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公開日 2004/11/11 10:11
クラシックギターの巨匠・松田晃演、11月12日に東京オペラシティでコンサート
●Phile-webでもCDを販売しているクラシックギターの名手、松田晃演氏のコンサートが11月12日に東京で開催される。オーディオ評論家・林正儀氏も大絶賛する松田氏の演奏の魅力とは?コンサートを本番を目前に控え、林正儀氏よりコメントをいただいた。
「松田晃演(まつだ・あきのぶ)クラシックギターコンサート」への誘い
松田晃演(まつだ・あきのぶ)さんの、生の演奏がまた聞ける。11月12日(金)、東京オペラシティのリサイタルホールだ。あのアンドレア・セゴビアの門下生でもあり、円熟の境に達した松田さんのギターは「音色が柔らかで、羽毛のような繊細な感触がある。衣ずれの音、慈愛に満ちたつまびき……。一音一音を大切にした甘美でとても深い響きだ」。これは本誌に寄せた私のコンサート評だが(昨年4月、四谷区民ホールでのリサイタル)、「ギターの詩人」松田さんとまたこうして巡りあえる喜びは大きい。
松田さんのエッセーに次のくだりがある。「ギターはオーケストラである。ただし地球よりもっと繊細な人々が住む、小さな星のオーケストラである」。確かにギターの音は小さい。けれどもその多彩でダイナミズムに富む表現力は、百人の管弦楽にだって負けない。日常生活の喧噪を離れ、ふと流れてくる松田ギターの音色は癒しの響き。いや不思議な生命力が湧き上がってくる励まし系ともいえるものだ。
この秋のコンサーではバッハのチェロ組曲やルイス・ミュラン、トローバ、ポンセなど、珠玉の名曲が聞けるという。ひとりでも多くの方にギター音楽の真髄に触れ、そして松田さんの解釈である「生き生きとした音の流れ」に浸っていただきたい。ぜひ会場で会いましょう!
(評論家:林 正儀)
●東京公演
2004年11月12日(金)東京オペラシティリサイタルホール(TEL/03-5353-0788)
開場18:20 開演19:00 入場料\4,500(全席自由)
●演奏曲目
L.ミラン:パヴァーナ数曲
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 より数曲
F.M.トローバ:ソナチネ-全3楽章-
M.M.ポンセ:スケルツィーノ・メヒカーノ 他
J.トゥリーナ:タレルガ賛歌 他
●チケット予約
東京オペラシティチケットセンター TEL/03-5353-9999
東京文化会館チケットサービス TEL/03-5815-5452
CNプレイガイド TEL/03-5802-9990
電子チケットぴあ TEL/0570-02-9990
(ホームシアターファイル編集部)
「松田晃演(まつだ・あきのぶ)クラシックギターコンサート」への誘い
松田晃演(まつだ・あきのぶ)さんの、生の演奏がまた聞ける。11月12日(金)、東京オペラシティのリサイタルホールだ。あのアンドレア・セゴビアの門下生でもあり、円熟の境に達した松田さんのギターは「音色が柔らかで、羽毛のような繊細な感触がある。衣ずれの音、慈愛に満ちたつまびき……。一音一音を大切にした甘美でとても深い響きだ」。これは本誌に寄せた私のコンサート評だが(昨年4月、四谷区民ホールでのリサイタル)、「ギターの詩人」松田さんとまたこうして巡りあえる喜びは大きい。
松田さんのエッセーに次のくだりがある。「ギターはオーケストラである。ただし地球よりもっと繊細な人々が住む、小さな星のオーケストラである」。確かにギターの音は小さい。けれどもその多彩でダイナミズムに富む表現力は、百人の管弦楽にだって負けない。日常生活の喧噪を離れ、ふと流れてくる松田ギターの音色は癒しの響き。いや不思議な生命力が湧き上がってくる励まし系ともいえるものだ。
この秋のコンサーではバッハのチェロ組曲やルイス・ミュラン、トローバ、ポンセなど、珠玉の名曲が聞けるという。ひとりでも多くの方にギター音楽の真髄に触れ、そして松田さんの解釈である「生き生きとした音の流れ」に浸っていただきたい。ぜひ会場で会いましょう!
(評論家:林 正儀)
●東京公演
2004年11月12日(金)東京オペラシティリサイタルホール(TEL/03-5353-0788)
開場18:20 開演19:00 入場料\4,500(全席自由)
●演奏曲目
L.ミラン:パヴァーナ数曲
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 より数曲
F.M.トローバ:ソナチネ-全3楽章-
M.M.ポンセ:スケルツィーノ・メヒカーノ 他
J.トゥリーナ:タレルガ賛歌 他
●チケット予約
東京オペラシティチケットセンター TEL/03-5353-9999
東京文化会館チケットサービス TEL/03-5815-5452
CNプレイガイド TEL/03-5802-9990
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(ホームシアターファイル編集部)