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公開日 2007/01/18 14:57
ソニー、ハイビジョン撮影対応のビデオカメラ3機種を発売 − 世界初の広色域「x.v.Color」対応
ソニーは、ビデオカメラ“ハンディカム”シリーズの新製品として、ハイビジョン撮影に対応した3機種を発表した。各モデルともに世界初の動画用広色域色空間「x.v.Color」に対応した点が大きな特長となる。
新たなハイビジョン対応機のラインナップは下記の通りだ。
■AVCHD対応 DVDビデオカメラ「HDR-UX7」/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)/2月10日発売
■AVCHD対応 DVDビデオカメラ「HDR-UX5」/¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)/2月10日発売
■HDV対応 ビデオカメラ「HDR-HC7」/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)/2月10日発売
上記にAVCHD対応のHDD搭載モデル「HDR-SR1」を加えたラインナップが、同社の07年春のハイビジョン対応モデルとして展開される。
各モデルの特徴を紹介していこう。
DVDモデルの上位機「UX7」はAVCHD規格を採用し、H.264フォーマットでDVDディスクへのハイビジョン記録が行える。DVD-R/+R DL/±RWの4種のディスクに対応する。
本機は先に米国で開催されたCES2007の同社ブースでも出展され、世界初の「x.v.Color」対応機としても話題を集めた(関連ニュース)。x.v.Color規格に対応したことにより、同規格に対応するテレビやディスプレイに接続することで、これまでのsRGBの色域を大きく超える色再現能力を実現する。x.v.Coloの色空間では、従来は表現できなかった「紅/橙/黄/紫」など鮮やかな花の色や、南国の海のエメラルド・グリーンなどが目で見た通りの色で忠実に再現されるようになるという。また物体の素材感や立体感についても、よりリアルな表現が可能になるとされている。
同じくx.v.Color規格に対応する、同社の薄型液晶テレビ“ブラビア”X2500シリーズと、本体搭載のHDMI端子または、コンポーネント端子で接続することにより、x.v.Colorの高精細な撮影映像が楽しめる。また、本機でハイビジョン撮影したDVDについては、x.v.Color規格に対応するBDZ-V9、PLAYSTATION 3でも再生ができる。本体内蔵マイクを使用って収録したドルビーデジタル5.1ch音声の再生も可能だ。同規格はHDMI ver.1.3でも正式に採用されており、今後様々な動画記録機器や再生機器に広がる見込みだ。(「x.v.Color(xvYCC)」の詳細)
HDR-UX7は、昨年9月発売の「HDR-UX1」よりも筐体の小型・軽量化が図られており、同社DVDビデオカメラ「DCR-DVD505」と同等の、外寸72W×87H×142Dmm、質量590gというコンパクトサイズを実現している。「小さいサイズで、ママでも使えるハイビジョンムービー」が商品のメインコンセプトの一つとなっている。
ハイビジョン映像の高画質撮影については、1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーのスペックを向上させ、総画素数320万画素、動画撮影時の有効画素数228万画素を実現している。静止画撮影については最大610万画素相当のスペックを実現。動画撮影中に静止画を同時記録することもできるが、この場合の静止画画素数は460万画素となる。静止画記録にはメモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duoを使用する。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ソニーのコンパクトビデオカメラとしては初めての搭載となる「光学式手ブレ補正」も採用した。動画の望遠撮影、低照度時の撮影や静止画撮影の際にも効果を発揮する。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現した。
本体には3.5型タッチパネル機能付きの大画面液晶ディスプレイを搭載。バッテリーは新開発の「Hシリーズ」を採用した。別売アクセサリーとなる、最大サイズのバッテリー「NP-FH100」(3月10日発売/¥21,000・税込)では約5時間の長時間撮影を実現している。
もうひとつのDVDモデルである「HDR-UX5」は、UX1と同等の基本性能を備えつつ、シンプルな操作系と一層の小型・軽量化が図られている。UX7同様、x.v.Color規格に対応し、より深みのある色再現を可能にした。
