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公開日 2006/09/15 09:28
ロジクール、PCと連動可能なユニバーサルリモコンを発売
(株)ロジクールは、ネットワーク対応リモコン“Logicool Harmony”「HM-882」と「HM-522」を9月21日より発売する。価格はオープンだが、同社直販サイトではHM-882は29,800円、HM-522は14,800円で販売される。
両機とも対応OSはWindows 2000/XPおよびMac OSX10.2以降。セットアップの際は、同梱のソフト「Remote Software 5.3」をPCにインストールする必要がある。
特徴には以下の二点が挙げられる。
ひとつは、本製品とPCとをUSBで接続し、インターネット経由で専用ウェブサイトのデータベースにアクセス、自分の使用している機器とそのリモコンコードなどをダウンロードすることが可能な点だ。従来、学習リモコンへの機器登録は、あらかじめプリセットしてあるリモコンコードを入力したり、リモコン同士を向き合わせてコードを覚えさせる必要があったが、その手間を省くことができる。
データベースには古い機種から最新の機種に至るまで、2006年6月現在で4,000社/15万種類を越える機器が登録されており、毎日約1,000機種が新たに加えられる。
使用機器がデータベースに登録されていなくても、簡単なガイドに従いながらリモコンの赤外線信号を学習させることができる。また、その学習データは同社の管理センターによって収集され、データベースに加えるフィードバックがなされる。
そしてもうひとつは、同社独自の「Smart Start Technology」だ。これはマクロプログラムに登録されたデバイスの状況を記憶しておく機能である。マクロからマクロへの連続操作の際、従来機はマクロ間に関連性を持たせず、全くの独立した動作として行っていたが、本機は「Smart Start Technology」により各マクロ間に使用されるデバイスのON/OFFを自動的に判別し、無駄のない順序で作動させることができる。
HM-882はハイエンドという位置づけ。カラー液晶ディスプレイを備え、リチウムバッテリー使用で、クレードルタイプの充電ドックが付属する。最大15機器、255通りのアクティビティを登録することが可能だ。液晶ディスプレイはラージフォント表示や背景画像、アイコンのカスタマイズなどもできる。
HM-522はエントリーモデルという位置づけ。ブルーバックライトのモノクロ液晶ディスプレイを備え、バッテリーには単四電池を使用し、最大12機器、255通りのアクティビティを登録することができる。
両機は先行発売されたアメリカモデルを日本向けにカスタマイズして販売される。カスタマイズされた点は、デジタル放送の双方向番組で使用される青/赤/緑/黄のボタンの追加と、十字キーの形状などだ。
なお、発売に先立って、9月12日にマスコミ向けの発表会が開かれた。
同社はアメリカにおけるハイエンドリモコン市場、中でも多機能+学習型リモコンのシェア伸び率を挙げ、日本でもホームシアター用途などのハイエンドリモコン市場が今後さらに成長すると予測。製品の説明を行った同社新規事業開発部 プロダクトマネージャーの倉石英典氏は、両機をあくまで「汎用的なリモコン」と強調。各電化製品にデフォルトで付属したリモコンのインターフェースの創意工夫の素晴らしさを挙げ、両機のコンセプトを「複雑化するAV機器の操作をシンプルにし、どんな人でも操作できるようにすること」と述べた。また、サポートセンターのきめ細やかなサービスについても強調し、「初心者でも分かりやすい、使いやすい」という商品コンセプトを積極的にアピールしていく、と販売戦略を語った。
【問い合わせ先】
ロジクール・Harmony カスタマー・サポートセンター
TEL/0120-202-674
(Phile-web編集部)
両機とも対応OSはWindows 2000/XPおよびMac OSX10.2以降。セットアップの際は、同梱のソフト「Remote Software 5.3」をPCにインストールする必要がある。
特徴には以下の二点が挙げられる。
ひとつは、本製品とPCとをUSBで接続し、インターネット経由で専用ウェブサイトのデータベースにアクセス、自分の使用している機器とそのリモコンコードなどをダウンロードすることが可能な点だ。従来、学習リモコンへの機器登録は、あらかじめプリセットしてあるリモコンコードを入力したり、リモコン同士を向き合わせてコードを覚えさせる必要があったが、その手間を省くことができる。
データベースには古い機種から最新の機種に至るまで、2006年6月現在で4,000社/15万種類を越える機器が登録されており、毎日約1,000機種が新たに加えられる。
使用機器がデータベースに登録されていなくても、簡単なガイドに従いながらリモコンの赤外線信号を学習させることができる。また、その学習データは同社の管理センターによって収集され、データベースに加えるフィードバックがなされる。
そしてもうひとつは、同社独自の「Smart Start Technology」だ。これはマクロプログラムに登録されたデバイスの状況を記憶しておく機能である。マクロからマクロへの連続操作の際、従来機はマクロ間に関連性を持たせず、全くの独立した動作として行っていたが、本機は「Smart Start Technology」により各マクロ間に使用されるデバイスのON/OFFを自動的に判別し、無駄のない順序で作動させることができる。
HM-882はハイエンドという位置づけ。カラー液晶ディスプレイを備え、リチウムバッテリー使用で、クレードルタイプの充電ドックが付属する。最大15機器、255通りのアクティビティを登録することが可能だ。液晶ディスプレイはラージフォント表示や背景画像、アイコンのカスタマイズなどもできる。
HM-522はエントリーモデルという位置づけ。ブルーバックライトのモノクロ液晶ディスプレイを備え、バッテリーには単四電池を使用し、最大12機器、255通りのアクティビティを登録することができる。
両機は先行発売されたアメリカモデルを日本向けにカスタマイズして販売される。カスタマイズされた点は、デジタル放送の双方向番組で使用される青/赤/緑/黄のボタンの追加と、十字キーの形状などだ。
なお、発売に先立って、9月12日にマスコミ向けの発表会が開かれた。
同社はアメリカにおけるハイエンドリモコン市場、中でも多機能+学習型リモコンのシェア伸び率を挙げ、日本でもホームシアター用途などのハイエンドリモコン市場が今後さらに成長すると予測。製品の説明を行った同社新規事業開発部 プロダクトマネージャーの倉石英典氏は、両機をあくまで「汎用的なリモコン」と強調。各電化製品にデフォルトで付属したリモコンのインターフェースの創意工夫の素晴らしさを挙げ、両機のコンセプトを「複雑化するAV機器の操作をシンプルにし、どんな人でも操作できるようにすること」と述べた。また、サポートセンターのきめ細やかなサービスについても強調し、「初心者でも分かりやすい、使いやすい」という商品コンセプトを積極的にアピールしていく、と販売戦略を語った。
【問い合わせ先】
ロジクール・Harmony カスタマー・サポートセンター
TEL/0120-202-674
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドLOGICOOL
- 型番HM-882
- 発売日2006年9月21日
- 価格¥OPEN(直販サイト価格29,800円)
【SPEC】●登録可能機器数:15台 ●液晶表示ボタン数:最大8個 ●ディスプレイ:大型カラー液晶 ●液晶カスタマイズ:あり(背景、アイコン、ラージフォント) ●電源:充電式リチウムイオン電池 ●外形寸法:200W×30H×55Dmm ●質量:約164g
- ブランドLOGICOOL
- 型番HM-522
- 発売日2006年9月21日
- 価格¥OPEN(直販サイト価格14,800円)
【SPEC】●登録可能機器数:12台 ●液晶表示ボタン数:最大4個 ●ディスプレイ:モノクロ液晶 ●液晶カスタマイズ:なし ●電源:単四電池×4本 ●外形寸法:210W×20H×53Dmm ●質量:約161g