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公開日 2007/03/06 15:59
HPが日本市場向けコンシューマーPCを強化 − 新「Pavilionシリーズ」を発表
日本ヒューレット・パッカード(株)は、本日都内で記者発表会を開催し、日本市場のコンシューマー向けPC「Pavilionシリーズ」の新製品を公開した。
今回同社から発表されたのは、デスクトップタイプの「s3000シリーズ」「v7000シリーズ」と、ノートタイプの「tx1000/CTシリーズ」「dv6200/CTシリーズ」「dv9200/CTシリーズ」の各機種。同社が日本のコンシューマー向けとなるPC商品を発売するのは約4年振りとなる。販売は3月6日より開始され、同社の直販サイト「HP Directplusオンラインストア」等で取り扱われる。
デスクトップシリーズは同社の東京・昭島工場で、厳しい品質管理のもとに生産される「MADE IN TOKYO」モデルとなる。ユーザーの好みに合わせたカスタマイズにも対応する。デザイン面での強化を図り、筐体には光沢ブラックを基調としたカラーリングを採用。電源の投入とともにブルーLEDが点灯するスタイリッシュなデザインとしている。s3000シリーズではHP Mini PMD(ミニポケットメディアドライブ)と呼ばれる、120GBの着脱式ポータブルHDDドライブの専用ベイを標準搭載している。v7000シリーズもUSB経由でHP Mini PMDの接続に対応する。
ノートPCの新シリーズもそれぞれデザインに注力したモデルとなっている。dv6200/CTシリーズでは独自の外装加飾工法を用いた「ZENデザイン」により、キズがつきにくく高級感のあるデザインを実現。豊富なカスタマイズメニューを揃え、AMD Turionデュアルコアプロセッサ、NVIDIA GeForce Go 7200グラフィックスなどを選択し、ハイスペックな構成にすることも可能だ。またB5サイズのtx1000/CTシリーズではタッチパネル式のツイスト式12.1インチワイド液晶を搭載している。
本日行われた記者発表会では、同社よりパーソナルシステムズ事業統括 取締役 副社長執行役員の岡隆史氏が出席した。岡氏は「HPは現在、ワールドワイドで好調な業績を記録している。中でもコンシューマー向けPCが高い世界シェアを獲得し、勢いに乗っている。日本ではこれまで企業向けPCのビジネスに特化してきたが、この分野で培ってきた製品開発と販売インフラの経験値を活かして、今回はコンシューマー向けPC市場に約4年ぶりとなる再参入を宣言する運びとなった」と語り、日本市場に向けた新シリーズ投入の背景を明らかにした。
今回発表された新製品については「“パーソナル・アゲイン”をキャッチフレーズに、一人一人のカスタマーのニーズやライフスタイルに合わせた、豊かな選択肢を揃えたうえでの展開を推し進めていく。カスタマーサポートについても、国内ユーザーの視点に立ったきめ細かなサービスを迅速に提供していく」と意気込みを語った。
本日の発表会会場には、米ヒューレット・パッカード カンパニーよりコンシューマPCビジネスユニット バイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャーのリチャード・ウォーカー氏も出席した。日本も含めたコンシューマー向けPCの世界戦略について語ったウォーカー氏は「現在当社ではPCのビジネスが全体の約3分の1を占め、大変好調だ。今後はコストパフォーマンスもさることながら、新しいコンシューマー体験を提供するラインナップを紹介していきたい」と説明した。今回日本市場に向けて送り出すラインナップについては「デザイン面での差別化にも力を入れて取り組んだ」という。
また、米国での発売が予定されているフラグシップモデル「HP TouchSmart PC」も紹介された。本機は19インチワイドのタッチパネル式液晶を搭載したデスクトップタイプのPCだが、本体にビデオ録画機能や高音質スピーカー、フォトプリンター機能などを内蔵したマルチエンターテインメントモデルとなる。本機のデモを行ったウォーカー氏は「ユーザーは画面に触れるだけの簡単な操作でPCによるエンターテインメントが家電感覚で楽しめる。リッチなデジタルエンターテインメント体験を本機によって提供していきたい」と語った。なお本機の日本国内での発売開始時期や仕様については未定となっている。
