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公開日 2004/12/10 18:07
シャープが独レーべに追加出資 液晶テレビの協業強化
●シャープ(株)とドイツのLoewe AG(以下レーべ)は、欧州での液晶テレビ市場の急速な拡大に対応するため、両社の協業関係をさらに強化し、シャープの出資比率を高めることで合意した。
レーべは今回、既存株主に対し、公募期間12月15日(水)から30日(木)の予定で、2,800千株の新株公募を行う。シャープはこのうち、2,300千株を上限とする株式引き受けに合意し、これによりシャープのレーべへの出資比率は現在の8.9%から最大29%に増加する。
今回の合意により、シャープからレーべへの追加出資額は最大15,000千ユーロ(約20億円)で、シャープはレーべの最大の株主となる見込み。
両社は、欧州のデジタル放送やハイビジョンデジタル放送の急拡大に対応した液晶テレビの開発体制強化が急務であることから、2005年1月にレーべ社内に共同の「欧州液晶テレビ開発センター(仮称)」を設立し、液晶テレビとその周辺機器のデジタル化プラットホームの開発を強化する。
また、開発期間の短縮や欧州市場によりフィットしたテレビの開発のほか、レーべの高品質生産体制を活用した高品位モデルの生産委託など、グローバルな液晶テレビ事業の拡大に応えた展開を進めていく。
(Phile-web編集部)
レーべは今回、既存株主に対し、公募期間12月15日(水)から30日(木)の予定で、2,800千株の新株公募を行う。シャープはこのうち、2,300千株を上限とする株式引き受けに合意し、これによりシャープのレーべへの出資比率は現在の8.9%から最大29%に増加する。
今回の合意により、シャープからレーべへの追加出資額は最大15,000千ユーロ(約20億円)で、シャープはレーべの最大の株主となる見込み。
両社は、欧州のデジタル放送やハイビジョンデジタル放送の急拡大に対応した液晶テレビの開発体制強化が急務であることから、2005年1月にレーべ社内に共同の「欧州液晶テレビ開発センター(仮称)」を設立し、液晶テレビとその周辺機器のデジタル化プラットホームの開発を強化する。
また、開発期間の短縮や欧州市場によりフィットしたテレビの開発のほか、レーべの高品質生産体制を活用した高品位モデルの生産委託など、グローバルな液晶テレビ事業の拡大に応えた展開を進めていく。
(Phile-web編集部)