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公開日 2008/10/31 18:16
ビクター「Nipper's Ginza」ショールームにデザインコンセプトスピーカーが登場
「東京デザイナーズウィーク2008」に出展
日本ビクター(株)は、10月31日より11月2日までの期間中「東京デザイナーズウィーク2008」に参加し、同社のショールーム「Nipper's Ginza」でユニークなスピーカーの出展を行っている。
今回のイベントは東京・銀座にあるビクターのショールーム「Nipper's Ginza」で開催されており、期間中は今年4月にミラノサローネに出展された、テクノロジーとエコロジーを融合させたスピーカーのデザインコンセプトモデルのサウンドも体験できる。
■デザインコンセプトモデル「kirikabu」
その名の通り、木の切り株をモチーフにしたユニークなデザインが印象的なデザインコンセプトスピーカー。1本のスピーカーには2基のフルレンジスピーカーが搭載され、コンパクトながら低音も豊かな量感で再生する。今回のイベントでは2chスピーカーのみでの出展となるが、アンプを内蔵した2.1chシステムへの将来的な展開も計画されているモデルであるという。
本体の上部に植物を生けられるところが本機のデザインにおける最大の特徴。デザインを担当した同社デザインセンター 第2デザイングループ デザイナーの柳井友一氏は「良い音を聴くと、人間だけでなく植物も元気になると言われています。また植物が人間にもたらす癒しの効果とともに、良い音と人間、植物の新しい関係をつくることがこのスピーカーのコンセプトでした」と語る。
本体エンクロージャーの材料には、プラスチックに植物廃材を混ぜてダイオキシンの発生を抑えた「エコプラスチック」が用いられている。また塗装も省くことで、エコ仕様も徹底されているという。本体上部には着脱式のカップを置き、植物を生けるデザインとなっているので水漏れの心配はないのだという。2つのスピーカーどうしを背面端子部に設けられたフックで繋いで設置することもでき、商品化されれば部屋の中で様々なレイアウトが楽しめそうだ。
■デザインコンセプトモデル「komorebi」
本機はホワイトの塗装レス光沢樹脂をエンクロージャーに用い、本体に2基のスピーカーを内蔵。前面には「木漏れ日」をイメージした緑のポリカーボネート製パーツを配置し、目には見えない音の揺らめきをデザインしたという、ワンボックスタイプの2chフロントサラウンドシステム。ビクターが2006年9月に発表した「ニアスピーカー・サラウンド」の技術がベースになっている。
同技術は「TVラックとソファの間」など、リスナーとスピーカーとの距離が比較的近接した小空間においても、高品位なサラウンド再生が楽しめるよう開発されたものである。今回展示されたモデルのコンセプトについて、デザインを担当した同社デザインセンター 商品デザイングループ 土屋人詩氏は「本機の独特なサラウンド音場により、ディスプレイに映し出された映像の世界に巻き込まれるような効果を演出したいと考えました」と語る。今回のイベントでは薄型テレビで環境映像を再生し、「komorebi」によるリアルなサラウンドの世界を味わうことができる。
今回の「東京デザイナーズウィーク2008」におけるビクターの出展では、同社の「サウンドテクノロジー」と「エコフレンドリーな世界」の融合を狙った“sound garden”というコンセプトが打ち出されている。展示内容を指揮した、同社デザインセンター 商品デザイングループ グループ長の宮森昭彦氏は「コンパクトな製品で電力を使わず、パーソナルな空間で上質なサウンドを楽しむライフスタイルを提案することがコンセプトでした。スピーカーについては、大音量でなくてもしっかりとした音像で良い音が楽しめる製品に仕上がっています。デザイン面では、スピーカーは四角いものという既成概念を取り払い、人々の生活になじみやすいデザインを実現できたものと思います」と語る。
本イベントは「東京デザイナーズウィーク2008」の期間中、10月31日から11月2日まで開催されている。土曜・日曜の営業時間は11時から19時まで。ぜひこの機会に、ビクターが提案する新しい音とエコの世界、ユニークなスピーカーに触れてみてはいかがだろうか。
【イベントの詳細】
・開催場所:ビクターショールーム「Nipper's Ginza」
・電話:03-3289-2855
・営業時間:10/31 11:00-10:00、11/1&11/2 11:00-19:00
・入場料:無料
今回のイベントは東京・銀座にあるビクターのショールーム「Nipper's Ginza」で開催されており、期間中は今年4月にミラノサローネに出展された、テクノロジーとエコロジーを融合させたスピーカーのデザインコンセプトモデルのサウンドも体験できる。
■デザインコンセプトモデル「kirikabu」
その名の通り、木の切り株をモチーフにしたユニークなデザインが印象的なデザインコンセプトスピーカー。1本のスピーカーには2基のフルレンジスピーカーが搭載され、コンパクトながら低音も豊かな量感で再生する。今回のイベントでは2chスピーカーのみでの出展となるが、アンプを内蔵した2.1chシステムへの将来的な展開も計画されているモデルであるという。
本体の上部に植物を生けられるところが本機のデザインにおける最大の特徴。デザインを担当した同社デザインセンター 第2デザイングループ デザイナーの柳井友一氏は「良い音を聴くと、人間だけでなく植物も元気になると言われています。また植物が人間にもたらす癒しの効果とともに、良い音と人間、植物の新しい関係をつくることがこのスピーカーのコンセプトでした」と語る。
本体エンクロージャーの材料には、プラスチックに植物廃材を混ぜてダイオキシンの発生を抑えた「エコプラスチック」が用いられている。また塗装も省くことで、エコ仕様も徹底されているという。本体上部には着脱式のカップを置き、植物を生けるデザインとなっているので水漏れの心配はないのだという。2つのスピーカーどうしを背面端子部に設けられたフックで繋いで設置することもでき、商品化されれば部屋の中で様々なレイアウトが楽しめそうだ。
■デザインコンセプトモデル「komorebi」
本機はホワイトの塗装レス光沢樹脂をエンクロージャーに用い、本体に2基のスピーカーを内蔵。前面には「木漏れ日」をイメージした緑のポリカーボネート製パーツを配置し、目には見えない音の揺らめきをデザインしたという、ワンボックスタイプの2chフロントサラウンドシステム。ビクターが2006年9月に発表した「ニアスピーカー・サラウンド」の技術がベースになっている。
同技術は「TVラックとソファの間」など、リスナーとスピーカーとの距離が比較的近接した小空間においても、高品位なサラウンド再生が楽しめるよう開発されたものである。今回展示されたモデルのコンセプトについて、デザインを担当した同社デザインセンター 商品デザイングループ 土屋人詩氏は「本機の独特なサラウンド音場により、ディスプレイに映し出された映像の世界に巻き込まれるような効果を演出したいと考えました」と語る。今回のイベントでは薄型テレビで環境映像を再生し、「komorebi」によるリアルなサラウンドの世界を味わうことができる。
今回の「東京デザイナーズウィーク2008」におけるビクターの出展では、同社の「サウンドテクノロジー」と「エコフレンドリーな世界」の融合を狙った“sound garden”というコンセプトが打ち出されている。展示内容を指揮した、同社デザインセンター 商品デザイングループ グループ長の宮森昭彦氏は「コンパクトな製品で電力を使わず、パーソナルな空間で上質なサウンドを楽しむライフスタイルを提案することがコンセプトでした。スピーカーについては、大音量でなくてもしっかりとした音像で良い音が楽しめる製品に仕上がっています。デザイン面では、スピーカーは四角いものという既成概念を取り払い、人々の生活になじみやすいデザインを実現できたものと思います」と語る。
本イベントは「東京デザイナーズウィーク2008」の期間中、10月31日から11月2日まで開催されている。土曜・日曜の営業時間は11時から19時まで。ぜひこの機会に、ビクターが提案する新しい音とエコの世界、ユニークなスピーカーに触れてみてはいかがだろうか。
【イベントの詳細】
・開催場所:ビクターショールーム「Nipper's Ginza」
・電話:03-3289-2855
・営業時間:10/31 11:00-10:00、11/1&11/2 11:00-19:00
・入場料:無料