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公開日 2007/03/08 17:37
RWPPI、TRIAの協力により台北市で第4回目のRRTセミナーを開催
RWプロダクツ プロモーション イニシアティブ(略称 RWPPI)は3月8日、台湾の台北市において第4回目のラウンドロビンテストセミナーを開催した。
セミナーは3月8日午後よりGrand Formosa Regent Taipeiで開催された。今回のセミナーでは、前回の第3回セミナーに引き続き、DVD-RW/DVD-R規格製品市場とその供給で成長著しい台湾で、RWPPIのラウンドロビンテストの活動内容・成果を紹介し、より多くの台湾メーカーに互換性テストへの参加を呼びかけることを目的としたもの。
当日のセミナーでは、2006年6月より2007年1月まで行われた第6次互換性試験(RRT Stage6)のテスト結果レポートを中心に、ラウンドロビンテスト全般に関する活動内容や今後のテストの実施計画が紹介された。また、ラウンドロビンテスト活動の推進母体であるRWPPIの活動内容についても、あわせて紹介が行われた。
RWPPIの会員会社より、合計44社が参加した「RRT Stage6」では、RDVDCの互換性ワーキンググループと協働する業界最大規模のDVD互換性試験を実施し、記録可能なDVDに関連するハード、メディア、PCアプリケーション他より世界の主要なメーカーの機器、製品が一堂に揃い、対象となる、DVD-R 16倍速、8cmDVD-RW 2倍速、DVD-R DL 4倍及び8倍速の、それぞれの記録・再生互換検証が行われた。具体的に以下のような成果が得られている。
1.DVD-RW/DVD-Rディスクと対応ライターの記録物理特性に関して、ディスクメーカー24社、39モデル、およびライターメーカー9社、10モデル間で合計215項目の試験を行い、安定した記録品質が確保されていること確認した。
2.DVD-RW/DVD-R対応ライターに関して、8社、10モデル間にて合計152の確認項目の論理互換性試験を実施。参加モデル間での記録・再生互換性を確認し、同時に参加メンバーの規格に関する共通理解をいっそう深めることができた。
3.DVD-RW/DVD-R対応レコーダー、DVDカムコーダー、およびPCオーサリングソフトに関して、9社、11モデル間での記録・再生・編集機能16項目(ビデオモード、VRモード、CPRM対応DVD-RDL、8cmディスク)にわたって高い互換性を確認した。
4.DVD-RW/DVD-R対応プレーヤー、ドライブ、およびPC再生ソフトウェアに関して、合計19社、80モデルにより4項目での再生互換性評価を行い、広範な環境下での再生互換を確認した。
今回開催された第4回台湾セミナーについて、台湾記録メディア工業会(TRIA)の議長であるGordon Yeh氏(RITEK社CEO)は、「拡大するDVD市場にあって、ディスクや記録再生機器間での互換性はますます重要になってきている。4回目を迎える今回のRWPPIラウンドロビンテスト台湾セミナーは、業界挙げての活動という意味からTRIAも協力させていただき、開催が実現された。これを機に、さらに多くの企業がこの活動に参加することを期待したい」とコメントした。
RWPPIは今後の記録型DVD市場のメインサプライヤーとなる台湾からのさらなる参加企業を得て、DVD-RW/DVD-R関連機器間での記録・再生互換性をさらに高め、今後のDVD市場全体の発展のためにも積極的に貢献して行く考えを明らかにしている。また、現在進めている共同互換性試験についても、今後開発される新規各メディアも取り込みながら継続して行われていく方針であるという。
(Phile-web編集部)
当日のセミナーでは、2006年6月より2007年1月まで行われた第6次互換性試験(RRT Stage6)のテスト結果レポートを中心に、ラウンドロビンテスト全般に関する活動内容や今後のテストの実施計画が紹介された。また、ラウンドロビンテスト活動の推進母体であるRWPPIの活動内容についても、あわせて紹介が行われた。
RWPPIの会員会社より、合計44社が参加した「RRT Stage6」では、RDVDCの互換性ワーキンググループと協働する業界最大規模のDVD互換性試験を実施し、記録可能なDVDに関連するハード、メディア、PCアプリケーション他より世界の主要なメーカーの機器、製品が一堂に揃い、対象となる、DVD-R 16倍速、8cmDVD-RW 2倍速、DVD-R DL 4倍及び8倍速の、それぞれの記録・再生互換検証が行われた。具体的に以下のような成果が得られている。
1.DVD-RW/DVD-Rディスクと対応ライターの記録物理特性に関して、ディスクメーカー24社、39モデル、およびライターメーカー9社、10モデル間で合計215項目の試験を行い、安定した記録品質が確保されていること確認した。
2.DVD-RW/DVD-R対応ライターに関して、8社、10モデル間にて合計152の確認項目の論理互換性試験を実施。参加モデル間での記録・再生互換性を確認し、同時に参加メンバーの規格に関する共通理解をいっそう深めることができた。
3.DVD-RW/DVD-R対応レコーダー、DVDカムコーダー、およびPCオーサリングソフトに関して、9社、11モデル間での記録・再生・編集機能16項目(ビデオモード、VRモード、CPRM対応DVD-RDL、8cmディスク)にわたって高い互換性を確認した。
4.DVD-RW/DVD-R対応プレーヤー、ドライブ、およびPC再生ソフトウェアに関して、合計19社、80モデルにより4項目での再生互換性評価を行い、広範な環境下での再生互換を確認した。
今回開催された第4回台湾セミナーについて、台湾記録メディア工業会(TRIA)の議長であるGordon Yeh氏(RITEK社CEO)は、「拡大するDVD市場にあって、ディスクや記録再生機器間での互換性はますます重要になってきている。4回目を迎える今回のRWPPIラウンドロビンテスト台湾セミナーは、業界挙げての活動という意味からTRIAも協力させていただき、開催が実現された。これを機に、さらに多くの企業がこの活動に参加することを期待したい」とコメントした。
RWPPIは今後の記録型DVD市場のメインサプライヤーとなる台湾からのさらなる参加企業を得て、DVD-RW/DVD-R関連機器間での記録・再生互換性をさらに高め、今後のDVD市場全体の発展のためにも積極的に貢献して行く考えを明らかにしている。また、現在進めている共同互換性試験についても、今後開発される新規各メディアも取り込みながら継続して行われていく方針であるという。
(Phile-web編集部)