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公開日 2005/10/19 20:03
ヤマハとフジフイルム、DVDドライブでレーベル面描画を実現する技術を開発
ヤマハ(株)と、富士写真フイルム(株)は、記録型DVDドライブ装置のデータ記録用レーザーで、DVDディスクレーベル面に描画ができる「Labelflash(レーベルフラッシュ)技術」を共同で開発した。
本技術では新開発のレーザー制御技術などを「Labelflash」対応記録型DVDドライブ装置に組み込み、新開発の描画専用色素を採用した専用ディスクと組み合わせて、データ記録と同じレーザーでディスクレーベル面への描画を実現している。データ記録後は、ディスクを裏返して挿入すれば記録用レーザーで、表面から深さ0.6mmにある青紫色の描画専用色素を透明化させ、濃淡を表現することができる。プリンタ等の装置や、インク等の消耗品を必要とせずにドライブと専用ディスクのみで高解像度・高コントラストなモノクロ描画が可能となる。
この技術はパソコン用ドライブだけでなく、ビデオ用レコーダーに応用した場合にも番組タイトル機能との連動や、記録したビデオ映像などから、容易にディスクレーベルを描画できる製品の開発へ応用することができるとされている。
本技術については、富士フイルム独自の高度な機能性色素技術、精密薄膜塗布技術や平坦基板形成技術と、ヤマハがCD-Rドライブ開発で培ったディスク信号面に印字や描画をする技術「DiscT@2」をベースとして実現した。両社は今後、多くのDVDドライブメーカー、レコーダーメーカー、ディスクメーカーに技術の採用を呼びかけながら拡大を図っていく。
【問い合わせ先】
富士写真フイルム(株) 記録メディア事業部 商品技術部 TEL/03-3406-2343
ヤマハ(株) AV・IT事業本部 開発企画室 TEL/053-460-3437
(Phile-web編集部)
本技術では新開発のレーザー制御技術などを「Labelflash」対応記録型DVDドライブ装置に組み込み、新開発の描画専用色素を採用した専用ディスクと組み合わせて、データ記録と同じレーザーでディスクレーベル面への描画を実現している。データ記録後は、ディスクを裏返して挿入すれば記録用レーザーで、表面から深さ0.6mmにある青紫色の描画専用色素を透明化させ、濃淡を表現することができる。プリンタ等の装置や、インク等の消耗品を必要とせずにドライブと専用ディスクのみで高解像度・高コントラストなモノクロ描画が可能となる。
この技術はパソコン用ドライブだけでなく、ビデオ用レコーダーに応用した場合にも番組タイトル機能との連動や、記録したビデオ映像などから、容易にディスクレーベルを描画できる製品の開発へ応用することができるとされている。
本技術については、富士フイルム独自の高度な機能性色素技術、精密薄膜塗布技術や平坦基板形成技術と、ヤマハがCD-Rドライブ開発で培ったディスク信号面に印字や描画をする技術「DiscT@2」をベースとして実現した。両社は今後、多くのDVDドライブメーカー、レコーダーメーカー、ディスクメーカーに技術の採用を呼びかけながら拡大を図っていく。
【問い合わせ先】
富士写真フイルム(株) 記録メディア事業部 商品技術部 TEL/03-3406-2343
ヤマハ(株) AV・IT事業本部 開発企画室 TEL/053-460-3437
(Phile-web編集部)