HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2006/10/10 16:20
ドキュメンタリー映画注目の秋<2> 東京で見る山形ドキュメンタリー映画祭
本年の国際交流基金奨励賞・文化芸術交流賞を受賞した山形国際ドキュメンタリー映画祭の秀作が、東京御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センターで上映されている。
外国での認知が先行したかもしれない「山形国際ドキュメンタリー映画祭」。隔年開催のため映画祭のない今秋は、東京で昨年度の優秀作を中心にした上映会が20日まで開かれている。
映像機器の進化に従い、高レベルの映画製作と興行が、大きな商業資本に寄らずによりパーソナルにできるようになった。本映画祭でも応募数が飛躍的に増加。内容的には、一箇所や一国の製作によらないボーダレスな製作形態や、よりパーソナルな視点の映画が増加しているという。
10日(火)は、昨年スイスの映画祭との提携で実現した特集「All about me 私映画から見えるもの」から、自分の出自と家族についてを日本とスイスの若い女性監督が撮影した映画を上映。
11日(水)は、ここ数年、世界から高く評価される監督を輩出する中国からの作品。12日(木)は、イラク、オランダ、フィンランド作品。16日(月)は、カンボジアの過去と現在を記録する映画作家リティー・パニュの三作品など、各地の現実を描いた秀作が上映される。
日常へ入り込む視線を通じて、なかなか報じられないような各地の現実を知る旅をすることができる。国際的に評価される高水準のドキュメンタリー映画を見るチャンスだ。
会場は御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センター
当日券 1回1300円 3回 3600円
詳細は以下まで ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京
http://www.cinematrix.jp/dds/
「All about me」スイスプロデューサー ジャン・ペレ氏のインタビュー記事を2005年12月30日より本サイトで掲載。
http://www.phileweb.com/news/d-av/200512/30/14516.html
(文・山之内優子)
外国での認知が先行したかもしれない「山形国際ドキュメンタリー映画祭」。隔年開催のため映画祭のない今秋は、東京で昨年度の優秀作を中心にした上映会が20日まで開かれている。
映像機器の進化に従い、高レベルの映画製作と興行が、大きな商業資本に寄らずによりパーソナルにできるようになった。本映画祭でも応募数が飛躍的に増加。内容的には、一箇所や一国の製作によらないボーダレスな製作形態や、よりパーソナルな視点の映画が増加しているという。
10日(火)は、昨年スイスの映画祭との提携で実現した特集「All about me 私映画から見えるもの」から、自分の出自と家族についてを日本とスイスの若い女性監督が撮影した映画を上映。
11日(水)は、ここ数年、世界から高く評価される監督を輩出する中国からの作品。12日(木)は、イラク、オランダ、フィンランド作品。16日(月)は、カンボジアの過去と現在を記録する映画作家リティー・パニュの三作品など、各地の現実を描いた秀作が上映される。
日常へ入り込む視線を通じて、なかなか報じられないような各地の現実を知る旅をすることができる。国際的に評価される高水準のドキュメンタリー映画を見るチャンスだ。
会場は御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センター
当日券 1回1300円 3回 3600円
詳細は以下まで ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京
http://www.cinematrix.jp/dds/
「All about me」スイスプロデューサー ジャン・ペレ氏のインタビュー記事を2005年12月30日より本サイトで掲載。
http://www.phileweb.com/news/d-av/200512/30/14516.html
(文・山之内優子)