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公開日 2005/11/17 19:19
ヨドバシカメラ、関東圏2番目の大きさとなるマルチメディア横浜店は11月18日オープン
(株)ヨドバシカメラは、JR横浜駅西口駅前に関東圏で2番目の規模となる大型ショップ「ヨドバシカメラ マルチメディア横浜」を11月18日(金)オープンさせる。
店舗はかつての横浜三越の建物を全面的に改装し、テナントフロアを併せて地上8階、地下2階に渡って展開する。ヨドバシカメラ横浜は約6,500坪という広大な敷地に、最先端のオーディオ・ビジュアル機器をはじめ、家庭電化製品、玩具、ソフト、ブランド品など60万アイテムを取り揃えるメガショップだ。横浜西口を出て、地下街より直結で「雨に濡れずにお買い物が楽しめる」コンセプトを売りにしている。
同社は今年の9月16日に「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」をオープンさせているが、同店舗で好評を博している「メーカー・ブランド別展示」を、横浜店においてもAV機器と生活家電のフロアで採用している。18日のオープン後は年中無休で、午前9時30分から夜の22時まで営業する。レストランフロアは午前11時から夜の11時まで。なお、同社が横浜で展開してきた「横浜AV・家電総合館」「横浜ゲーム・ホビー館」「横浜駅前店」は一部を除き11月15日(火)をもって閉店となる。
同社は本日マスコミ向けの記者発表、および店舗内覧会を開催した。会場には同社代表取締役社長の藤沢昭和氏、ならびに取締役兼ヨドバシカメラ マルチメディア横浜店店長の松井昭二郎氏が出席した。
はじめに藤沢氏による挨拶が行われた。今回の横浜店のオープンに当たっては「神奈川県の交通の要所である横浜に集うお客様に気持ちよくお買い物を楽しんでいただけるよう、建物を大きく改装した。商品のディスプレイや店舗の外観整備など作業を急ピッチで進めてきたが、おかげさまで何とか無事に明日のオープンを迎えられそうだ」とした。
9月にオープンさせた秋葉原店は同社の販売戦略が結実し「若い年齢層の方、女性、ファミリーのお客様が多く足を運んで下さっている。横浜店もお客様の知恵を店づくりに活かしつつ、地域に密着した店舗にして行きたい」と藤沢氏は語る。横浜店独自の試みとして「新しい接客」を実現するため、研修室を数多く準備するとともに商品知識に豊富な従業員の育成に力を入れていく考えであるという。また、秋葉原店同様、メーカー・ブランド別展示にも力を入れる。その理由として、藤沢氏は「これからはやはり“ブランドから入って単品商品へ辿り着く”ような商品の選び方をお客様に提案していきたい。この展示方法は同時にメーカーのつくった良い商品をアピールでき、ブランドイメージの訴求にも効果があると考えている」と説明する。さらに横浜店ではメーカー・ブランド別展に磨きをかけ、年末商戦に向けてお客様の需要が高まるであろう、薄型テレビやDVDレコーダーなど売れ筋商品を中心に、より商品が選びやすい配置を展開していくという。
同社は先にオープンした秋葉原店をはじめ、神奈川県においても川崎、上大岡に大きな店舗を構えているが、「各店舗の物流を滞りなく展開するためにも、今年から川崎に広さ10,000坪の物流センターを稼働させている。インターネットで商品をお買い求めになるお客様も含めて、ますますサービスを充実させていくつもりだ」と藤沢氏は抱負を語った。
続いて横浜店の店長を務める松井氏が挨拶を行った。松井氏は同社の開店プロジェクトリーダーとしても活躍される立場であり、秋葉原店の立ち上げにも参加したスペシャリストだ。いよいよ開店前日を迎えた今日も、「準備は万全の体制」と語り、自信をのぞかせた。松井氏はこれまでに横浜で展開してきた3つの店舗が獲得してきた顧客も大切にしながら、さらに県内近郊に住む新しい顧客も獲得していきたいと意気込む。店内の設備としては、ベビーカーや車椅子もストレスなく移動できる広い通路を設け、清潔なトイレを新しく設置したという。また「年末はお子様連れのお客様をお出迎えするために、おもちゃのアイテムは秋葉原店以上の品揃えを実現した」とし、メーカー・ブランド別展示のグレードアップも改めて強調した。
以下に本日の会場で行われた質疑応答の模様を紹介する。
Q:横浜店の従業員数は
A:アルバイトを含めると約500人の体制を組んでいる
Q:年商目標はどれくらいか
A:マルチメディアAkibaの時は500億と申し上げた。横浜店は秋葉原よりも少し小さいが、従来店からの顧客を獲得しているぶん、同じ500億が目標にできると考えている
Q:店内の改装投資額は
A:エスカレーター、エレベーターや空調設備を含む大規模な改装を行った結果、全体で100億くらいと見積もっている
Q:同じ神奈川県内では川崎店、上大岡店があるが、これら店舗の集客に及ぼす影響はどのように考えているのか
A:各店ともそれぞれ品揃えが豊富で、地域に密着できている。横浜店の誕生による全店の活性化を期待している。悪い影響はそれほど心配していない
Q:来店客数はどの位の数を想定しているか
A:年末までに1日10万人平均を期待している
