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公開日 2004/05/14 19:23

ビクター、高画質技術“GENESSA”搭載の低価格プラズマと液晶テレビを発売

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42V型プラズマテレビ「PD-42DV50」

ハイビジョン液晶テレビ「LT-32LC50B」

ハイビジョン液晶テレビ「LT-26LC50B」
●日本ビクター(株)は、新開発の高画質映像技術“映像知能”「GENESSA(ジェネッサ)」を搭載した、地上・BS・110度CSデジタル対応のプラズマテレビと液晶テレビを6月上旬よりそれぞれ発売する。各製品の概要は以下の通り。

地上・BS・110度CSデジタル対応 プラズマテレビ“EXE”
 42V型「PD-42DV50」\OPEN(予想実売価格58万円前後)6月上旬発売
 35V型「PD-35DV50」\OPEN(予想実売価格50万円前後)6月上旬発売

地上・BS・110度CSデジタル対応 ハイビジョン液晶テレビ“EXE”
 32V型「LT-32LC50B(ブラック)」\OPEN(予想実売価格50万円前後)6月中旬発売
 32V型「LT-32LC50S(シルバー)」\OPEN(予想実売価格50万円前後)6月下旬発売
 26V型「LT-26LC50B(ブラック)」\OPEN(予想実売価格40万円前後)6月上旬発売
 26V型「LT-26LC50S(シルバー)」\OPEN(予想実売価格40万円前後)6月中旬発売

各機種とも新開発の高画質映像技術「GENESSA」を搭載。本技術には、明るさや色再現など画質を決める映像処理を行うデバイス部に世界で初めての映像処理専用の32bitCPUを採用している。フレーム単位で画像情報を200万パターンに分類し、CPUにより最適なガンマ補正をリアルタイムかつ、16次関数(従来は3次関数)で自動制御する「インテリジェントガンマ補正」がGENESSAの最大の特長だ。また、同一画面上における赤・緑・青・黄色に加え「肌の色」などをそれぞれ影響なく独立して補正する「カラークリエーション」を搭載。画全体としてバランスがとれた自然な色調再現することで、記憶色をより一層鮮やかに再現するとともに、暗い場所での微妙な階調表現により立体感のある色調豊かな映像を実現することが可能だ。

また全モデルに、ニュースやセリフが聞き取りやすい、聴取補助システム“テレビ「きき楽」” 機能を搭載。本技術は、2002年12月に同社が発売したFM・AMラジオ「RA-BF1」に搭載されている聴取補助システム「きき楽」機能をテレビ用にリファインしたもので、「はっきりトーク」と「ゆっくりトーク」の2つの機能からなるもの。「はっきりトーク」は小さい音は大きく、大きい音は小さくなるように信号処理を行なう「帯域分割音声圧縮技術」により、はっきりとした聞き取りやすい音声の再生を実現。「ゆっくりトーク」では、話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻す独自の処理により、実際の時間を変えずにゆっくりとした速さで聞くことができる。

「はっきりトーク」の詳細

「ゆっくりトーク」の詳細

プラズマテレビ2機種は、チューナーを一体型とし、スピーカーをディスプレイ下部に配置することでコンパクト化を実現。同社独自の「オブリコーンスピーカー」とウェイト付きウーハーを搭載し、臨場感あふれるサウンドを実現する「ツインドライブスピーカーシステム」を採用した。

液晶テレビ4機種は、1,366×768ドット×3(RGB)のW-XGAハイビジョン液晶パネルを搭載。スピーカー部には駆動点を中心からずらすことにより、高域の共振を分散させる「オブリコーンスピーカー」を採用した。

部屋の明るさに合わせて、画面の明るさを自動調節する「E.E.センサー」や、電子番組表(EPG)「G-Guide」、ブロードバンドを利用した生活情報ネットワークサービス「Tナビ」機能は全モデルともに装備。さらに、ボタンが光る「イルミネーションリモコン」や「SDメモリーカードスロット」も各モデル搭載した。


