下:フィリップス)は、デジタル家電ならびにPCドライブの開発市場へ向けて、DVD+R/+RWレコーダーにおける最大16倍速記録や2層式ディスクへの記録を実現する「ネクスペリア」半導体リファレンスデザインを発表した。
この新しいリファレンスデザインを使用したDVDレコーダでは、最大16倍速の高速記録により、5分以内でDVD+Rディスク1枚分を完全に記録することができる。このリファレンスデザインでは、フィリップスのネクスペリア・チップセットとソフトウェアが採用され、DVDディスクの記録容量が4.7GBから8.5GBへとおよそ2倍大きくなるデュアルレイヤDVD+Rメディアへの記録も可能になる。このため、大量のPCデータをまとめて短時間でDVDディスクに保存することができる。
同社では今回発表されたチップを開発各社が採用することによって、記録ドライブにおける一層の高速化、最大30%の開発期間節減と商品化期間の短縮が可能になるとしている。また、このリファレンスデザインは完全にプログラム可能であるため、そこに新しい機能を容易に追加することもできるという。
同社では今回のリファレンスデザインによる製品を2004年前半に量産し出荷を開始する予定である。
(Phile-web編集部)
この新しいリファレンスデザインを使用したDVDレコーダでは、最大16倍速の高速記録により、5分以内でDVD+Rディスク1枚分を完全に記録することができる。このリファレンスデザインでは、フィリップスのネクスペリア・チップセットとソフトウェアが採用され、DVDディスクの記録容量が4.7GBから8.5GBへとおよそ2倍大きくなるデュアルレイヤDVD+Rメディアへの記録も可能になる。このため、大量のPCデータをまとめて短時間でDVDディスクに保存することができる。
同社では今回発表されたチップを開発各社が採用することによって、記録ドライブにおける一層の高速化、最大30%の開発期間節減と商品化期間の短縮が可能になるとしている。また、このリファレンスデザインは完全にプログラム可能であるため、そこに新しい機能を容易に追加することもできるという。
同社では今回のリファレンスデザインによる製品を2004年前半に量産し出荷を開始する予定である。
(Phile-web編集部)