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公開日 2004/05/14 18:14
三菱化学メディア、8.5GBの記録容量を実現した片面二層DVD+Rディスクを発売
●三菱化学メディア(株)は、片面二層DVDの標準規格であるDVD9規格に対応した、片面二層DVD+Rディスクを5月下旬から発売する。価格はオープンだが、1枚1,500円前後での販売が予想される。
同社では片面二層DVD+Rディスクの商品開発に向けて、これまでもオランダ・フィリップス社と共同で研究を重ねてきたが、今回は世界に先駆けた商品化を実現する運びとなった。本製品では従来のDVD+Rディスクにおける記憶容量の約2倍となる8.5GBの容量を実現した。本製品に対応する記録型DVDドライブを使用して、大容量のデータを連続して書き込め、またそのディスクを既存のDVDビデオプレーヤー及びPC用DVD-ROMドライブにおいても高い再生互換性を持ちながら楽しめる。
片面二層ディスクの製造には、1層目(L0)と2層目(L1)の記録膜にそれぞれ色素を塗布し、かつ、各層の間にスペーサーを挟み込むという高度な製造技術が必要になる。同社では、追記型DVD記録膜に独自色素「ダイン・アゾ(DYN-AZO)」を採用しているが、このアゾ系有機色素の開発技術を応用する事によって片面二層の記録膜を実現した。また、ディスクの微妙な反りをコントロールする技術と、当社の既存の高速記録ディスクに採用しているエラー要因を抑制する超精密基板成形技術により、記録/再生時の安定性と優れたパフォーマンスが発揮できるという。
【問い合わせ先】
三菱化学メディア カスタマーサービス
TEL/0120-34-4160
(Phile-web編集部)
同社では片面二層DVD+Rディスクの商品開発に向けて、これまでもオランダ・フィリップス社と共同で研究を重ねてきたが、今回は世界に先駆けた商品化を実現する運びとなった。本製品では従来のDVD+Rディスクにおける記憶容量の約2倍となる8.5GBの容量を実現した。本製品に対応する記録型DVDドライブを使用して、大容量のデータを連続して書き込め、またそのディスクを既存のDVDビデオプレーヤー及びPC用DVD-ROMドライブにおいても高い再生互換性を持ちながら楽しめる。
片面二層ディスクの製造には、1層目(L0)と2層目(L1)の記録膜にそれぞれ色素を塗布し、かつ、各層の間にスペーサーを挟み込むという高度な製造技術が必要になる。同社では、追記型DVD記録膜に独自色素「ダイン・アゾ(DYN-AZO)」を採用しているが、このアゾ系有機色素の開発技術を応用する事によって片面二層の記録膜を実現した。また、ディスクの微妙な反りをコントロールする技術と、当社の既存の高速記録ディスクに採用しているエラー要因を抑制する超精密基板成形技術により、記録/再生時の安定性と優れたパフォーマンスが発揮できるという。
【問い合わせ先】
三菱化学メディア カスタマーサービス
TEL/0120-34-4160
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドMITSUBISHI
- 型番DTR85N1
- 発売日2004年5月下旬
- 価格\OPEN(予想実売価格1,500円前後)