• ブランド
    特設サイト
公開日 2006/09/14 15:12

パイオニア、プラズマテレビ2モデルを発売 − 同社最大の60V型と42V型の限定モデル

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

PDP-607HX

PDP-427HXD
パイオニア(株)は、プラズマテレビ“ピュアビジョン”新製品として、同社として最大サイズとなる60V型の「PDP-607HX」と42V型の限定モデル「PDP-427HXD」を発売する。

新製品の価格と発売日は以下の通り。

 ・「PDP-607HX」 ¥800,000(税込)10月下旬
 ・「PDP-427HXD」¥OPEN(予想実売価格410,000円前後) 9月下旬
 
同社はこれまで、50V型と42V型の2サイズ展開を行ってきたが、今回60V型を投入したことにより、3サイズのラインナップが揃った。なお、「PDP-427HXD」は既存の「PDP-427HX」のデザインを変更したモデルで、3,000台限定の販売となる。

PDP-607HX

PDP-427HXD

仕様や機能は、6月に発売した“ピュアビジョン”第7世代機「PDP-507HX」「PDP-427HX」(関連ニュース)と同等。チューナーはテレビ本体に内蔵し、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ、地上アナログを1基備える。

パネル解像度は607HXが1,365 ×768、427HXが1,024×768。どちらも“新P.U.R.E. Black Panel”となっており、発光効率の向上や放電の安定化を実現した「高純度クリスタル層」や、前面フィルターのガラスを削除し、プラズマパネルとの一体化を実現したパイオニアの独自技術「ダイレクトカラーフィルター」を採用した。

“新P.U.R.E. Black Panel”の特徴

「ダイレクトカラーフィルター」を採用


映像回路は新P.U.R.E. Drive II”
映像回路は引き続き“新P.U.R.E. Drive II”を採用し、コンテンツの内容を解析して色合いを調整するする「インテリジェントカラー」、低輝度の表現や鮮鋭感を高める「インテリジェントDRC」などを備える。また、ブロックノイズリダクションやデジタルノイズリダクション、MPEG-NRなども搭載した。パネル駆動は同社独自の「フレックスCLEAR駆動法」で、映像の特徴を分析し、絵柄が最適になるよう階調表現の配分を自動調整する。607HXは、パネル駆動の最適化を行うことで、映像の高速処理を実現している。

また、レコーダーと赤外線受光用ケーブルで接続し、ボタン一つでレコーダーの電源を起動、ディスクナビ画面を表示する「レコーダーホットリンク」、も引き続き搭載。さらに、映画、音楽、スポーツ、アニメの4ジャンルを対象に、ボタン一つで該当番組を一覧する「快速番組サーチ」、大型ボタンで使いやすさを向上させたリモコンなども踏襲した。

HDMI端子は2系統を装備。1080p/24Hzの映像や、10ビットの映像入力にも対応している。

スピーカーはアンダースピーカータイプ。音質にこだわり、アンプは20kHz付近まで再生できるワイドレンジアンプを装備する。

同社が従来からこだわりを見せる、低消費電力化と軽量化にも配慮。607HXは、業界最小の低消費電力となる、定格消費電力468W、年間消費電力量480kWh/年を実現している。質量は607HXが56.3kg、427HXは29.0kgと、ともに業界最軽量となっている。

限定モデル「PDP-427HXD」は、従来の427HXの画面フレームの角にスラントを持たせたほか、テーブルトップスタンドをシルバーからブラックに変更した。開発の背景には、同社が行ったユーザーニーズ動向の調査結果があるとのことで、「パイオニア製品購入者のうち、本体のデザインを購入時に重視した方は50%で、他社製品購入者より多かった。好評を得ているデザインをさらに高めるため、今回マイナーチェンジを行ったモデルを開発した」という。

ユーザーニーズ調査から今回の新デザインモデルを企画した

427HXと427HXDの違い

フレームの端にスラント処理が施されている

オプションとして、607HX専用のテーブルトップスタンド「PDK-TS15」(62,000円)が10月下旬、427HXDなどに接続できるブラックのテーブルトップスタンド「PDK-TS25B」(37,000円)が9月中旬に発売される。

【問い合わせ先】
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
【SPEC】●画面サイズ:60V型 ●画素数:1,365×768 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ ●映像入力端子:HDMI2系統、ミニD-SUB15ピン1系統、ビデオ3系統、S2端子3系統、D4端子3系統 ●その他端子:デジタル放送出力1系統、ヘッドホン出力1系統、光デジタル出力1系統、ビデオコントローラー端子1系統、i.Link2系統、LAN端子1系統、電話回線1系統、コントロール端子入力1系統/出力1系統、USB入力端子1系統 ●外形寸法:1,480W×968H×118Dmm(スピーカー取り付け時) ●質量:56.3kg (ディスプレイ本体部、スピーカー部、金具の計)
  • ブランドPIONEER
  • 型番PDP-427HXD
  • 発売日2006年9月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格410,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:42V型 ●画素数:1,024×768 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ ●映像入力端子:HDMI2系統、ミニD-SUB15ピン1系統、ビデオ3系統、S2端子3系統、D4端子3系統 ●その他端子:デジタル放送出力1系統、ヘッドホン出力1系統、光デジタル出力1系統、ビデオコントローラー端子1系統、i.Link2系統、LAN端子1系統、電話回線1系統、コントロール端子入力1系統/出力1系統、USB入力端子1系統 ●外形寸法:1,040W×679H×115Dmm(スピーカー取り付け時) ●質量:29.0kg (ディスプレイ本体部、スピーカー部、金具の計)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX