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公開日 2004/10/13 17:55
ビクター、BD機器の小型化を可能にするNA0.95の対物レンズを開発
●日本ビクター(株)は、世界で初めてNA(開口数)0.95を有する単玉対物レンズ「NA0.95単レンズ」を開発した。
ブルーレイディスク(BD)機器に搭載することにより、BD用レンズの生産性向上&コストダウン、BD/DVD/CDの3ディスクに対応したピックアップ、BD機器の小型化&モバイル商品への展開などを可能にする。
同社のBD 試作機に使用している「NA0.85単レンズ」より面積比で25%小さい光スポットを作成可能で、理論的には、直径12cmの単層ディスクに記録した片面40GB以上の信号も読み取ることができる。
形状精度0.1μm以下の超精密成型技術と、性能と量産性を両立させたピンポイント設計技術を組み合わせることで、NA0.95の超高開口数ながら、直径2.1mm、厚さ1.2mmという超小型サイズを実現した。
今回開発した、小さなレンズを作るための加工技術を転用することで、小型で作動距離の大きなBD用レンズも実現できる。レンズとディスク間に充分な間隔を保てるので、ディスクムービーやノートPCなどのモバイル機器への展開が可能になる。
また、本レンズで培ったノウハウを転用することで、BD用単玉対物レンズの歩留まりが向上しコストダウンも実現するという。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
広報室
TEL/03-3289-2813
(Phile-web編集部)
ブルーレイディスク(BD)機器に搭載することにより、BD用レンズの生産性向上&コストダウン、BD/DVD/CDの3ディスクに対応したピックアップ、BD機器の小型化&モバイル商品への展開などを可能にする。
同社のBD 試作機に使用している「NA0.85単レンズ」より面積比で25%小さい光スポットを作成可能で、理論的には、直径12cmの単層ディスクに記録した片面40GB以上の信号も読み取ることができる。
形状精度0.1μm以下の超精密成型技術と、性能と量産性を両立させたピンポイント設計技術を組み合わせることで、NA0.95の超高開口数ながら、直径2.1mm、厚さ1.2mmという超小型サイズを実現した。
今回開発した、小さなレンズを作るための加工技術を転用することで、小型で作動距離の大きなBD用レンズも実現できる。レンズとディスク間に充分な間隔を保てるので、ディスクムービーやノートPCなどのモバイル機器への展開が可能になる。
また、本レンズで培ったノウハウを転用することで、BD用単玉対物レンズの歩留まりが向上しコストダウンも実現するという。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
広報室
TEL/03-3289-2813
(Phile-web編集部)