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公開日 2006/08/03 17:29
ロジテック、ティアックとの共同開発モデル第1弾となるiPod用スピーカーを発表
ロジテック(株)とティアック(株)は、両社初の共同開発製品となる、iPod対応のサウンドシステム「LDS-Ri700」を発表した。
本機は9月中旬より発売される。カラーはホワイトとブラックの2種。価格はオープンだが、19,800円前後での販売が予想される。
「エソテリック」などのオーディオブランドを持つティアックはオーディオ設計のノウハウを活かし、本機の設計・生産を担当した。一方で周辺機器メーカーであるロジテックはPC周辺機器の販売で培ったマーケティング力を活かし、自社のAV・ネットワーク機器を対象とした「DiALiVE」ブランドの製品として本機をラインナップした。2社は今後も共同企画した製品をリリースしていく予定である。
本機には8種類のDockアダプタが付属する。Dockコネクタを搭載した各種iPodを本体中央に直接セットできるほか、AUX端子経由で、Dockコネクタ非搭載のiPodやiPod suffle、またはiPod以外にも外部出力端子を搭載したオーディオ機器と接続することも可能だ。また、映像端子とコンポジット映像端子を備えており、ビデオ対応iPodの動画も出力できる。
今回の製品企画にあたって同社がこだわったのが「高音質再生」の能力だという。本機にはティアック独自の低域増幅回路「DBSS」を採用し、入力音量に応じて低音域を可変し、迫力のある低音を再現できるという。また、フルレンジのスピーカー・ユニットを搭載し、バスレフ方式の採用により低音をさらに強化している。スピーカーは65mm径の防磁型で、テレビなどの側でも使用する際のノイズの問題を回避している。FM/AMチューナーやタイマー機能、スリープ機能なども搭載したほか、本体中央上部の備えられたLCDは調光機能付きで、2段階で明るさを選択できる。
今回の協業について、両社代表が発表会会場に列席し、それぞれにコメントした。
ティアック 代表取締役社長の英裕治氏は「2社の目指すものは似通っているし、共同で製品を企画すれば、それぞれの得意な分野と不得意な分野を補完しあい、いい製品ができると考えた。これからも多くの分野で様々な製品を共同企画していきたい」と挨拶した。
ロジテック 代表取締役社長の葉田順治氏は「LDS-Ri700にはDSPをつけておらず、アナログファンの人にお薦めしたい優しい音に仕上がっている。今後はUSBやSDメモリーカード、Bluetoothに対応させるなど、より拡張性の高いものも作ってきたい。さらに、DVD関連や、車載用、家庭用などの新しい分野にもどんどんチャレンジしていきたい」と述べた。
以下、発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.LDS-Ri700はロジテックブランドでの販売ということだが、エレコムブランドにしなかった理由は何なのか。
A.エレコムではPC周辺機器としてのスピーカーも展開してきた。スタンダードなAV関係の製品や、ネットワークやデジタル機器と接続する製品などはロジテックブランドで展開するという住み分けを行っているからだ。
Q.今度車載用や家庭用の商品を出していくということだが、具体的にいつ頃商品化されるのか。
A.年内に発表できる段階にはない。来年に向けて発売予定だ。
Q.LDS-Ri700の販売目標はどのくらいか。
A.日本市場では年内で2万台の販売を目標にしている。
(Phile-web編集部)
本機は9月中旬より発売される。カラーはホワイトとブラックの2種。価格はオープンだが、19,800円前後での販売が予想される。
「エソテリック」などのオーディオブランドを持つティアックはオーディオ設計のノウハウを活かし、本機の設計・生産を担当した。一方で周辺機器メーカーであるロジテックはPC周辺機器の販売で培ったマーケティング力を活かし、自社のAV・ネットワーク機器を対象とした「DiALiVE」ブランドの製品として本機をラインナップした。2社は今後も共同企画した製品をリリースしていく予定である。
本機には8種類のDockアダプタが付属する。Dockコネクタを搭載した各種iPodを本体中央に直接セットできるほか、AUX端子経由で、Dockコネクタ非搭載のiPodやiPod suffle、またはiPod以外にも外部出力端子を搭載したオーディオ機器と接続することも可能だ。また、映像端子とコンポジット映像端子を備えており、ビデオ対応iPodの動画も出力できる。
今回の製品企画にあたって同社がこだわったのが「高音質再生」の能力だという。本機にはティアック独自の低域増幅回路「DBSS」を採用し、入力音量に応じて低音域を可変し、迫力のある低音を再現できるという。また、フルレンジのスピーカー・ユニットを搭載し、バスレフ方式の採用により低音をさらに強化している。スピーカーは65mm径の防磁型で、テレビなどの側でも使用する際のノイズの問題を回避している。FM/AMチューナーやタイマー機能、スリープ機能なども搭載したほか、本体中央上部の備えられたLCDは調光機能付きで、2段階で明るさを選択できる。
今回の協業について、両社代表が発表会会場に列席し、それぞれにコメントした。
ティアック 代表取締役社長の英裕治氏は「2社の目指すものは似通っているし、共同で製品を企画すれば、それぞれの得意な分野と不得意な分野を補完しあい、いい製品ができると考えた。これからも多くの分野で様々な製品を共同企画していきたい」と挨拶した。
ロジテック 代表取締役社長の葉田順治氏は「LDS-Ri700にはDSPをつけておらず、アナログファンの人にお薦めしたい優しい音に仕上がっている。今後はUSBやSDメモリーカード、Bluetoothに対応させるなど、より拡張性の高いものも作ってきたい。さらに、DVD関連や、車載用、家庭用などの新しい分野にもどんどんチャレンジしていきたい」と述べた。
以下、発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.LDS-Ri700はロジテックブランドでの販売ということだが、エレコムブランドにしなかった理由は何なのか。
A.エレコムではPC周辺機器としてのスピーカーも展開してきた。スタンダードなAV関係の製品や、ネットワークやデジタル機器と接続する製品などはロジテックブランドで展開するという住み分けを行っているからだ。
Q.今度車載用や家庭用の商品を出していくということだが、具体的にいつ頃商品化されるのか。
A.年内に発表できる段階にはない。来年に向けて発売予定だ。
Q.LDS-Ri700の販売目標はどのくらいか。
A.日本市場では年内で2万台の販売を目標にしている。
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドLOGITEC
- 型番LDS-Ri700
- 発売日2006年9月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格19,800円前後)
【SPEC】 ●インターフェース:S映像、コンポジット映像、ヘッドホン端子、AUX IN端子、AM自立式アンテナ用端子 ●チューナー:AM/FM ●スピーカーユニット…65mm防磁型スピーカー×2 ●インピーダンス:4Ω ●スピーカー方式:バスレフタイプ ●S/N比 80dB(IHF-A)●外形寸法:320W×179H×171Dmm(突起部除く) ●質量:1.8kg