1/3型クリアビッドCMOSセンサーを搭載し、動画撮影時の総画素数320万画素、有効画素数は143万画素を実現している。また静止画撮影時は最大400万画素相当の撮影が、動画撮影中の静止画撮影は230万画素で同時記録が可能。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現し、「光学式手ブレ補正」の搭載により、手軽に高画質動画の撮影が可能となっている。本体には2.7型のタッチパネル機能付き液晶ディスプレイが搭載されている。
HDVビデオカメラ「HDR-HC7」は、今回発表されたDVDモデルと同じく、x.v.Color規格に対応。前機種の「HDR-HC3」と同様のコンパクトサイズを実現したハイビジョンムービーカメラだ。
本体には1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーを内蔵し、記録画素数は最大610万画素相当を実現。動画撮影時の総画素数は320万画素、有効画素数は228万画素となる。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現し、「光学式手ブレ補正」の搭載により、手軽に高画質動画の撮影が可能となっている。本体には2.7型のタッチパネル機能付き液晶ディスプレイを搭載している。
今回発売されるハイビジョン対応の3機種には、アプリケーションソフト「Picture Motion Browser」が付属し、PC上で撮影動画の再生・編集・管理等が可能になる。本ソフトでは150万画素のハイビジョン動画から約300万画素相当の静止画を生成し切り出せるほか、撮影データを日付ごとにカレンダー管理することもできる。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
新たなハイビジョン対応機のラインナップは下記の通りだ。
■AVCHD対応 DVDビデオカメラ「HDR-UX7」/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)/2月10日発売
■AVCHD対応 DVDビデオカメラ「HDR-UX5」/¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)/2月10日発売
■HDV対応 ビデオカメラ「HDR-HC7」/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)/2月10日発売
上記にAVCHD対応のHDD搭載モデル「HDR-SR1」を加えたラインナップが、同社の07年春のハイビジョン対応モデルとして展開される。
各モデルの特徴を紹介していこう。
DVDモデルの上位機「UX7」はAVCHD規格を採用し、H.264フォーマットでDVDディスクへのハイビジョン記録が行える。DVD-R/+R DL/±RWの4種のディスクに対応する。
本機は先に米国で開催されたCES2007の同社ブースでも出展され、世界初の「x.v.Color」対応機としても話題を集めた(関連ニュース)。x.v.Color規格に対応したことにより、同規格に対応するテレビやディスプレイに接続することで、これまでのsRGBの色域を大きく超える色再現能力を実現する。x.v.Coloの色空間では、従来は表現できなかった「紅/橙/黄/紫」など鮮やかな花の色や、南国の海のエメラルド・グリーンなどが目で見た通りの色で忠実に再現されるようになるという。また物体の素材感や立体感についても、よりリアルな表現が可能になるとされている。
同じくx.v.Color規格に対応する、同社の薄型液晶テレビ“ブラビア”X2500シリーズと、本体搭載のHDMI端子または、コンポーネント端子で接続することにより、x.v.Colorの高精細な撮影映像が楽しめる。また、本機でハイビジョン撮影したDVDについては、x.v.Color規格に対応するBDZ-V9、PLAYSTATION 3でも再生ができる。本体内蔵マイクを使用って収録したドルビーデジタル5.1ch音声の再生も可能だ。同規格はHDMI ver.1.3でも正式に採用されており、今後様々な動画記録機器や再生機器に広がる見込みだ。(「x.v.Color(xvYCC)」の詳細)
HDR-UX7は、昨年9月発売の「HDR-UX1」よりも筐体の小型・軽量化が図られており、同社DVDビデオカメラ「DCR-DVD505」と同等の、外寸72W×87H×142Dmm、質量590gというコンパクトサイズを実現している。「小さいサイズで、ママでも使えるハイビジョンムービー」が商品のメインコンセプトの一つとなっている。