AV&マルチメディアカンパニーの藤崎陽一氏
本日(5月14日)都内にて行われた新製品発表会には、AV&マルチメディアカンパニー ディスプレイカテゴリー長の藤崎陽一氏が出席。本年はアテネ五輪によりTV業界にとって大事な年であると述べるとともに、新製品にかける意気込みを語った。

「2004年はアテネ五輪とともに、弊社がスポンサーを務めるユーロカップサッカーが6月に行われるということもあり、このビジネスチャンスを確実に掴みたいと思っています。今回の6モデルがその主力製品ということになります。GENESSAが最大のウリですが、「きき楽」も一つの特長です。テレビを購入したいと思っている人の多くは、テレビの音をハッキリ聴きたいという希望を持っており、今回の製品ではそれらの希望に応えることができます。」

同社では6モデルともに世界展開を予定しており、ヨーロッパには日本とほぼ同時期、アメリカとアジアには約1ヶ月遅れで投入予定とのことだ。また同社では、7月よりアメリカでGENESSA搭載のHDILA方式リアプロジェクターの発売を予定しているという。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-2828-17

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番PD-42DV50 / PD-35DV50
  • 発売日2004年6月上旬
  • 価格記事参照
【SPEC】
「PD-42DV50」
●画面サイズ:42V型 ●アスペクト比:16対9 ●表示画素数:<W-VGA>水平852×垂直480ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CS ●入出力端子:D4入力×1、コンポーネントビデオ入力×1、ビデオ入力×4、Sビデオ入力×3、RGB入力×1、モニター出力兼用録画出力×1、i.LINK入出力×2、LAN端子×1、光デジタル音声出力×1、センターチャンネル入力、ヘッドホン出力、オーディオ固定出力、サブウーハー出力、ビデオリモートコントローラー、電話回線(2400bps)、AVコンピュリンクIII ●消費電力:333W ●外形寸法:1045W×729H×116Dmm ●質量:38.8kg

「PD-35DV50」
●画面サイズ:35V型 ●アスペクト比:16対9 ●表示画素数:<W-VGA>水平852×垂直480ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CS ●入出力端子:D4入力×1、コンポーネントビデオ入力×1、ビデオ入力×4、Sビデオ入力×3、RGB入力×1、モニター出力兼用録画出力×1、i.LINK入出力×2、LAN端子×1、光デジタル音声出力×1、センターチャンネル入力、ヘッドホン出力、オーディオ固定出力、サブウーハー出力、ビデオリモートコントローラー、電話回線(2400bps)、AVコンピュリンクIII ●消費電力:274W ●外形寸法:907W×634H×123Dmm ●質量:31.5kg
「LT-32LC50B/S」
●画面サイズ:32V型 ●アスペクト比:16対9 ●表示画素数:<W-XGA>水平1366×垂直768ドット×RGB ●画面視野角:上下左右170度 ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CS ●入出力端子:D4入力×1、コンポーネントビデオ入力×1、ビデオ入力×3、Sビデオ入力×2、RGB入力×1、モニター出力兼用録画出力×1、i.LINK入出力×2、LAN端子×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力、ビデオリモートコントローラー、電話回線(2400bps) ●消費電力:166W ●外形寸法:834W×632H×108Dmm ●質量:23kg

「LT-26LC50B/S」
●画面サイズ:26V型 ●アスペクト比:16対9 ●表示画素数:<W-XGA>水平1366×垂直768ドット×RGB ●画面視野角:上下左右170度 ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CS ●入出力端子:D4入力×1、コンポーネントビデオ入力×1、ビデオ入力×3、Sビデオ入力×2、RGB入力×1、モニター出力兼用録画出力×1、i.LINK入出力×2、LAN端子×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力、ビデオリモートコントローラー、電話回線(2400bps) ●消費電力:138W ●外形寸法:703W×555H×107Dmm ●質量:23kg
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