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公開日 2005/01/07 10:24
<山之内 正のCES2005レポート>松下電器のハイビジョンを核にした新提案
●松下電器は、好調なフラットテレビとDVDレコーダーのラインナップを豊富に揃えて市場のニーズに応える一方、ハイビジョンを核にした新しい提案を行い、現在から未来への流れを感じさせる展示を見せた。
ディスプレイではプラズマ、液晶、DLPリアプロの3ウェイ路線を明確にし、大画面&フラットのコンセプトを徹底。リアプロのラインナップが充実しているのは、家庭で許容できる画面サイズの上限が日本よりも大きいためで、これは他社も同じである。
未来を志向した技術として注目を集めたのは、ハイビジョン信号の伝送に対応したホームネットワークシステムの提案である。今回は電気配線を利用した高速伝送技術「HD-PLC」に対応したチップセットの開発が大きなニュースで、「どこでもつながる」環境の実現に向けて大きな一歩を踏み出した。なお、電気配線を高速通信に利用するPLCは、2006年には日本の家庭にも導入が始まる見込みだ。
BD関連では2層対応のBD-ROMプレーヤーを出展し、長時間&高画質再生のメリットをアピールした。
(山之内 正)
[ces2005]
ディスプレイではプラズマ、液晶、DLPリアプロの3ウェイ路線を明確にし、大画面&フラットのコンセプトを徹底。リアプロのラインナップが充実しているのは、家庭で許容できる画面サイズの上限が日本よりも大きいためで、これは他社も同じである。
未来を志向した技術として注目を集めたのは、ハイビジョン信号の伝送に対応したホームネットワークシステムの提案である。今回は電気配線を利用した高速伝送技術「HD-PLC」に対応したチップセットの開発が大きなニュースで、「どこでもつながる」環境の実現に向けて大きな一歩を踏み出した。なお、電気配線を高速通信に利用するPLCは、2006年には日本の家庭にも導入が始まる見込みだ。
BD関連では2層対応のBD-ROMプレーヤーを出展し、長時間&高画質再生のメリットをアピールした。
(山之内 正)
[ces2005]