【問い合わせ先】
HP Directplus
TEL/03-6416-6161
(Phile-web編集部)
今回同社から発表されたのは、デスクトップタイプの「s3000シリーズ」「v7000シリーズ」と、ノートタイプの「tx1000/CTシリーズ」「dv6200/CTシリーズ」「dv9200/CTシリーズ」の各機種。同社が日本のコンシューマー向けとなるPC商品を発売するのは約4年振りとなる。販売は3月6日より開始され、同社の直販サイト「HP Directplusオンラインストア」等で取り扱われる。
デスクトップシリーズは同社の東京・昭島工場で、厳しい品質管理のもとに生産される「MADE IN TOKYO」モデルとなる。ユーザーの好みに合わせたカスタマイズにも対応する。デザイン面での強化を図り、筐体には光沢ブラックを基調としたカラーリングを採用。電源の投入とともにブルーLEDが点灯するスタイリッシュなデザインとしている。s3000シリーズではHP Mini PMD(ミニポケットメディアドライブ)と呼ばれる、120GBの着脱式ポータブルHDDドライブの専用ベイを標準搭載している。v7000シリーズもUSB経由でHP Mini PMDの接続に対応する。
ノートPCの新シリーズもそれぞれデザインに注力したモデルとなっている。dv6200/CTシリーズでは独自の外装加飾工法を用いた「ZENデザイン」により、キズがつきにくく高級感のあるデザインを実現。豊富なカスタマイズメニューを揃え、AMD Turionデュアルコアプロセッサ、NVIDIA GeForce Go 7200グラフィックスなどを選択し、ハイスペックな構成にすることも可能だ。またB5サイズのtx1000/CTシリーズではタッチパネル式のツイスト式12.1インチワイド液晶を搭載している。
本日行われた記者発表会では、同社よりパーソナルシステムズ事業統括 取締役 副社長執行役員の岡隆史氏が出席した。岡氏は「HPは現在、ワールドワイドで好調な業績を記録している。中でもコンシューマー向けPCが高い世界シェアを獲得し、勢いに乗っている。日本ではこれまで企業向けPCのビジネスに特化してきたが、この分野で培ってきた製品開発と販売インフラの経験値を活かして、今回はコンシューマー向けPC市場に約4年ぶりとなる再参入を宣言する運びとなった」と語り、日本市場に向けた新シリーズ投入の背景を明らかにした。
今回発表された新製品については「“パーソナル・アゲイン”をキャッチフレーズに、一人一人のカスタマーのニーズやライフスタイルに合わせた、豊かな選択肢を揃えたうえでの展開を推し進めていく。カスタマーサポートについても、国内ユーザーの視点に立ったきめ細かなサービスを迅速に提供していく」と意気込みを語った。
本日の発表会会場には、米ヒューレット・パッカード カンパニーよりコンシューマPCビジネスユニット バイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャーのリチャード・ウォーカー氏も出席した。日本も含めたコンシューマー向けPCの世界戦略について語ったウォーカー氏は「現在当社ではPCのビジネスが全体の約3分の1を占め、大変好調だ。今後はコストパフォーマンスもさることながら、新しいコンシューマー体験を提供するラインナップを紹介していきたい」と説明した。今回日本市場に向けて送り出すラインナップについては「デザイン面での差別化にも力を入れて取り組んだ」という。
また、米国での発売が予定されているフラグシップモデル「HP TouchSmart PC」も紹介された。本機は19インチワイドのタッチパネル式液晶を搭載したデスクトップタイプのPCだが、本体にビデオ録画機能や高音質スピーカー、フォトプリンター機能などを内蔵したマルチエンターテインメントモデルとなる。本機のデモを行ったウォーカー氏は「ユーザーは画面に触れるだけの簡単な操作でPCによるエンターテインメントが家電感覚で楽しめる。リッチなデジタルエンターテインメント体験を本機によって提供していきたい」と語った。なお本機の日本国内での発売開始時期や仕様については未定となっている。
【問い合わせ先】
HP Directplus
TEL/03-6416-6161
(Phile-web編集部)