Q:ICタグの導入について準備は進んでいるか
A:現在色々な打ち合わせをしながら各メーカーの参画を呼びかけているところだ。来春には立ち上げたいと考えている
(Phile-web編集部)
店舗はかつての横浜三越の建物を全面的に改装し、テナントフロアを併せて地上8階、地下2階に渡って展開する。ヨドバシカメラ横浜は約6,500坪という広大な敷地に、最先端のオーディオ・ビジュアル機器をはじめ、家庭電化製品、玩具、ソフト、ブランド品など60万アイテムを取り揃えるメガショップだ。横浜西口を出て、地下街より直結で「雨に濡れずにお買い物が楽しめる」コンセプトを売りにしている。
同社は今年の9月16日に「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」をオープンさせているが、同店舗で好評を博している「メーカー・ブランド別展示」を、横浜店においてもAV機器と生活家電のフロアで採用している。18日のオープン後は年中無休で、午前9時30分から夜の22時まで営業する。レストランフロアは午前11時から夜の11時まで。なお、同社が横浜で展開してきた「横浜AV・家電総合館」「横浜ゲーム・ホビー館」「横浜駅前店」は一部を除き11月15日(火)をもって閉店となる。
同社は本日マスコミ向けの記者発表、および店舗内覧会を開催した。会場には同社代表取締役社長の藤沢昭和氏、ならびに取締役兼ヨドバシカメラ マルチメディア横浜店店長の松井昭二郎氏が出席した。
はじめに藤沢氏による挨拶が行われた。今回の横浜店のオープンに当たっては「神奈川県の交通の要所である横浜に集うお客様に気持ちよくお買い物を楽しんでいただけるよう、建物を大きく改装した。商品のディスプレイや店舗の外観整備など作業を急ピッチで進めてきたが、おかげさまで何とか無事に明日のオープンを迎えられそうだ」とした。
9月にオープンさせた秋葉原店は同社の販売戦略が結実し「若い年齢層の方、女性、ファミリーのお客様が多く足を運んで下さっている。横浜店もお客様の知恵を店づくりに活かしつつ、地域に密着した店舗にして行きたい」と藤沢氏は語る。横浜店独自の試みとして「新しい接客」を実現するため、研修室を数多く準備するとともに商品知識に豊富な従業員の育成に力を入れていく考えであるという。また、秋葉原店同様、メーカー・ブランド別展示にも力を入れる。その理由として、藤沢氏は「これからはやはり“ブランドから入って単品商品へ辿り着く”ような商品の選び方をお客様に提案していきたい。この展示方法は同時にメーカーのつくった良い商品をアピールでき、ブランドイメージの訴求にも効果があると考えている」と説明する。さらに横浜店ではメーカー・ブランド別展に磨きをかけ、年末商戦に向けてお客様の需要が高まるであろう、薄型テレビやDVDレコーダーなど売れ筋商品を中心に、より商品が選びやすい配置を展開していくという。
同社は先にオープンした秋葉原店をはじめ、神奈川県においても川崎、上大岡に大きな店舗を構えているが、「各店舗の物流を滞りなく展開するためにも、今年から川崎に広さ10,000坪の物流センターを稼働させている。インターネットで商品をお買い求めになるお客様も含めて、ますますサービスを充実させていくつもりだ」と藤沢氏は抱負を語った。
続いて横浜店の店長を務める松井氏が挨拶を行った。松井氏は同社の開店プロジェクトリーダーとしても活躍される立場であり、秋葉原店の立ち上げにも参加したスペシャリストだ。いよいよ開店前日を迎えた今日も、「準備は万全の体制」と語り、自信をのぞかせた。松井氏はこれまでに横浜で展開してきた3つの店舗が獲得してきた顧客も大切にしながら、さらに県内近郊に住む新しい顧客も獲得していきたいと意気込む。店内の設備としては、ベビーカーや車椅子もストレスなく移動できる広い通路を設け、清潔なトイレを新しく設置したという。また「年末はお子様連れのお客様をお出迎えするために、おもちゃのアイテムは秋葉原店以上の品揃えを実現した」とし、メーカー・ブランド別展示のグレードアップも改めて強調した。
以下に本日の会場で行われた質疑応答の模様を紹介する。
Q:横浜店の従業員数は
A:アルバイトを含めると約500人の体制を組んでいる
Q:年商目標はどれくらいか
A:マルチメディアAkibaの時は500億と申し上げた。横浜店は秋葉原よりも少し小さいが、従来店からの顧客を獲得しているぶん、同じ500億が目標にできると考えている
Q:店内の改装投資額は
A:エスカレーター、エレベーターや空調設備を含む大規模な改装を行った結果、全体で100億くらいと見積もっている
Q:同じ神奈川県内では川崎店、上大岡店があるが、これら店舗の集客に及ぼす影響はどのように考えているのか
A:各店ともそれぞれ品揃えが豊富で、地域に密着できている。横浜店の誕生による全店の活性化を期待している。悪い影響はそれほど心配していない
Q:来店客数はどの位の数を想定しているか
A:年末までに1日10万人平均を期待している
Q:ICタグの導入について準備は進んでいるか
A:現在色々な打ち合わせをしながら各メーカーの参画を呼びかけているところだ。来春には立ち上げたいと考えている
(Phile-web編集部)