ハイビジョン映像の高画質撮影については、1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーのスペックを向上させ、総画素数320万画素、動画撮影時の有効画素数228万画素を実現している。静止画撮影については最大610万画素相当のスペックを実現。動画撮影中に静止画を同時記録することもできるが、この場合の静止画画素数は460万画素となる。静止画記録にはメモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duoを使用する。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ソニーのコンパクトビデオカメラとしては初めての搭載となる「光学式手ブレ補正」も採用した。動画の望遠撮影、低照度時の撮影や静止画撮影の際にも効果を発揮する。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現した。
本体には3.5型タッチパネル機能付きの大画面液晶ディスプレイを搭載。バッテリーは新開発の「Hシリーズ」を採用した。別売アクセサリーとなる、最大サイズのバッテリー「NP-FH100」(3月10日発売/¥21,000・税込)では約5時間の長時間撮影を実現している。
もうひとつのDVDモデルである「HDR-UX5」は、UX1と同等の基本性能を備えつつ、シンプルな操作系と一層の小型・軽量化が図られている。UX7同様、x.v.Color規格に対応し、より深みのある色再現を可能にした。
1/3型クリアビッドCMOSセンサーを搭載し、動画撮影時の総画素数320万画素、有効画素数は143万画素を実現している。また静止画撮影時は最大400万画素相当の撮影が、動画撮影中の静止画撮影は230万画素で同時記録が可能。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現し、「光学式手ブレ補正」の搭載により、手軽に高画質動画の撮影が可能となっている。本体には2.7型のタッチパネル機能付き液晶ディスプレイが搭載されている。
HDVビデオカメラ「HDR-HC7」は、今回発表されたDVDモデルと同じく、x.v.Color規格に対応。前機種の「HDR-HC3」と同様のコンパクトサイズを実現したハイビジョンムービーカメラだ。
本体には1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーを内蔵し、記録画素数は最大610万画素相当を実現。動画撮影時の総画素数は320万画素、有効画素数は228万画素となる。
レンズはカールツァイスの「バリオ・ゾナーT*」を採用。ズームは光学10倍、デジタル20倍を実現し、「光学式手ブレ補正」の搭載により、手軽に高画質動画の撮影が可能となっている。本体には2.7型のタッチパネル機能付き液晶ディスプレイを搭載している。
今回発売されるハイビジョン対応の3機種には、アプリケーションソフト「Picture Motion Browser」が付属し、PC上で撮影動画の再生・編集・管理等が可能になる。本ソフトでは150万画素のハイビジョン動画から約300万画素相当の静止画を生成し切り出せるほか、撮影データを日付ごとにカレンダー管理することもできる。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドHDR-UX7
- 型番HDR-UX7
- 発売日2007年2月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.9型クリアビッドCMOSセンサー レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」 ●液晶モニター:3.5型ワイド 21.1万ドット ●記録メディア:DVD-R/DVD+R DL/DVD-RW/DVD+RW、メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo ●本体質量:約590g ●外形寸法:72W×87H×142Dmm
- ブランドSONY
- 型番HDR-UX5
- 発売日2007年2月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/3型クリアビッドCMOSセンサー ●レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」 ●液晶モニター:2.7型ワイド 21.1万ドット ●記録メディア:DVD-R/DVD+R DL/DVD-RW/DVD+RW、メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo ●本体質量:約530g ●外形寸法:72W×87H×142Dmm
- ブランドSONY
- 型番HDR-HC7
- 発売日2007年2月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●イメージセンサー:1/2.9型クリアビッドCMOSセンサー ●記録メディア:ミニDVテープ(動画)、メモリースティックデュオ・メモリースティックPROデュオ(静止画) ●液晶モニター:2.7型(16対9) ●レンズ:カール・ツァイスレンズ(バリオ・ゾナーT) ●ズーム:光学10倍、デジタル80倍 ●外形寸法:82W×82H×138Dmm ●質量:約550g(本体)